Z会ブログトップへ

2011.12.12 23:50

今年に入り、「誤解」と言う言葉を、誰かに対して1回も発していません(多分)。


人が「誤解」という表現を使うときは、その多くが、自分の発した言葉に対し、相手に(自分の意図と)違う解釈をされた場合だと思います。
このようなケースでは

・相手が余りにも不勉強、あるいは「理解しよう」としていない場合
・自分の伝え方(表現、表情、…)が不適当だった場合

のどちらか、あるいは、両方が重なっています。


ならば、言葉を発した方が、一方的に相手へ「誤解だ!」と言い放つのは、尊大な態度だと思うのです。


少なくとも僕自身は、自分の意図が伝わらなかった理由を考えた方が、自身の成長につながると思っています。


まもなく受験シーズンに入りますが…
とくに、高校生、そしてさらに、東大を初めとした「二次試験に記述問題が多く出題される大学」を受験する方は、よくよく気をつけて欲しいんです。

自分が「できた!」と思って書いた答案が、大幅に減点され、その減点理由がつかめなかったとき…
「これは採点した方が間違っているよね」
なんて言わないように。。。

事実としてあるのは「そう解釈された」ということだけで、客観的に見て「誤って理解された」という根拠はどこにもありませんからね。


自分が「誤解しているよ」あるいは「誤解もはなはだしい」と言い切るときは、恐らくは次のようなケース。
僕の発したちょっとした言葉に、「声高に批判する」ましてや「誹謗中傷する」の領域に達した方向けに、自分の「盾」として使うとき。

まあ、ないですけどね(笑)
ソーシャルブックマーク:

2011.11.12 23:49

今年の自分自身の、仕事や教育に向けている情熱の傾け方を採点すると、正直10点にも満たない点数がでます。
なぜか、というと、寸暇を惜しんで集中する馬力が、去年までの平均値より格段に劣り、自宅で「なんかだるいから寝てよっと」という甘える時間が格段に増えたからです。
#精力的に動いているように見られる一方で、趣味を「寝ること」と公言する人間なので、自宅でやることがないときは寝ているんです、はい(苦笑)

たとえば今週。
先週3日に熱を出し、強力な風邪薬を飲んだ影響で、風邪は早く治った(治した)ものの体がだるく、この3日間は毎日10時間くらい寝てます(苦笑)
今日も、9時に一回目は覚めましたし、そこまで体はだるくなかったんですが、心のどこかで「休日くらいゆっくり寝かせてよ」という声が聞こえ、そっちに甘えてしまい、正午までベッド。
娘、1人で遊んでいる(妻は友人の結婚式で不在)。ダメ父親ですね。。。


思い返せば、僕には叱ってくれる人の存在が常にどこかにいました。
18歳までは、父親。
大学生時代は、慕っていた先輩。
社会人になってからは、上司。プライベートでは、彼女(苦笑)。
自分がだらしない時に「ええかげんにせえよ」という言葉なり、メッセージなりを送ってくれました。

今年。会社では管理職になり、指示される方から指示する方に回りました。
そんな僕に気を遣ってか、妻もダラダラしている僕に何も言いません。

どうもその状況に甘えており、甘えていることには気づいているんですが、「次の一手」が打てない現状。


叱ってくれる人って、大事にした方がいいですよ、と、読者の皆さんに伝えると同時に、叱ってくれる人がいなくても、しゃんと立たなければいけない自分自身に、喝を入れなければ。
ソーシャルブックマーク:

2011.08.23 23:10

環境ネットワーク・文京が、環境学習指導員養成講座(無料)を企画されています。
http://www.esys.t.u-tokyo.ac.jp/member/hanaki/BunkyoExpert.pdf

