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2013.04.20 23:30

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学生時代に起業した経験を持つ知人が、入った会社(超大企業、もちろん上場しています)で軽症うつになったようで、この3月で辞めました。。。
精神の強さは、普通のビジネスマンと比較しても強い部類でしたし、負けん気も強い人間です。

彼は、大企業コテコテの保守部署に配属されました。
恐らく会社側は、彼に組織変革してもらうことを期待したんでしょうけど、仕組み・制度・社風…などなどが余りにも整わず、とうとう…という感じのようでした、話を聞く限り。


こんなエピソードを聞くと…
管理職、経営者クラスが若い人に向けて

「キミたちの力で今の難局を打開して欲しい!」

と語る人の相当数は

・自分がエエカッコして
・ないものねだりしている

だけじゃないの?と思ってしまいます。

結局、変革者の「支援」をしていませんから。

変革者が変革しやすいように、会社の制度や仕組みを整える。
変革者を持ち上げる社風を作る。
変革者が尖った、目立ったことをやろうとしたとき、それを抑えようとする批判的評論者の声が全体を包み込まないよう、「あいつはあいつでいいんだ」と、腹をくくって。

それは先人の仕事ですよ。

「いや、(社内調和を含め)乗り越えてやるのが、ほんとうの変革者の仕事だ」と、変革しない人が高所から言ってるばかりでは、まず変革なんておきやしません。

若い人に「(会社を)なんとかしてほしい」と期待だけして、本心は、自分の引退の花道(ぶっちゃけ、給料の維持)を飾りたいだけの管理職、経営層って、ほんと、多いんでしょうね、世の中に…。

僕(管理職です)は若い人に「打開して欲しい!」と“だけ”が強くたった言を吐くことはありません。
どんどん提案しろ、そうすれば必ず僕の立場で出来る支援をする、そんな言い方になりますもん。
若い人が定年まで働ける企業を、という思いが強ければ、自ずとそういう言い方になりますって。

そして、若い人の、荒っぽくて、生意気で、感覚的にいろいろ問題点がありそうに感じる提案を、本人には荒さが“過剰”になっているところについて修正するよう伝え、自分は提案をタネとして芽になるようビジネスに落としこんだり、社内共通言語になるよう「翻訳」したり。
それが管理職の、一つの大切な仕事なんだと思っています。


…と、実はこの文章、先にFacebookに投稿したんですよね(今回ややリライトしています)。
すると、こんなコメントがつきました。

・組織の側は「前例のあるイノベーション」「自分たちが変わらなくてもよいイノベーション」を求めるんですよね。

・一人入れてどうにかなる組織なら、もっとまえによくなっているはず。変革者に対する実権も支援もないまま、ただ、「変わろうとしただけ」のふりをするのは、合理的判断の持ち主とは思えない。とおもうのね笑

極めて同感。

変革を他人に期待するのであれば、せめて、支援する覚悟くらいもってほしいものです。
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2012.04.16 10:10

1人の部下(仮名:松井さん)と面接をしました。
松井さんは

・いろいろな提案をしてくれる
・提案が通らないときは自分の力不足と素直に認められる(たとえ僕の目には、組織がなかなか動かないからだよな、申し訳ないな…と思えるときでも)
・今任されている業務も着実にこなす

…という「組織でいきいきと働く、とはどういうことか」をしっかり把握してくれている方です。


松井さんの根本は、「一生懸命働いて初めて、オマンマ食べていける」という考え方があること、僕は良く知っています。
もう少しこの考え方を細かく説明すると

・「一生懸命」というのは自分の感覚に過ぎない。評価するのは他人である。
・その自分の感覚の下、自分なりに結果を残した、と思ったことに対し、会社から(組織から)お金を頂戴できている。
・自分ひとりで商品やサービスを作ったり、お客さんからお金を頂戴しているわけではなく、組織を通じて働き、結果として金銭を得られていることには、十分感謝しなければいけないな。
・今の「一生懸命」な働き方で今のお給料、それでも満足だけれど、さらに一段高い「一生懸命」さと、一段高い結果を残して、もっとお給料もらえると嬉しいな。

ということになります。
松井さんの感覚や考え方、僕と極めて近いものなので、ここまで細かく理解できていますし、そんな松井さんは、普段からビジネス書を読む、などの自己啓発も怠りません。


世間では、「働いても、働いても、給料よくならない!」と「文句」を言ったり、誰にでも「愚痴」を常々こぼす人がいるようです。
学生の中には、「就職することは自らの“権利”」のように捉え、自分が就職できていないことを社会のせいにする人もいるようです。

もちろん、いろいろな不幸が重なり、「報われていない」方が実際にはいるでしょうが…
残念ながら、僕が今まで、何らかの形で接したことのある、このテのタイプの方のほとんどは、松井さんのような考え方が全くできていないんです。

「一生懸命働いたら、“給料が上がる”」がマジョリティをしめる思考回路なんて、冗談もいいところ。
「一生懸命働いたら、“お金を頂戴できる”」がまず第一。
実際には、一生懸命、というのは主観に過ぎず、今の会社(組織)の売上・利益を保持できる結果を残して初めて、“お金を頂戴できる”わけです。
給料を上げるには、今の会社(組織)の売上・利益を上げようとする意識をもち、組織を通じ、実際に売上・利益を上げるという結果を残して初めて、なんです。


