このブログのタイトルは「和顔愛語 先意承問」です。
「わげんあいご せんいじょうもん」と読みます。
「和顔愛語」の方は説明は不要ですよね。
やわらかな顔、優しい言葉で接しましょう、ということです。
「先意承問」の意味、私はとても気に入っています。
「先方の意図(意思)を承ってから問いただしなさい」
たとえばゴハンが目の前にある。お米も作った人がいる。その人のことを思いながら食事をすると、お米の先に関わっている多くの方に感謝の念が湧く…
というのが本来の意味のようです。
加えて私は、2つの意味合いでこの言葉が好きです。
1つは、自分に出来ないことをやってくれる人の価値を認めることにつながること。
私の中では、この態が「多様性の受容」につながります。
もう1つは、「相手を承り、問いを発する」という行為は、相手に応じて自らの出す手段を変える「知恵」が必要なことを教えてくれるからです。
優しい気持ちだけでは「相手に応じた適切な問い」は出せません。
そこには相手のことを真剣に思うからこそ、自らには知恵が必要だという、問題解決力が優しさにつながる文脈があると思っています。
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2016.02.03 18:42
- カテゴリ :ものの見方・考え方