…と、環境ネットワーク・文京のことを以前から知っているようなくだりで入りましたが、今日初めて知ったNPOです(苦笑)。

知ったのは、東大の花木啓祐教授のFacebookウォールで。講座の代表を務められているようです。
花木教授、実は僕の、大学時代の卒論指導教官なんです。


今、教育にどっぷりつかり、脳内シエアの推定9割くらい(かな)は、何かしら教育について関係のあることを考えている僕ですが、教育に傾倒するようになったのは、「環境教育」がキッカケでした。
「環境教育」にたどり着いたのは、大学時代、環境工学を専攻している中で、(理系で言うところの)工学的アプローチではなく、教育的アプローチにより環境問題を解決したいと思ったから。
どんなアプローチも大切ですが、いまだに「僕が」「教育的アプローチを選択した」ことは、間違ってなかった、ほんとによかった、と思っています。

今では環境<教育となった自分ですが(どちらが大切、という比ではなく、自分が時間をかける比重において)、学生時代は環境>教育の人間でしたし、今でも環境問題に対する思いのようなものは持ち続けています。
ただ、表の活動!?から、「環境」への関わりはほとんどなくなっていましたので…
今回、「環境教育」ネタに出会ったのは、「再会」できたようで嬉しかったです。
そしてまた、お世話になった工学博士(教授)が、市民目線というか、教育的啓発活動というか…社会科学的アプローチの方まで関わってくださっていることに…
何か「工学」を捨て「教育」に踏み込んだ自分が、見捨てられてないんだなあ、というか、ご縁が続くもんなんだなあ、というか、そんな得も言われぬ感情をもちました。


実は、教育を真剣に考える学生たちが集う、「All関東教育フェスタ」というイベント実行委員の方でも、来る28日に環境教育の勉強会を開くようで。
http://kokucheese.com/event/index/15982/
このお知らせも先週きたばかりでした。


僕の心の中で、教育を志すキッカケになった「環境教育」、何かしてやろう、と、フツフツと熱いものがこみ上げてきました。

ソーシャルブックマーク:

2011.08.05 23:30

広報の姿勢、そして、リメディアル教育に取り組む姿勢など、いつも勉強させていただいている聖学院大学
8月13日にサマースクールを行うようです。

聖学院大学サマースクール

注目したのは建築クラス。上記サイト後半部にも掲載されていますが、聖学院大学のチャペルを設計された方(香山壽夫さん)自身が、その場で講演される、とのこと。
社会人の方はわかりますよね、モノを作った張本人が、そのモノを前にして語ることの貴重さを。
学生の方は、漫画のサイン会に漫画家本人が登場するシーンをイメージするといいでしょう。


以前、東大の卒業学科(都市工学科)のパーティーに、丹下健三さんがいらっしゃって、(相当なお年だったので)短いながらも、迫力のある言葉で講演されました。
現在の東京都庁を設計された方。パーティー会場からは、彼が設計した東京ドームホテルも見えました。

こういう雰囲気の場に参加しているときは、言葉にならないですよね。


「触れる。」
とくに、それまで興味がなかったものに「機会があるから触れて見よっと」という積極性が、その後の成長につながります。

今回の聖学院大学、サマースクールの機会を大事にし、首都圏の方(高校生中心)は、是非。
ソーシャルブックマーク:

2011.07.01 16:15

7月1日、電力制限発動の日に、教育業界にとってはビッグニュースが飛び込んできました。

東大、秋入学への以降検討 国際化を加速

自分が知る限り、上記の日経新聞の記事がファーストリリースでした。ただ、登録者ではないと読めませんので、読売新聞の記事も下記に紹介します。

東京大学、秋入学を検討…入試日程は現行のまま


脊髄反射的に「これは東大、本気だ。」と感じました。
“こんな話前からあったよ。また話だけで実行は難しい、という結論になるんでしょ”という、ありがちな感じ方で今回は捉えてはいけない、と。。。
私見ではありますが、教育関係にアンテナを高くしている僕の考え方を述べさせていただきます。


昨年の秋頃、とある大学の広報部長とお話しました。僕が信頼をおいている方の一人です。
彼からこんな発言がありました。

「センター試験は近いうちに取り止めになる、とヨんでいる」

理由その一。
「リスクマネジメントが叫ばれるこのご時勢に、大学入学希望者のほとんどが一斉に同じものを受ける試験形態は、危険極まりないから。」

理由その二。
「センター試験が廃止になっても、高大接続テストがあれば、文科省の天下り先が確保できるから。」
参)高大接続テスト(PDFです)
http://www.keinet.ne.jp/doc/gl/09/0708/toku_0907-2.pdf

