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2014.10.24 13:11

東大理学部が「高校生のための冬休み講座」開催
↑サイト「リセマム」へリンクしています。

高校生向けの講座、東大は以前からかなり積極的なんです。とくに理系。
理系的な「知」をはぐくみたい、早いうちに、理系的な「知」に対する構えを作っておきたい、そんな気持ちの表れなんじゃないでしょうかね。
「東大を目指してほしい」とか「東大を目指すような、現時点で知識が豊富な人に、さらに高みを」とかいう以前に、

いろいろな知恵・知見を身につけて、問題解決できるような人間を育成したい、しなければ、という志

のようなものを感じるんですよね。強く。


このような講座が開かれると、きっと高校生の皆さんは「高校生にとってもわかりやすい授業にしてくれるに違いない」と思うでしょう。
そしてきっと、教授も、「なるべく、高校生にとって、わかりやすいように」を意識するとも思います。

一方、受け手にとって「わかりやすい」という瞬間は、知において薄っぺらいものしか得ていないケースが多々あります。
難しいことというのは本質的にわかりにくいものであって、そのわかりにくいことをわかりやすく説明する努力は(教え手に)必要なものの、本質的なわかりにくさがわかりやすくなることはありません。
このあたりを勘違いして、「難しいことをわかりやすく手早く得たい」と思っている、“理解しよう”という姿勢が欠ける受身の高校生も沢山いらっしゃいます。
…というか、学校の授業に慣れた高校生なら、ほとんどそうじゃないでしょうかね。
僕だって高校生の頃はわかっていませんでしたから。「わかりにくいことをわかりやすく教えてもらえて当然だ」みたいに思っていた、とでもいいますか。

東大ですからね、そこまで「知」において、浅薄なものを提供するところまで歩み寄らない(=聞き手に「あーわかった」という気にさせるため、を最大限意識するが余り、薄い内容しか教えない)とは思います。だからきっと、実際の授業では

・東大の教授は、「わかりやすそうな内容を、わかりやすく」教えているつもりだけれど、実際はそこまで簡単な内容ではない。
・高校生は「ちょっとわかりにくいな、難しいな…」と感じるけど、実は(学問的に見ると)そこまで難しいことではない。

という空間が生まれると思います。多分。

でも、それがいいんです。その経験そのものを繰り返すことで、「わかりにくいことに向かっていく姿勢」が身につき、それが「わかりにくいことを理解する」能力の伸長につながるのですから。

…というわけで、是非、高校生の皆さん、行ってみてはいかが?無料の講義なんて、ほんと、お得ですよ!


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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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