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2014.10.26 23:40

株式会社ウゴカス代表の佐々木圭一さん(『伝え方が9割』著者)の授業が、千葉県の増尾西小学校の小学校3年生を対象に行われました。

「伝え方の授業」開催!
↑増尾西小学校のサイトにリンクします。

この企画、佐々木さんに初めてお会いしたときに、「学校(公教育)で授業したい!」という想いを受け、知り合いの小学校の先生に僕から声をかけて実現した企画なんですね。
当日僕は参加していませんが、自分がキッカケとなれたこと、ほんとに嬉しく思っています。


終わった後に、佐々木さんからメールを頂戴しました。一部引用します。

「伝え方は学べます。
教育を通じて伝え方をひろめる活動をいただき、
あらためて、ありがとうございました!!」


この言葉には、佐々木さんの、想い、志、たくさん込められています。
「公教育の時間割に、伝え方の授業があるだけで、日本人のコミュニケーション能力は格段に上がる!
その技術をちょっと身につけただけで沢山のメリットがあるのになあ!」

最初にお会いしたときから、このように熱く語られており、だからこそ僕も「何か佐々木さんに報いることをしたい」と思いました。


一方、今回機会を提供してくれた知人の小学校の先生からもメールを頂戴しました。

「この度は、貴重な機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。寺西さんの志を強く感じました。」

正直、この言葉をもらったとき、戸惑ったんですね。。。
え?僕の志、どこにある?できることを協力した、それだけなのに…と。
注)否定的に感じているわけではなく、率直に感じたことを文字にしたにすぎません。

なんだろう、僕自身が「志」と感じていないことを、相手は「志」と感じることって…。
そういう(相手との感覚の)ギャップから、自分をみつめなおすこと、僕は比較的よくやります。
で、歩きながら考え…、「あ、わかった」と。
僕はきっと、「志」と「存在意義」を使い分けているんだ、と。


少しだけ大学時代、就職活動の話をします。
環境問題への関心が強く、環境問題解決のために貢献したいと思っていた僕。
「で、どうやって、環境問題解決に僕は貢献するんだ?」と自問自答をし…
結果、行き着いた結論が、「人間が死ぬことが一番いいんじゃね?」と。だってそれで環境問題はおきませんから。

でも、そんなの嫌だ、という気持ち。じゃあなんで、僕は生きているんだろう、という気持ち。
そんなもろもろの気持ちが同時に湧き起こってきました。
結果、「教育」という選択をするのですが、このときに「自分の存在意義」について深く考え、その後の人生でも、存在意義を強く意識しています。

自分がいることで、プラスになることを。
自分がいることで、社会にプラスになりたい。
自分がいることで、社会がプラスにならなきゃ意味がない。
そんな気持ちを自然に持ち合わせながら動いているので、「(自分がいることで初めてできた)機会」に敏感で、「機会」を逃したくない、と、心と体が反応する自分がいるんです。


今回の件に落とし込むと…

・佐々木さんは、「公教育で授業をしたい!」と思っていた。でもどうすればいいかわからない。
・自分と仲が良い先生は、「素晴らしい方の話ならいつでも聞きたい」と思っている。けれど、その人のアテ、ツテがない。

という状況があるときに、僕がいた、それだけで、両者の間を「つなぐ」ことができます。
これは僕からすると、僕がいて初めてできた「機会」を成果に変えただけで、存在意義の発揮、なんですね、僕からすると。
大げさですが、ちょっぴり「生きてるな~」って実感するのは、こういうときです。


では、「志」とはなんぞや?と考えると、「たまたま得られた機会を活かす」以上に、やりたい!と強く思うことを叶える為に、機会を発掘する、創る、そして成果にする、というレベルまで昇華したものだと思っています。
上述した、今回の佐々木さんの想い、そしてその実行が、まさに「志」の発露ですね。

「志」の発露は、やはり「働く」ということを通じてやるべきだと思います。
換言すれば、「本業」でやることだと。大人になって、一番「社会」と接点をもち、ともに高めていく活動が、「働く」ということですからね。
だから、僕でいうなら、Z会という会社を通じ、成果として発揮することが最も大切、となります。

サラリーマンだと、なぜか「志」が発揮しにくいように、若い皆さんは思われるかもしれません。
確かに、自分ひとりで動く方が、「志」の実現への道がわかりやすいでしょう。
でも、ひとりでやれることは限界があります。
「民間の教育機関から、世の中の教育をよい方向に変えるんだ!」と思っても、ひとりじゃ達成までは相当困難。しかし、Z会でやるのであれば、困難なことには変わりはないですが、ひとりよりもずっと、世の中への影響力は大きい。それが(Z会に限らず)組織で働く楽しさ、面白さでもあります。

もちろん、ひとりで大きな「志」を持ち、達成に向けて奮闘するのも素晴らしいことは、佐々木さんの想いと言動を見ればよくわかります。
大切なのは、志を持ちながら、あるいは意識しながら働く、ということに尽きますね。


小さなうちから夢をもて、志高く、と言われること、皆さんもあるでしょう。
そしてそれができるなら、それに越したことはありません。
しかし、実際に「働く」ということがイメージできないまま、夢、志、といわれてもピンとこないか、あるいは、イメージしやすい職業に、夢や志が偏りがちです。

そんなときには「存在意義」という考え方をしてみるのも一つのテだと思います。
自分にできることはなんだろう、と。
自分の強みはなんなんだろう、と。
その部分で自分を活かせたら、十分「存在意義」を発揮できているじゃないか、と。
感性にもよりますが、そう考えた方が気持ちが落ち着く人もいらっしゃる気がします。
そして、存在意義に関わる(社会からの)要求をクリアーしていくことで、どんどん自分に価値が身につくことだってありますよ。「仕事」に就いていないうちは、それができるチャンスが沢山あります。

存在意義に基づくことは無意識に発揮しながら、志を強めていきたい。
まだまだ志が弱い、と自分では感じている僕は、そう思います。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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