この2つの理由についての更なる説明は、ここでは触れません(本題とは余り関係がないため)。
最後の理由その三。

「グローバルスタンダードを目指すのに、“1月に実施するセンター試験”は邪魔だから」

大学の国際化についての本気度。
文科省が「国際化拠点整備事業(グローバル30)」という事業を推進しています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/1260188.htm
2009年度(初年度)予算41億円、10年度は30億円、11年度は29億円です。
減額されつつはあるものの、10年度の事業仕分けにより「予算縮小」が命じられたにも関わらずこの金額ということや、仕分けの際に有名大学の理事・副理事が連名で「予算縮小に反対」の書名を出すなどからも本気度が伝わってきます。
別の尺度では、昨年話題になった文科省の「大学生の就業力育成支援事業」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/shugyou/1292891.htm
話題性ではグローバル30とは比べ物にならないほどあったんですが、こちらの予算が初年度30億。今年度29億。
現時点では同予算ですが、初年度予算のつき方、そして菅政権下で最大の課題と捉えられている「雇用の回復」を受けての就業力育成…と考えると、グローバル30への注力は並々ならぬものがあることがお分かりになるかと思います。


上記のようなことを大学関係者と話し、推測した昨年の秋。

そして、今年2月、京大カンニング事件が世間を大きく騒がせました。
犯罪というくくりの「悪いこと」の程度に比してマスメディアの騒ぎ方がはるかに大きかった、と思われたことも多いかと思います。
僕自身もその1人で、穿った見方をすれば「簡単に誰でもわかり、やっている人がいてもおかしくない(もちろん、いいこととは思いません)ものを、何で今さらのように“そんな技術があるなんて!”的に取り上げるんだろう」と感じていました。
…つまりは、(どこかの、誰かが)入試制度に一石を投じたい思惑のようなものを感じたんですね。


さらに震災。東大の合格発表が3月10日で、直後の天災だったことから、東大の教授陣でも入試のあり方が大きく議論されたようです(東大関係者へのヒアリングによります)。


それらを受けて今回の東大秋入学の記事。
全てのストーリーが

「大学の秋入学が日本において実行に移される」


方向に向かっていると、肌感覚で感じました。


大学広報の方との話から今日に至るまでの経験に付加して、今日の「記事が出た」ことについて思うこと。

1つは「なぜ7月1日だったか」ということ。
とても目立つ日ですよね。電力制限発動の日ですから、様々なニュースソースに「見に行く」個人活動の時間は昨日より増えていると思います。
記事の内容を見る限り、以前からわかっていたことを、今日リリースしたのは間違いないと見ています。
であれば、東大と日経が(普通の東大~日経の記事に比べても)目立たせたい、話題にしたい、という意図を伺えます。

2つめ「なぜ2時2分だったか」ということ。
他の新聞社がネットニュースで情報を察知し追いかけ、ソースを確かめ記事化すると、正午前後(結果的に)。
そこまでは「日経の記事」にしたかった…つまり「教育視点の意図」ではなく「経済視点での意図」の匂いを感じるのです。

3つめ。「なぜ日経新聞がファーストリリースだったか」ということ。
2つめと重なるのですが、東大→日経新聞という情報流通の流れが、かつ、それだけがオンリーワンで形成された、というところに、「経済」からの圧力(とでも申しますか)を感じます。


これらから…(重ねて、推測に過ぎないのですが、と断らせていただいて)次のように僕は考えました。

==========
大企業は外国人採用により本腰を入れたいと思っている。なぜなら(現状において)日本の学生よりずっと優秀だから。しかし卒業時期~たとえば、中国は6月が主~の関係で、今の「4月1日入社」はやりにくい。
→入学を9月にし、その後、将来的に「3月卒業」がスタンダードではなくなれば、名目上「秋入社」をスタンダードに出来、そして外国人採用がやりやすくなる。
→経済産業省、経済界も、本動きは賛成するのではないか?だから日経なのではないか?
==========


