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2013.12.15 23:30

ピンで生きなさい(久米信行/ポプラ新書)

尊敬し、かつ、今の僕を今の僕にしてくださった(とでもいいますか)久米信行さんの最新刊。
第一章を読み終えた時点で、心の中に浮かんできた気持ちを率直に表現しますと
「多くのサラリーマンに読んでほしい。とくに、20代のサラリーマンに」
という感じでした。


このブログの左にあるイラスト。自分でTシャツにもしていまして(笑)。
ハイパーTシャツ
今の職の前に、「ハイパーソーシャルメディア開発特命職」という職名で動いていたのですが(2010年です)、その時に、“「ハイパーソーシャルメディア開発特命職」を表し、そして、僕の考え方・生き方も出ているようなキャラクターを描く”というコンテストを、ロフトワークさんがやってくださったんですね。

当時、「ソーシャルメディア」という言葉がWebマーケティングの世界を席巻しようとしていたんですが、今ではFacebookに代表されるようなソーシャルメディアって、単にWebの道具として捉えている方が相当数いる気がするんですね。当時はもっと多かったんです。
そこで、ソーシャルメディアは、Webだけで見るもんじゃないよ、リアルの人間関係まで含めてソーシャルにならないといけないよ、今までにない人間関係を構築できるメディアとして「ソーシャルメディア」とう位置づけがあるんでしょ、という、自分が漠然と思っていた想いを、会社の仕事としても成り立たせ、会社に貢献したかった、そこで、ソーシャルメディアを超える、という意味で、「ハイパー」という冠をつけました。
職種名と僕自身の考え方が切り離せなかったものですから、ロフトワークさんからいろいろ、僕自身の考え方を聞かれ、短く表すなら、と、提示したのが、「毎日一同言」として心にとめているこの言葉。

「大人が前向きに、働くことを楽しんでいる(=何も考えないのではなく、不安と対峙し少しずつ解決することで未来を作っていく)姿を見せるのが、子どもたちへの一番の教育だと思っています。何かを“教える”より、ずっと」

これからの社会を創る子どもたちが、それこそ「創る」ことができるようになるには、大人が前向きに働き、「ああ、お父ちゃん、何か創っているんだなあ」と、漠然とでもいいから思ってもらえるようになること、これが一番大切だと思うんですよね。
僕はサラリーマンだし、日本中の多くの人はサラリーマンなんだから、サラリーマンが「(苦しい時もあるし、不安な時もあるけれど)働いてるのは楽しいよ!」という気持ちにできるだけなって、それを子どもたちの前で見せるようにしていけば、きっと社会は今以上に幸福感が溢れると思いますし、そのことは僕自身にもより幸せとなってもたらされる、と。


ハイパーソーシャルメディア開発特命職という変わった職種名、僕の考え方、そして「サラリーマン」という立場、まるっとまとめてイメージにするとどんな感じ?というお題を、ロフトワークさんを通じて、イラストレーターの yay_yayさんが見事に表現してくださいました。
そしてTシャツ化。Tシャツ化をお願いしたのは、もちろん、こんな考え方を持てるようになった礎を築いてくださった、『ピンで生きなさい』の著者、久米信行さんが社長を務めていた久米繊維工業(現在は会長職です)。
もちろん、オーダーメイド、です。

余談ですが、キャラクター企画をしてくださったロフトワークさんと久米繊維工業さんも、この企画をやる以前から共同でイベントをやる仲だそうで。。。
これが、久米さんがいつも仰る「ご縁」ということなんだと思います。


調べたら、久米さんと初めてお会いしたのは、2004年8月末のことでした。
それから9年以上、『ピンで生きなさい』の小見出しにもある

・会社を愛し己を大切にする
・社内で群れず、仕事を通じて師匠を探す
・肩書きで人とつきあわない
・脳のパラボラ力を磨く
・三振を恐れず打席に立ち続ける
・ご縁を大切にしてネットワークを広げる
・価値観の違う人との化学反応を楽しむ

…そんな生き方を無意識に心掛けてきた自分がいる気がします。
いや、正直に申し上げると、最近少し、気力や根性が落ちていて、なあなあになっていた自分がいます。

そんなときに、『ピンで生きなさい』が発刊され、読んでみて、そうだ!この気持ちを忘れちゃいけない!この気持ちになれれば、何をやっても、何が起きても、「幸せ」という感情で心がみたされるはずだ!、という気持ちに改めてなりました。
これもご縁ですね(笑)


内容そのものを書かないのが僕の書評です。
上述の

「大人が前向きに、働くことを楽しんでいる(=何も考えないのではなく、不安と対峙し少しずつ解決することで未来を作っていく)姿を見せるのが、子どもたちへの一番の教育だと思っています。何かを“教える”より、ずっと」

って気持ちを持てるようになった僕にしてくれた、久米信行さんが書かれた人生指南書。
共感してくださったなら、是非、そんなときに、『ピンで生きなさい』、ご覧ください!
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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