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2012.08.01 01:48

今週末、「学び合いフォーラム2012」という、教育関係者が「対話」するイベントに参加することになりました!
※詳しくは、「学び合いフォーラム2012のサイト」をご覧ください。大阪での開催です。

参加者の定員は100名で、現在74名。まだご参加できますし、土日どちらかの参加でも大丈夫です。


主催者に「もっと募集して!」と言われているわけではないのですが(笑)、僕がお伝えしたいのは

「教師」とひとくくりにして語るなら、いろいろな「教師」(および教育関係者)に触れて、会って、感じて、その上で、にしないかい?

ってことです。


メディアでは教師や、教育関係者の不祥事がながれます。
そこだけ、しか見ないものですから、「イマドキの教師はひどい…」的な感情を持ちがちです。
それに輪をかけて、自分が学生時代に受けた、教師からの不幸体験を重ねることをしてしまい、「教師ってロクな人いないよねえ」という論に走ってしまう人、ほんと多いです。

「そういう教師」もいるでしょう。
でも、世の大半の教師は、普通に「頑張って」いて、さらに、熱心な教師は、プライベートの時間を、様々な意味での勉強に使っています。
「社会」からの声を傾聴しようとしています。

僕が交流をもっており、いろいろアドバイスを受けている教師の皆さんは、「ビジネスマンで、そこそこ頑張っているカテゴリ」に入る人よりよほど、頑張っています。プロ意識がありますよ。


学び合いフォーラム2012」に参加される皆さんは、ほぼ、プライベートの時間を割いて、教育と社会との対話をしようと参加されると思います。つまりは、そういう人たちで満たされる空間になります。
普段、教師や、教育関係者と、同じ立場で交流する機会のない人にとっては、絶好の機会。

僕も行きますので、是非機会を、自分の血にして、自分のできる「教育」への関わり方を見つけてみませんか?


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2011.08.08 23:50

週末は、第7回教室『学び合い』フォーラム2011 in 東京〜教師も子どもも元気になろう!今こそ『学び合い』!!〜に行っていました。
真剣に教育を考える…というより、「まず、第一に、子どもの笑顔」と無意識に感じ、行動している先生方と一緒に2日間、とても充実した時間を過ごしました。
※『学び合い』についての詳しい説明は『学び合い』Wikiおよび以前のブログに譲ります。

『学び合い』という教育観について興味関心が高い人たちが集まり、『学び合い』について考える会だったわけですが、ここに集まった先生方の特徴は

外に開放している

ことだと思います。


自分の学級や授業における悩みを出し、経験を語り、他人から様々なことを吸収する…
そして、先生同士だけではなく、僕のような企業の人間とも熱心に会話する…。

このような「先生の集団」って、他にないような気がします。
多くは「○○教育委員会~会議」などで「閉じて」いる集団で…


教育は何よりも、人とのかかわりが大切ですので、もっともっと公教育も、『学び合い』に関心のある皆さんのように、外にベクトルを向けてみると良いと思うんですけどね。
「学級」「学校」に閉じこもらず…
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2011.08.06 10:30

タイトルは昨日のブログを借りました。

これから「学び合いフォーラム」に行ってきます!
小学生の商材を担当している身としては、多くの小学校の先生に触れる、ほんとに、ほんとに良い機会!
(200名!も参加されるそうです)

先生たちの教育への想い、子どもたちへの想い、感じてきます!
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2011.06.13 00:00

前篇の続きです。

前篇で書いた『学び合い』の良さは、あくまでも結果論だと認識しています。
その結果を導く、子ども側、そして先生側の変化(根本的な成長)が本質だと思います。


子ども側の成長の本質は

他人を信頼できるようになること


につきると思います。
これについて、詳しくは「子どもの学力向上は信頼から(後)~福島出張その1:「学び合い」授業参観」をご覧ください。


そして、先生側の変化。

子どもの能力を信頼できるようになること(すること)

大人が、先生が、「教えないと(子どもは)わからない」。
もちろん、そういう事柄もあります。
しかし、99%の大人は、「教えないと(子どもは)わからない」と、子どもたちの自己解決能力を超えたバランスで、過剰に思いがちではないかな、というのが、僕の感覚です。

まず、子どもを信頼する。
すると、見違えるほどの自己解決能力を、「子どもたち」という「集団」で発揮するようになる。

すると、子どもが信頼できるようになる。
これがまた、子どもたちの自己解決能力を伸長するという良循環を生む。

これが『学び合い』の、先生の立場から見た、本質的な素晴らしさの一つです。


もうひとつ、先生側の素晴らしいところ。それは

先生の〝余計な”肩の力を抜けること

教えなきゃいけない…がなくなります。
授業中は、(「放擲」ではない)「自由」が子どもたちに与えられ、結果、自由な時間が先生に作られます。
物理的にも、精神的にも、肩の力を抜けることで、先生自身が元気になります。


僕はツイッターでほぼ毎日つぶやいています。

毎日1同言 「大人が明るく前向きに、働くことを楽しんでいる(=何も考えないのではなく、不安と対峙し少しずつ解決することで未来を作っていく)姿を見せるのが、子どもたちへの一番の教育だと思っています。何かを“教える”より、ずっと」

先生が、子どもたちに、この教育を与えられるんです。


もちろん、信念を持ち、心が強く、どんな制度的・社会的制約があろうとも、子どもたちをグイグイ引っ張っていくスーパーな先生もいらっしゃいます。教育のあるべき論を唱えれば、こちらが正解なのかもしれません。
しかし現実、全国に(大学を除いて)100万人規模で配置しなければいけない「先生」という職種全員に「あるべき姿」を求める、という考え方が、現実に即しているとは思えません。
(ゆとり教育の失敗も、とどのつまりはここでしょう)