経済側も「賛成」にまわれば、文科省と経済産業省の意見の一致をみます。これは世の中、動く確率がグンと高まりますよね。

そういう世の中の状況を見越して、東大側がリリースした…だから「本気」だと思うんです。
このリリースをテコに、文科省も経産省も「そっちの方向」に動きやすくなる、という、レバレッジがレバレッジを生む循環も作れますし。。。

蛇足ですが、本記事をリリースすると「ギャップイヤーなんて…学生が遊ぶことに費やすだけだよ、きっと」的な意見が出ることはすぐに予想できます。
※ギャップイヤー=入試は春、入学は秋、とすると、6ヶ月間の合間がでる、その期間のこと。
東大側も100も承知でしょう。
→ギャップイヤーについて否定的な意見が集まれば、現状では「入試制度は変えない」としているものの、それこそ「入試制度自体を変える」(高校は3月卒業、しばらく受験勉強に専念させ、8月入試の9月入学、とか)ことへ舵を切りやすくもなる、なんて見方もできます


以上の推測について、1つ1つ細かいところを見れば、解釈があさっての方向を向いているかもしれません。僕の表現の貧しさもあり…(そう感じられたとしたらすいません)。
ただし、だとしても、全体として俯瞰すると、僕には「東大の秋入学検討はかなり本気」という肌感覚が先にくるのは確かなんです。

以上の推測について、1つ1つ細かいところを見れば、解釈があさっての方向を向いているかもしれません。僕の表現の貧しさもあり…(だとしたらすいません)。
ただし、だとしても、全体として俯瞰すると、僕には「東大の秋入学検討はかなり本気」という肌感覚が先にくるのは確かなんです。


パラダイムシフトがすぐそこにきています。

社会人になる前の皆さん、「いまのあり方」が変わることが、「早く」そして「速く一気に」「とてつもないレベルで」起きることは、今後頻発する、そんな時代の転換点に生きていると言う意識を持って、受身ではない自分造りをどんどんやってほしいと思います。

保護者の皆さん、「今までの受験体制において」成功するお子さんを育てることに執着しすぎず、どんなことがあっても、積極的で自ら実力・学力向上に努められるお子さまへと成長させてください。

そして、教育に関わるすべてのみなさん。子どもたちのために、日本の将来のために、今までの枠組みに囚われない教育法・教育サービスを生み出していきましょう。
誰よりも、「その先につながる実力養成」を謳うZ会に勤める、寺西隆行、自分自身に、強く伝えます。
ソーシャルブックマーク:

2011.06.03 23:50

ご飯食べて風呂に入るとそれでもう午前様。(風呂は「からすの行水」レベルの早さなんだけどな…)

昼食抜きで夕方まで踏ん張り、夕方の休憩時に15分ですばやくパンを入れる。


今日はこんな日。



今週、ご飯、風呂、寝る、で午前様の日がこれで3回目。。。
明日も勤務です。さすがにきっつい~


なんか4月から、こんなことばっかり書いてますね、ごめんなさい。
いつも投稿しているサイトの方も等閑になっているなあ…


6月中旬くらいまでこんな感じですが、ヤマ越えたらいわゆる「読み物ブログ」ももっと書いていくもんね、うん、絶対(←と宣言しておかねば…)


そんな皆さんに少しでも、Z会社員として退屈しないブログを提供。
Z会東大対策ブログ
始まりました♪
社会人の皆さんも「東大ってこうなんだ、ふーん」という目で見ると、意外と面白いと思いますよ。
ソーシャルブックマーク:

2011.03.24 16:46

リリースです、でででん!


