突き抜けた能力を伴ってない限り、あるいは、それを目指す覚悟がない限り、大人は夢を語ったり、求めたりしてはいけない、と、最近思うようになりました。
大言壮語を吐くわりに、能力不足で叶えられない状態が続くと、迷惑するのは周り。
「夢を語り、夢がかなえられる環境に飛び込む人間に、その環境を作る当事者としての能力が備わってないと、環境を壊してしまう」ってことに無自覚すぎる夢語り屋は、社会にとってマイナスに働きます。
友人の先生が言ってました。大人に大事なのは「志」だと。
じゃあ、夢と志の違いは何か?
友人の先生の言葉を借りると
「自分が「夢」を叶えることによって周囲の人々(公)をどのように幸せにしていくのか?ということ。」
組織人として志をもつということは、組織(会社など)の制約条件の中で、売上利益という指標に貢献する覚悟を持って、やりたいことを突き詰めていくことだと思っています。
この覚悟があれば、自分がやりたいことをできない、という状態を、組織のせいにしませんし、やりたいことを実現するために、組織を巻き込め、そして結果として実績も出せます。
いくら「いいやつ」でも、アラサーくらいで「夢」を「志」に転換しておかないと、その後どんな社会に所属しても、本人も辛いだけのような気がします。
2013.05.25 18:10
- カテゴリ :ものの見方・考え方