地域コミュニティがなくなり、躾がされていない家庭も散見するようになった昨今、学校では、学校教育のみならず、家庭教育や社会教育の一端の任務を背負わないと、そもそもの学校教育が為し得ない環境にあるところが大半でしょう。
文科省や教育委員会への提出書類も増えており、プライベートが皆無になった人も増えているようです。
そんな中、「子どもを教え“なければいけない”」という考え方は、益々先生の精神を追い込み、多忙とあわせ、子どもたちに笑顔を見せられる先生像を形成しにくい方向へ導いてしまいます。

「いいじゃん、子どもたちに任せようよ」

これだけで、先生は「ほっ」となります。その気持ちが笑顔を生みます。
その笑顔が、子どもたちに伝播します。それが子どもたちの自主性をさらに産みます。

ここに良循環が生まれるのが、『学び合い』の本質の1つだと思っています。


蛇足になりますが、「今の時代は誰だって忙しい、先生だけじゃない!」と反論される方もいらっしゃるかもしれません。
でも、だからといって、先生を厳しい環境に追い詰めて、子どもたちの教育に影響させることが良いこととは思いません。
次世代を作る子どもたちに多大なる影響を与える先生だからこそ、極力先生以外の人たちは、先生の肩の力を抜けるよう、環境的な配慮をしてあげたいと思いませんか…!?


『学び合い』それは。

子どもたちの笑顔を見たい、と、心から願う、「フツウ」の先生たちによって創造される、「フツウ」の先生が出来る限りのことを子どもたちに施す考え方

だと感じています。
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2011.06.12 22:55

11日(土)、『学び合い』埼玉の会に伺ってきました。
学び合い』提唱者の西川純先生のお話を初めて伺うことができ、とても貴重で、かつ、有意義な時間を過ごさせていただきました。

簡単に申し上げれば、学習者同士で教え合いながら学習を進めていく勉強法の「(包括した)考え方」が、『学び合い』です。
Z会小学生コースの責任者の1人として、『学び合い』は大変興味深い学習法と感じています。


小学校の先生を中心に、多くの先生が『学び合い』を語り、実践されています。
インターネット上の様々な記事、および「『学び合い』Wiki」から、『学び合い』の良さはいろいろ感じ取れるとは思いますが…
先生、という立場ではない僕が感じた、『学び合い』の良さや本質を語ることも、皆様の参考になれば、と思い、記事にさせていただきます。


今回の『学び合い』の講演で報告されていた…
『学び合い』の結果として得られる、子どもたちの伸長は、次のようなことがあります。


1.表現力が身につく

「自分がわかっていること」と「わかっていることを相手に伝えること」は別。わかりますよね。
しかし実際に、多くの保護者の皆さんは、「わが子を(勉強が)わかるようにすること」に偏って注力します。
入試においても、実社会においても、自身の脳内思考を「相手に伝わってナンボ」の世界、なのにも関わらず…。

『学び合い』では、他者に自身の方法論を開示し、良くない点を指摘されます。答えだけではなく、その過程において。
Z会の通信教育を早いうちに経験し、表現力が格段に身についたお子さんをたくさん見てきていますので、この行為の有効性は肌でわかります。
かつ、「教える」という行為において、「相手に伝えようとする」ということを繰り返すわけですから、より表現力がみにつくわけですよね。


2.自主性が身につく

これもZ会の通信教育と同じなんですが(笑)自主性が身につきます。
Z会の場合は、自宅学習の習慣化により自主性がおのずと身につくプログラムを狙っているのですが、『学び合い』は「すぐ質問できる、信頼できる人が近くにいるということ」が大きいです。
この環境が、課題解決力がつくことを誘引します。

…と、この説明を当日伺って、?に思ったので、講演された先生に質問しました。「安易に質問するような子どもが育ちませんか?」と。。。
回答:「安易に質問する子も当然でてきますが、子どもって面白いもんで、“自分で少し調べてから質問しなよ”とちゃんと言ってくれる子どもも必ず出てくる」とのことでした。
もし、出てこなくても、先生がしっかり、そういう子どもが出るように誘導すればいいんですよね。


3.社会性が身につく

小学生までの教育において、地域コミュニティがほぼ皆無になった今のご時世、一番大切な力だと思っています。『学び合い』ではこれが身につきます。

いろいろな人とコミュニケーションすること。
様々な解法に触れること。
質問は「(その教科が)得意な人に聞けばいい」と思いがちなところ、実は苦手な人が教え方がうまい現実もあること。
それらの経験が、「異質に触れる」ことの大切さを身にしみてわかるようにさせてくれます。

そして、異質に飛び込んでいく「かかわる力」も間違いなく身につきますよね。
同質だけで群れるのは短期的にはラクですが、長期的には、社会の中で生きるのにしんどい自分になるわけですから、『学び合い』で身につくこの力、とてもありがたい話です。


4.自己肯定感が身につく

「教える」行為を通じて、自信がつく。自分もやればできるんだと思う。
これって小学生の成長過程ではとても大事だとは思いませんか?
とくに、諸外国と比べて、自己肯定感が乏しいとされる日本においては、なおさら…


5.学力が伸びる!

そしてまとめて…

今、『学び合い』を実践している学校(クラス)のテストの平均点は押し並べて高いようです。
また、1~4は、その時々における知識(=暗記して身につくもの)ではなく、その人自身の本質的な能力につながるものですから、長期にわたって通用する学力と言えるでしょう。


以上5点ばかり、『学び合い』の「結果として得られるもの」をあげてみました。
でも、これらはあくまでも「結果」。

『学び合い』の考え方の本質を自分なりに見極めると…


後編に続きます。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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