=====

各位
2011年 3月24日
株式会社Z会


Z会は国立大合格発表当日に受験生をコーヒーでお祝い!
受験生へのインタビューの様子も動画で配信しています。


株式会社Z会は、東大・京大をはじめとする各国立大の前期試験合格発表に合わせて「合格報告会」を開催しました。そこで取材させていただいた合格発表当日の受験生の生の声を動画にて配信いたします。

東大では約150名のZ会会員の方に合格報告会に参加していただき、そのうち80名以上の方に取材させていただくなど、多くの受験生にご協力いただきました。
この合格インタビュー映像は、その受験生たちの喜びにあふれた表情や、後輩への熱いメッセージをおさめたものです。

Z会では「合格報告会」に向け、ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社の運営するコーヒー豆通販サイト「ほの珈琲」と共同で、受験の苦労を労うオリジナルブレンド『祝勝珈琲』も製作。「合格報告会」の記念品として『祝勝珈琲』(一杯抽出タイプ/非売品)と、“永久の幸せ”が花言葉のエコ素材ラバーウッドを使用したZ会ロゴ入りコースターを受験生にプレゼントして、合格を祝いました。

その「合格報告会」での熱気を、合格インタビュー映像からもきっと感じていただけるものと思います。

Z会は彼らの飛躍を願ってエールを送るとともに、これから受験生になる方を応援し続けてまいります。


合格インタビュー映像概要

■配信:Z会「合格報告会」Webサイト http://www.zkai.co.jp/home/voice/
■種類:東京大学編/京都大学編/全国編


一般販売用『祝勝珈琲』の製品概要

販売日 :2011年2月15日(火)
販売価格 :100g(豆/粉いずれか)で630円(税込)
使用豆生産国:コロンビア、エチオピア他
販売店舗 :ユーシーシーフードサービスシステムズのコーヒー豆通販サイト
『ほの珈琲』http://www.honocoffee.jp/
味わい特長 :「新しい生活への意欲を掻き立てる味わい」をテーマに、
コロンビアをベースとしてモカ他を配合。
コーヒー初心者も多い年代に喜ばれるブレンドを目指しました。
ガツンとパンチのきいた苦味があり、ミルク・シュガーを入れ
ても負けないコクをお楽しみいただけます。


株式会社Z会の概要

1.商号     :株式会社Z会
2.本社所在地  :静岡県駿東郡長泉町下土狩105?17
3.創業     :1931年
4.代表取締役社長:加藤文夫
5.主な事業内容 :(1)通信教育事業
          (2)首都圏および関西圏での教室事業
          (3)出版事業
          (4)模擬試験の運営

【本件に関するお問い合わせは】
電話:055-976-9280 メール:mail@zkai.co.jp
ソーシャルブックマーク:

2011.03.10 11:00

本日(3月10日)は2011年東大入試(前期)合格発表日。京大も今日ですね。
Z会でも合格おめでとうの輪企画を通じ、お祝いの気持ちをお届けしています。

ブログで記事を届けてくれる仲間たちも。
本日、2011東大・一橋大合格発表!(ただいま添削中。)
京大合格発表~(英語好きスイッチ)
合格報告(東マス便り)

このブログのページビューも毎年急激に上がるので(笑)、いいキッカケと思い

「本当に子どもの学力を伸ばしたいと思うなら」

のアドバイスを書きたいと思います。


タイトルで何のことかバレているかと思いますが(苦笑)、国公立大学前期入試(2月25、26日)以降、京大入試カンニング事件のニュースがマスコミを騒がせました。
毎日RTでは5日連続トップ記事。
毎日RTは読者の興味関心連動型新聞ですので、世間がとても興味をもったニュースだったといえます。
ニュース速報まで出る騒ぎに「マスメディアもそこまで過剰報道するな」「世間を煽って…」的なコメントもネット上に残されていましたが、メディアは世間の興味関心を届けるのが仕事の一つ。かつ、TVの場合、100%と全体のパイが決まっている視聴率を競争し、視聴率でCMの価格が決まるビジネス構造になっている以上、より世間の興味関心にあわせざるを得ないのは否めません。
もちろん、マスメディアとしての矜持も持ち合わせて欲しいですが、そうとばかりもいえないほど世論が見つめてしまったニュース、ということは、単なる批判屋にならないために、我々が理解しておかなければいけません。


