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2012.07.09 22:28

めちゃめちゃタイトル長いんですけど、かんき出版さん(笑)
でも、実際の本のタイトルです。

新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生にヒット商品づくりを頼んだらとんでもないことが起こった!?

本日、会社に献本が到着。
いろいろとお世話になっている「かんき出版」さんの本だから、しっかり自宅で読まなきゃ…と思ってあけると、中に手紙が…

発売記念イベントのお知らせ 7月10日(火)、…

明日じゃん!!!

というわけでまずはお知らせ(笑)
開発に携わった女子中学生が店頭に!という貴重な機会なので…
※頑張って1日で読んだんで、書評も続きます!

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7月10日(火) 12時~14時 TSUTAYA 大崎駅前店
7月11日(水) 15時半~17時半 book express エキュート品川サウス店
7月15日(日) 14時~17時 丸善 ラゾーナ川崎店
==========


ふう、これで貴重な機会の告知はできたかな…
というわけで書評です。


本著は、開発に携わった品川女子学院の中学生、岩塚製菓の社員さん、CMプランナーの澤本嘉光氏のツッコミ、という形で各章が進みます。
商品制作を品女の生徒さんに頼んでから、企画開発、販売までのストーリーですね。
これがなかなか、ビジネスを進める上で参考になること満載。

第一章では、ターゲット顧客世代に直接商品開発をさせてみることのメリットがいろいろと伝わってきます。
「中学生になんて…」と、すぐ声に出す人は、商品開発やマーケティングには不向きでしょう。
今、市場を取るには、アイディアの良さが必要条件。
そのアイディアはやはり、みずみずしい感性の若者ほど、既存の殻に囚われずに出してきますから。

中学生に商品開発を任せるリスク、なんて細かなこと考えずに、まずはえいやっと任せてみればいいんです。
途中過程で出てきたトラブルをプロがシューティングしていけばいいわけで。

品川女子学院(以下、品女)の生徒さんたちと初めて会ったとき、自分が入社したころの気持ちを思い出しました。私も、パッケージやデザインを重視した商品選びをしていて、岩塚にももっと遊び心のある商品があればいいのにと思っていました。
「ふわっと」をつくった当初、「何としても20代にウケる商品をつくるんだ」という強い信念を持っていたのに、いつの間にか、製造部門の都合や技術の制約、会社の方針などを先に考えるようになっていたんですね。
妥協ではないけれど、自分のなかで突き抜けてやろうという意欲がなくなっていたのかもしれません。生徒さんたちが「ほんとうに食べたいもの」をつくろうとしているのを見て、忘れていた感覚を思い出すことができました。


大きな、大きな副産物がここで生まれました。


他、商品プレゼン、販売、そして第二弾へ…の、ほんわかと、かつ、繰り返しになりますが、ビジネスを進める上でもためになるエピソード満載の書籍です。


読み終えての率直な感想は、「あ、この書籍は、売れようとか、購入した読者のためになるように、とか、そういうこと考えての本じゃないな。品女の生徒さん、岩塚製菓で関わった社員さんのために書かれた本だな。」ということです。
とはいえ、内輪受け、というのとは違います。
関わった人たちにまずは喜んでもらい、その喜びが外にも自然に伝わる、そんな本なんです。

顧客第一主義と長い間言われてきました。すると、社員の幸せを忘れ、顧客に滅私奉公的に資することを強要する会社も出てきました。それでは巡り巡って、顧客へ幸せを与えられません。
働いている人の幸せあってこその、顧客の幸せ。
そういう潮流を感じさせる本とも言えるでしょう。


本著と僕のご縁的エピソードを、最後に3つばかり。

1つめ。本著の編集、かんき出版、大西啓之さんと初めてお会いした時、その場には品川女子学院、漆校長がいらっしゃいました。

2つめ。その品川女子学院の漆校長に招かれて出たイベントの後、軽食のテーブルで幸運にも!一緒だった陸上の為末大選手(最近引退しましたね)。彼が出がけに「あっ、これ持って行っていいですか?」と手にとったのが、岩塚製菓の「えびカリ」。その庶民感覚(失礼ですが…)をほほえましく思ったものです。

3つめ。岩塚製菓の「ふっくら豆もち」は、恐らく僕が18歳までで食べたお菓子No1と思えるほど、常に僕の家に置いてあったお菓子です。

ご縁満載感を僕に感じさせる書籍は、いろんな人の絆が埋め込まれた、読んでいる人の心をうつところが、きっとあると思います、経験上(^^


あっ、そうだ、書籍の中に、Z会の「トレジャー」という、学校専用書籍も出てきましたしね(笑
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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