昨日のブログで「選挙結果」というものを書きましたが、皆さん興味があったんでしょうか、かなりのアクセスに。
だから、というわけではないのですが(笑)今日はその続編。
病児保育・病後児保育のNPO法人フローレンス、代表の駒崎弘樹さんのブログを紹介します。
選挙結果に凹んでる人、実は勝負はこれからだ
文末の
「半径5メートルの中で、やるべきことを、笑顔でやっていきましょう。」
誰かを、何かを批判する前に、まず、身近なことで、やれること、やるべきことをやる。
それが日本社会の成員一人一人に必要ですし、「やれることをやろうよ」という雰囲気をかもし出すことが、社会全体に必要なんだと思います。
その上での批判なら説得力ありますが、何もやらないでの批判は、説得力がないというものですよね。
駒崎さんのブログに書かれている中には、「それ、難しい…」と思えるものもありますが、できることも沢山ありますよね。
1.景気・経済成長に僕達ができること→「自分の会社を儲けさせよう」
4.教育に関して僕達ができること→「わが子のPTAや保護者会に積極コミット。子どもの良い所を褒めて伸ばし、先生も褒めてあげよう。」
6.行政改革に関して僕達ができること→「自分の選挙区の政治家を育てよう。良いことしてたら褒め、ダメな点は具体的に注意。」
10.次の選挙(夏の参院選)までに僕達ができること→「叩いて鬱憤を晴らすのではなく、良いところは褒め、ダメなところはデータと事実に基づいて意見しよう」
1は「ビジネスマン」として、4は「教育に関わる人間として」、僕自身が一番意識しなきゃいけないことですし、是非皆さんにもやっていただきたいことです。
そして、6、10って、社会形成では結構大切なことだと思います。
みんな行政の中で、「わかりやすい悪い事例」を「叩く」割に、良い事例を「褒める」こと、余りしないんですよね。これじゃあ行政に携わる人間が気持ちよく動けません。動くより動かない方が、責められることは間違いなく少なくなりますので。
「おっ、やるじゃん。」そんな声かけ一つで、変わるところがあります。
加えて大事なのは、「わかりやすい悪い事例」を「叩く」ことしか知らない人たちの温度を、みんなで世の中から薄くすること。
こういう人、こういう行為はゼロにはなりませんし、身内に愚痴るとかそういうのは「しゃあない」と思うんですが、「叩く」ことを目的化した(背景にあるのは「自分が相対優位に立つこと」を意図してますね)言論を社会に、マスメディアやネットを通じて今以上に跋扈させてしまうと、誰が改革なんかやるんですか。そして、誰が改革を、成功させられるというんですか。
褒めることと甘やかすことは違います。結果、甘やかしにならないようにならないのが大事だよね、と企図した上での「褒める」は、プラスに作用することの方が多いと思います。
自分にできることをやりましょうね。
そのために、大事なのは「準備」です。
僕も準備不足で、「やろう!」と決めたことがやれなくなったことが最近ありました。。。
いきなり行政の人を褒める、なんて、照れて難しい人も多いですよね。
だからまず、友人を、会社の同僚を、「おっ、いいねえ」ということから始めてみるといいかと思います。
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中学準備コース
2012.12.17 13:03
- カテゴリ :ものの見方・考え方