閑話休題。カンニングしようとしたということ、ネットというツールを使ったということ、それぞれも話題のタネですが、僕が「世の中はどう見るかな」と思って動向を注目していたものの1つに

「丸投げ質問をどう見るか」

があります。

ものすごく久々に、Yahoo!知恵袋の「数学」のコーナーを見たのですが…
情けないくらい、丸投げ質問ばかり。
http://list.chiebukuro.yahoo.co.jp/dir/list/d2078297847/solved

本当にこのあり方がいいと思いますか?皆さん。


「○○の場所は品川のどの辺ですか?道に迷っていて…」「あ、△△のあたりですよ」的な質問まで否定するわけではありません。もちろん(常識的に考えれば分かることだと思いますが、このような例を出されて論点をずらされることもありますので、念のため)。
また、すごーく悩んでいた問題を丸投げで質問、回答を得ることで、短期的なモチベーションを高められることがあることも否定するつもりはありません。
要は

・インターネットのQ&Aサイトに
・未成年が
・(数学・英語を中心にした)「課題」と推測される問題を投稿し、回答を寄せられることを期待すること

について(メリット・デメリットを考慮し)「別にいいじゃん」と思っていますか?ということです。


私は断固禁止という姿勢です。

未成年に対し、教育の立場の人間が与える課題は、答を得ることが狙いではなく、答を求めるまでに試行錯誤し、様々な思考力を高めることが大きな目的であることの方が圧倒的に多いです。
答ではなく、答を得るまでのプロセスが大切。あえて「こんなこと常識でしょ」と断言します。

めまぐるしく変化するこれからの次代を、逞しく幸せに生きるためには、思考力の涵養が間違いなく大切です。
そして、そう思うのであれば、子どもたちに「丸投げ質問は断固禁止」という強い姿勢を見せるべきです。



先日、電通総研が、教育熱心パパ・ママの意識調査を発表しました。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=275898&lindID=5
調査結果はこちらです。
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0275898_01.pdf

様々な力の中で「思考力」を重視する人が最も多いこと、そして教育熱心な方ほどその傾向が高いこと、ハッキリ数字にも出ています。
この結果を元にして申し上げます。
「丸投げ質問は断固禁止」


2005年、ケータイで質疑応答ができるQ&Aサイト「めるみぃ」を開発、運営に携わっていました。
http://www.yumemi.co.jp/news/20050201a.html
あるとき、まさに「丸投げ質問」が届きました。
Z会の利用者は(若くても)毅然とした姿勢を見せる方が少なくないですので、「こんな質問しちゃいけないよ」「ラクしようとだけ思うんじゃない!」という回答が寄せられました。
そして挙句の果て、質問者は「学校の宿題でどうしてもできない」と断り書きを入れていましたが、それは嘘で、とある教育企業が主催する全国模試の問題であることが数時間後に発覚しました(ユーザーから指摘があったのです)。
#ちなみにそのとき僕は、質問はオープンにし、「管理者から回答」として「このような質問は禁止しています」と断りを申し上げました。

全国模試といっても地域の都合で、日程が前後する場合があります。
また、教育企業主催の全国模試の結果を評定平均に組み込む学校もあります。
つまり、Q&Aサイトの丸投げ質問に回答がつくことで、学校の成績を上げ、推薦入試などに有利に働かせることが可能なのです(理屈上は)。

これらの事実を元にして申し上げます。
「丸投げ質問は断固禁止」


もう1つ。
著名なQ&Aサイトに、「教えて!goo」があります。
http://oshiete.goo.ne.jp/
システムとQ&Aのコンテンツは株式会社オウケイウェイヴ社提供のOKWave
http://okwave.jp/
と同じものです。

