自分が関わった業務に対し、ちょっとでも「いいところ」があったら、それを過大に表現してしまう人がいます。
たとえば…「費用対効果はいまいち、でも○○みたいなことも見られた」という「でも」以下が”必ず”続くタイプ。
ヒラ社員はまあ仕方ないと思います。PRしたい気持ちもわかりますから。
ですが、これが余りにも続けば、それは「言い訳」に受け取られます。
そして、管理職は…
でも、をいっちゃいけない、いっちゃいけない、結果責任なんだ、と、常に自分を厳しく見ておかないといけません。
結果への厳しさがあるからこそ、部下を立派に「ビジネスマン」に育てられます。
結果、とくに、自分の業務に対する結果責任に甘い管理職は、部下の能力を開花させられることはまずありません。
ほんとの意味で愛情のある管理職は、どちらでしょう?
厳しい結果をどう、部下に伝えるか、は、それこそ伝え方の技術でしょう。
新人が発想力を最大限に活かした案であったなら…
中堅が途中過程を迅速に、かつミスなくこなした案であったなら…
それは「結果はでなかったけど、お前は十分にやった。気にするな」と伝えた方がいいこともたくさんあります。
(もちろん、厳しく接しなければいけない場合もあります)
しかし、管理職は、結果がでなければ、「一生懸命やったんだ、俺は」というオーラを、周りに見せちゃ、決して、いけないのです。
だからこその管理職ですから。
2013.06.11 18:20
- カテゴリ :仕事のこと