日本社会には「フツウに一生懸命働いていたら、“給料が上がる”」ということが、半ば正論のように根付いているような気がしますが…
今の日本社会…何よりも社会に「イノベーション」が求められている時代…に必要なことは、この考え方を社会から払拭することにあると思います。

一生懸命働いて、初めて現状維持なんです。

より幸せになりたければ、今の「一生懸命」の次元をより高くし、今自分が思っている「結果」の質・量をより高くしなければいけません。
逆に言えば、「言われたことだけをこなす」受身タイプの方、「今の自分のママでいい」が強く出すぎる方は、「給料が下がる」のが現実適合なんですよね。


松井さんのような考え方がもっと社会に根付いて欲しいですし、松井さんのような方が報われない社会にならないように、自分にできること、していきたいと思っています。


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2011.07.20 09:52

野村総研から出たレポートを拝見しました。

イノベーション・マネジメントの進化-あなたの組織ではイノベーションは起きていますか?(PDFです)
http://www.nri.co.jp/opinion/region/2011/pdf/ck20110702.pdf


このレポート中に「デザイン人材」と称し、これからイノベーションを牽引する人材として紹介されています。
そして、「デザイン人材」の素養として、次の6つを挙げています。


○観察力
現場を細やかな視点で
相手の立場に立って観察

○外部ネットワーク形成
多様な生活者との顔の見える関係
多様なエキスパートとのネットワーク

○コーディネート力
ファシリテーション
巻き込み
コーディネーション

○動機
生活者の真の課題を相手の立場に立って発掘し、解決してあげたいという思い

○社内ネットワーク形成
クロスファンクショナルネットワーク

○ビジネス&技術センス
マーケットの理解、技術の理解

注)太字は、6つの中でもとくに大事、とされるもの。


これらの6つを、六角形をつくる感じでつないだとき、六角形の中心をなすのが「デザイン思考」。
この「デザイン思考」を「右脳型」としています。


うん、まさに、と思いました。
人・社会から下ろして考える「社会価値イノベーション」を起こせる人材ではないといけないんですよね。


また、レポート中で説明されている、価値創造アプローチにも、同意するところ多々ありました。
中でも、「フェーズ1」とされる点。


===(引用)===

フェーズ1は「社会課題の手繰り寄せ」である。徹底した現場感覚により社会課題を発掘する。ここではインタビューやアンケート調査などは用いない。人の行動を徹底して観察するエスノグラフィーという手法により、本人も気づかない課題を発見する。

===(引用終了)===


このフェーズ1ができていない人・企業がほとんどではないでしょうか。
…というか、フェーズ1を「やろうとしない」人・企業がほとんどではないでしょうか。

インタビューやアンケート調査そのものに存在価値がない、とは申し上げません。
ただ、インタビューやアンケート調査をいきなり仕掛けても、回答者からホンネを引き出せるわけがない、という視点をもたず、「アンケート原理主義」のような手法に頼る人・企業は、いかがなものか、と思うのです。

とくに、Z会という企業に勤務し、「教育」サービスと向き合う中で…
顧客が要望するサービスだけに拘ると、価値創造はできない、と強く感じます。


そのときの本人には気づかない価値を与え、その価値がわかる人材に成長させることこそが、教育の本質なわけですから。



また、「外部ネットワーク形成」は大事だと肌感覚で感じますし、これを形成するには「動機」が間違いなく重要です。
だってそうでしょう…相手の立場に立てない人間にネットワークが形成できるとは思えませんから。


論理ではなく、エモーショナルな能力が、今後、人・社会から下ろして考えるイノベーションを起こすには、とても、とても、大切だと思います。


かといって、論理的思考力が大切でないわけではない、と思います。(上記レポートでは割と否定的に書かれていますが…)
正解がある問題に対し、正解に辿りつく道筋を、早く正確に作ったり、その道筋を理解したりする能力を否定しては、それこそ上記で紹介したレポートを読み解くこともできないのではないでしょうか(逆説的ですが。笑)。


つまり。

・論理的思考力が「誰もがみにつけるべき前提」となっている(だから、現在の教育で行われている「正解を求める」トレーニングも必要)。
・論理的思考力だけでは解決できない(前へ進めない)ことが今の時代増えているから、論理的思考力“に加えて”デザイン思考がこれまで以上に大切。


ってことなんだと思います。

まあ、デザイン思考だけが唯一絶対必要なんだ!って発想をするならば、そのこと自体がすでにデザイン思考ではないとは思うのですが(苦笑)。


合理的判断が出来るようになった上で、情緒的な決断を敢行できる。
そんな人材を育んでいかなきゃいけません。
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2011.02.08 09:30

シリコンバレーで働く23歳のエンジニア、上杉周作さんのコメント。

アップルで働くまで、イノベーションというのは「今にない、新しいものを作ること」だと思ってた。でもそれは違って、イノベーションというのは「未来にある普通のものを作ること」なのです。この違いを理解できるまでかなり時間がかかった。

唸りました。なんと見事な表現だと。


自分で素晴らしい発見と思っている新しいものを創るだけでは、「主観」の領域であって、客観視すると「奇抜」の領域を出ない制作物でしょう。
現在の延長線上で普遍化することまで見据え、発見、創作することが、イノベーション。
まさに。


従って、人類のために良いものを、という気持ちがないとまずイノベーションはできませんね。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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