オウケイウェイヴの兼元社長とは、少人数のお酒の席で熱く語りあったことがあり、彼は強く、本当に強く、

「丸投げ質問は断固禁止。質問事項の解決によりその人の成長や前進に寄与しなければいけないと思っている。丸投げ質問で回答を得ることは本人のためにならない」

と話していました。

京大カンニング事件が発生し、是非、OKWaveの禁止事項を知っていただき、Yahoo!知恵袋との姿勢の違いを宣伝したい!と思い、OKWaveの禁止事項ガイドラインを拝見したところ…

この規定が変更されていました。。。
http://faq.okwave.jp/EokpControl?&site=guidePC&tid=950130&event=FE0006

オウケイウェイヴは上場企業ですので、この姿勢をとることでYahoo!知恵袋との比較劣位になってしまっている、と株主からの強い指摘と批判があったのかもしれません。
ユーザーが「いかにも正論」を振りかざして繰り返し主張したのかもしれません。
なんにしても推測に過ぎませんが、兼元社長の教育的配慮に基づく強い信念が、サービスとして発揮できなくなったのは確かです。

この事実を元にして申し上げます。
「丸投げ質問は断固禁止」


未成年への教育的配慮は、理屈抜きに、大人が断固たる姿勢を見せることも大切です。
上記記事に共感していただけるのでしたら…
子どもにはほんとうの思考力を身につけたいと思っているのでしたら…

「丸投げ質問は断固禁止」

という姿勢を子どもたちに見せることに協力していただけませんか?
ソーシャルブックマーク:

2011.02.25 22:30

本日2月25日は、国公立大学前期試験(2次試験)の日。
ブログやツイッターなどを見ていると、東大、京大を初めとし、様々な話題がすでに流れてきていますね。

さて、先日、ツイッターで、「現代ビジネス」の

年間5万人 就職できない有名大学「第3の入学組」の悲劇 AO入試合格組
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/452

という記事を紹介したところ、かなりの反響がありました。

・今、早稲田の一般入試で合格している人は4割切ってるんだ!
・大学が人数確保に走りすぎ…できない人をそんなにとっちゃだめでしょ。
・企業の人事担当は一般入試かどうかまで見ているなんて…

など、反応は様々。
そんな投稿をみながら、今一度、「学歴」に対して向き合った記事を書きたいな、と思いましたので、したためてみます。


「学歴」を議論する上で何よりも大事なのは、「事実の直視」だと思っています。(学歴に限った話ではないですが)
しかし、“日本の学歴社会なんて良くない!”と、感情的な意見になりやすい「学歴社会」という言葉。。。
本当に日本は学歴社会なのか?という疑問を持たずして言われることが多い気がします。


実体験を語ったもので、大変参考になるブログがあります。

◆「学歴社会」ということ
http://www.bekkoame.ne.jp/~hujino/no55/55_012.htm
タイやフィリピンの事例です。

また、アメリカでは、MBAホルダーなどという言葉が流通するように、実際は大学どころか大学院を出ていないと、社会的地位の高い(あるいは高収入の)職に就きにくくなっています。

上記“「学歴社会」ということ”にも書かれていますが、学歴社会という言葉は「比較」による「相対化」の中でしか生まれないんです。
そして、諸外国と比べたとき、日本は学歴社会ではない、というのが通説です。
#定量的に測ったデータや測り方は多種多様ですので、ここでは割愛します。


ではなぜ日本において、これだけ「学歴社会なんてよくない!」のような批判を目にすることが多いのでしょうか?
私見では、上記の“学歴社会という言葉は「比較」による「相対化」の中でしか生まれない”という事実を脇におき、少数の人の「見栄」を気にする余りの「ひがみ」が流布しやすい構造に(日本社会が)あった、と思っています。

ハッキリ言います。
学歴を持ち合わせた人が、持ち合わせていない人より、社会的地位や経済的に優位に立ちやすい立場にあるのは当然です。
資格と同じ。TOEIC900点超の人が評価されるのと何が変わるんですか?ってことです。

この事実を直視せず、単なるひがみによる学歴批判はナンセンスです。
批判するにしても、学歴がある、ということは一つの評価軸になる、という現実を認めてから、その評価が過大になることはよくない、という流れを作らないと、正当性はありません。

