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2018.08.08 16:16

2020年度から大きく変わる大学入試センター試験。
教育関係者(とくに高校・大学関係)は「大学入試センターメールマガジン」は必読。まとめて情報が届きます。

本日「大学入試センター 新テスト実施企画部試験問題企画官(化学担当)」のリレートークが掲載されていました。
経産省「未来の教室」関連のPJでは、問題発見・解決力を育むために、社会や社会課題への「ワクワク」感を大事にしようとしていますが、下記調査官も全く同じですね。
省庁を超えて同じ方向を向いていることを強く感じます。

(以下、リレートークより抜粋)
学校での12月と言えば、センター試験対策と銘打った問題集を、時間の限りこなしていくというものが恒例でしたが、こうして日々試行調査(プレテスト)の問題を見ていると、例えば、実験レポートを一度も書いたことがない生徒が、実験器具の実物を一度も見たことも使ったこともない生徒が、果たして得点できるだろうかとよく頭をよぎります。

生徒が、新たに始まる共通テストで高得点をとるためには、生徒自ら、その科目を学ぶことが「楽しい」「好きである」と率直に言える状態であることが絶対に必要ではないかと思います。

「テストとは既にある能力を測るためのもので、テストが先で学習の改善を促すのは逆だ」というある大学教授の新聞記事を最近目にしたばかりですが、私が思い描く理想は、難解に見える課題に対して、学習した基本的な知識や技能が拠り所となって、次々と辿っていくと暗雲が無くなり視界がぱっと開くように、想定外に解けてしまう。うれしくて、ますます化学を勉強したくなる。そういう展開になる問題です。

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2018.01.26 17:20

最近、経済産業省の「未来の教室」関係の投稿が多いです。

▼未来の教室とEdTech研究会
http://www.meti.go.jp/press/2017/01/20180116001/20180116001.html

一方で私は、文部科学省の新学習指導要領の方向性にも個人的にはかなり強く賛同しています。
▼平成29年3月公示 新学習指導要領(次期学習指導要領)文部科学省告示
https://ictconnect21.jp/document/170331_next_shidoyoryo/

手段は別にして、一番大きな目的と方向性は、新学習指導要領と「未来の教室」で向かおうとしているところは「全く」と言っていいほど同じだと思っています。


経産省の「未来の教室」関係の、世の中の様々な投稿を見ると「文科省が動かない(やらない)から…」的な表現を見ることがありますが、正確には違うと思います。「やれない」んですよ。様々な制約条件(予算・制約・ちょっとしたことで批判の電話がかかってきてそれに時間を費やさなければいけない←これが一番無駄と声高に言いたい)があって。
なかのひとはほんと、すごくすごく、を何度言ってもいいほど、頑張られていますよ。

一方で、「未来の教室」に違和感を覚え批判的な投稿もみますが、それもまたそれで「じゃあどうすればいいの」「今の閉塞状態(少しずつ明るくなっているとは感じていますが)を打破するアイディアあるの」と聞きたくなります。経産省のみなさんが、みんな必死に考えて制約条件をなるべく振り払いながらアウトプットしている活動があり、これまたなかのひとはほんと、すごくすごく、を何度言ってもいいほど、頑張られていますよ。


頑張っている人に敬意を表さず批判する姿が社会に余りにも蔓延している気がします。

私個人も、様々なアウトプット見て「それどうよ」と思うことはありますが(そして仲間内にそう表現することもありますが)、制約条件の中頑張っていることに対してまずは敬意を表するが先であって、そして「それどうよ」は安易に発しないようにしたいと思います(思わずするときもありますが。そうすることがある自分を認め、そういうことがあったら素直にごめんなさいと思いたい)。

そして、いくら自分が頑張っていても、そのひとが他人に対して敬意を無くしたら説得力を無くしますから、これもよくないと思います。
私も人に対して批判的になることはリアルのやり取りではありますが、その多くは自分の行動に過剰に制約が加わることへの防御が過剰になっての攻撃的批判になることであって(これがそうなりすぎる欠点はありますが、それは別の話として)、自分とは直接関係のない人の行動に対し攻撃的になることはないです(と思っています)。
簡潔に言えば「ヤツはヤツで頑張っているからほっときゃいいよ(自分とは違うけど、それでいいじゃん)」的姿勢が強いんですね。

みんながんばっている。
だから自分は自分のできることをやる。
他人に余計に干渉する時間を少しでも自分のやれることに費やす。
他人と関係するときは、関係することで物事が「よく」なるときであって、「よく」しようと思うときだけ(結果、得てして「それいいじゃん!」という支援の方が多くなる)。
そんあ社会の方がいいなあ。


最後に。
若い人は、そうなりつつあります。そうなろうとしています。
だから年配(40歳以上かな)は、自らが制約条件の中で戦いつつ、少しでもくだらない(とでもいいますか)制約条件を無くして、若い人ががんばれる、がんばることで社会を創る、それが幸せと思える環境整備、しませんか。

そのためには、「みんながんばっている」という姿勢から、自分とは違う価値観や手法の人への敬意がまず先だと思います。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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