北陸電力の公式サイトに、このような文言で始まるページがあります。
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当社は、経済産業省原子力安全・保安院長からの「発電設備に係る点検について」の指示に基づき、水力・火力・原子力発電設備全般にわたる点検を進めてまいりました。この中で、平成11年6月の志賀原子力発電所1号機の定期検査中に、原子炉において臨界事故を起こすなど、21件の不適切な事案が判明いたしました。
地域の皆さまからの信頼を大きく損ね、改めて深くお詫び申し上げます。
このたび、一連の発電設備の不適切な事案に対する再発防止対策について、実施方策、実施時期等を具体化した行動計画を策定いたしました。
今後、当社は、「隠さない企業風土づくり」と「安全文化の構築」を実現するために、再発防止対策を確実に実施・定着させてまいります。
今回の臨界事故や不適切な事案を改めて深く反省し、「法令・ルールを遵守し、絶対に隠さない」との決意のもと、全社一丸となって、新しい北陸電力を創り上げてまいる所存です。
何とぞ、皆さまのご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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タイトルは「志賀原子力発電所1号機臨界事故」というページ。
事実関係を明記したサイトはこちら。
http://www.rikuden.co.jp/shika1rinkai/jijitsu.html
最後にこう締めくくられています。
「事故に関するデータを改ざんして必要な記録を残していませんでした。」
東京電力がどうこう、ではなく、このサイトの姿勢に我々も学ばないといけないと思いました。
2011.04.06 23:22
- カテゴリ :ひとこと