月刊『教職研修』
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公教育の動向を見るのに必須の書籍。
2014年11月号が昨日届き読み進めています。
巻頭に「中国古典に学ぶ~前向きになるためのヒント」(山田史生)というコーナーがあるのですが、今回のタイトルをそのまま、このブログのタイトルにしています。
言葉の根拠は、「君子は豹変す。小人は面を革む(あらたむ)」。
誤らない人なんていません。君子だって誤ります。
しかし、君子は、自分の誤りに気がつけば、ただちに改めるんです。
一方、ろくでもない!?人は、上っ面だけ変えて、変わったように見せかけます。
日本語で「君子豹変す」と使われるときに、「節操なく態度を変える」ことと同意に使われるときもある気がしますが、これ、「小人は面を革む」の方をさしますね。
両者を見分ける境目の1つに、「当人がこの言葉を使うかどうか」というのがある気がします。
態度が変わったことを指摘されたときに「だって、君子は豹変す、というじゃない」と言い放ち開き直る人は、面を革めているだけのことが多いのではないでしょうか。
周りの人が「変わった、それがいい」と評価する行為が「君子は豹変す」ですね。
月刊『教職研修』、今月号もまだまだ楽しみに読みます!
2014.10.30 13:36
- カテゴリ :教育のこと