そして、上述の通り、日本は学歴の評価が諸外国に比べて過大に評価されているわけではない、というのが現実だという認識でいます。


一方、大学、高校という種別ではなく、大学のブランドによる偏重…早い話、東大が過大に評価される、という意味での学歴偏重をもってして、学歴社会かどうかを述べる方法があります。
何を持って偏重とするか、は、明確なものとしてはやはり収入となるでしょう。
これはなかなか調べにくいかと思いますし、母集団のピックアップによって変わる部分もあるかと思いますが、東洋経済が2009年11月に発表したランキングはこちらです。
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/84be92423a83e919216c32430439cf98

皆さんが想像する「学歴社会」とは程遠いデータかと思います。


こうしていろいろ、日本社会における「学歴」について、過去もいろいろと眺めたことがありますが、経験上得た肌感覚をあわせても、日本は学歴社会ではない、と感じます。
しかし、日本社会の問題として、学歴偏重が現象としてないか、というと、あるんです。
それは、18歳までの教育機会の提供過程において、学歴のみにターゲットをあて、それを目指そうとさせる社会風潮や保護者の認識です。

簡単に言うと、学歴が社会において相対有利に働きにくいにも関わらず、社会に出る前の教育で学歴だけが重視される風潮があり、そこに乖離があるのが問題ではないか、ということですね。

ここには、保護者の意識、民間教育企業、大学、高校…すべてに問題があると思っています。
とくに僕自身、民間教育企業のなかのひとですから、学歴偏重を「煽る」レベルまでの行動は極力してはいけない、けれど結果として「煽り」現象が起きていることは、一個人として好ましくない、申し訳ない、と思っています。
#この問題認識と、自分がとっている解決法は、後日書きます。

しかし一方で、学歴は学歴。マジメに勉強し、学力に秀で、良い大学に合格された人間が評価されることは素晴らしいことだと思っています。
というか、これを否定する社会は、この知の時代においてどんどん国際社会においていかれるのは間違いないこと、明白です。

その評価が「過大」になってはいけない、それだけです。


学歴「だけ」を見ている保護者の方、本人のためになりませんよ。学歴「だけ」では諸外国より評価されないんですよ。
学歴なんてくそくらえ、と一方的に学歴社会を批判する方、では学歴ではない分かりやすい評価基準をあげていただけますか?とっても分かりやすい基準の一つだと思いますよ。

学歴も大事だよね、でもそれだけじゃないよね、人間の評価基準って。

多くの人に弁えて欲しいです。


最後に、受験生の皆さん、保護者の方がもしご覧になっていたら。
志望校に合格できたらほんとにおめでとう。でもそれだけじゃないからね、社会で幸せに生きるって。
志望校に合格できなくても仕方ないよ。それだけじゃないから、社会で幸せに生きるには。

どっちにしても、結果を踏まえて、次何するか、それが大事なんですから。
ソーシャルブックマーク:

2011.02.16 01:06

UCC×Z会の「祝勝珈琲」

サイトにあるZ会からのメッセージ:

『祝勝珈琲』は、努力を結実させ、新生活に向けて気分も高揚している皆さまにピッタリの、力強さを感じる味わいです。"大人"を感じさせるしっかりした苦味がありつつも、クセは少なく、飲みやすいのが特長なので、喜びと希望に満ちた入学前のリラックスタイムを、きっとより豊かなものにしてくれるでしょう。
ストレートで飲んで美味しいのはもちろん、苦いのはちょっと…という方はミルクやシュガーを加えて飲んでもとっても美味しいです。お好みに応じた飲み方で、素敵な時間を過ごしていただきたいと思います。


15日より発売が始まったばかりの珈琲。是非皆さんお買い上げを!


もうちょっとしてから、この珈琲ができる裏話を、ブログで書こうかな…
ほんの、ちょっぴり、僕が絡んでます(笑)
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
※スパムのためコメント欄は閉じました(すいません)。

カレンダー

<<   2020年09月   >>
    01 02 03 04 05
06 07 08 09 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

月別アーカイブ