大学入試改革で激変! 塾・予備校業界はどう変わるのか?
↑週刊ダイヤモンドのサイトにリンクします。
大学入試改革で話題になっていることは
・センター試験に記述式が導入される!?
・英語4技能が問われる!?
・入試にコンピューターが用いられる?
・アクティブラーニングで身につく力(=協働力)が問われる?
…などなどですが、これらのことが丁寧に、わかりやすくかかれており、塾や予備校のみならず、「教育」そのものに関心の高い方も一読の価値あり、です。
個人的には、公教育の先生にもお勧めですね。
とくに、大学入試改革の影響を受ける新中2以下の学年を担当する、小中学生の先生は、普段余り接しない話題だけれども、知っておかなければいけないからこそ、触れてほしいと思います。
Z会の教室で売り出し中、そして問合せ殺到中(ほんとに…)の「メテウス」についても触れられています。
(以下、引用)
昨年、栄光ゼミナールを買収した増進会出版社(Z会)が動いた。今年4月から、アクティブ・ラーニングを取り入れた「東大進学教室メテウス」を中高一貫校の中学生向けに、御茶ノ水や渋谷など首都圏の5教室で展開するのだ。
メテウスでは、英語や数学、国語の各教科で取り上げたテーマの問題演習後に、ペアまたはグループでの互いの解き方、考え方について発表し合い、その結果を踏まえて最後に授業内容を振り返る。
論述試験などに対応する思考力、表現力などを養成するのに有効とされるアクティブ・ラーニング。共通の論述テストの導入など大学入試改革は、当初の構想どおりにはいきそうにないが、塾・予備校業界は導入を前提に、すでにトップスピードで走り出している。
(引用終了)
大学入試改革に適応するために「メテウス」を導入するのはキッカケにすぎません。
「論述試験などに対応する思考力、表現力」は、「主体的な学び」を作るためにも大切だと思いますし、そしてZ会が長年培ってきた分野であるからこそ、大々的に展開するのです。
Z会が大事にしてきた「本物の学力」が、これから大学入試で本格的に問われることになると思います。
2016.02.29 12:38
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