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2016.08.30 23:03

人間と社会を変えた9つの確率・統計学物語』(松原望著)

松原望先生は東京大学名誉教授。
昨日出席していたカンファレンスの懇親会にいらっしゃっていただき、上記の書籍をプレゼントしていただきました。


高校時代、数学の「確率・統計」が嫌いで嫌いで仕方なく、面白さもわからず…
テストはなんとかこなしていたものの、大学入試レベルの問題を解けるようになるまで実力を昇華することはできず…

そして何の因果か、そんな人間が、教育関係に就職し、高校数学の担当に。
当然、確率の問題にもたくさん触れる羽目になり…(苦笑)
最初は(もちろん)嫌々だったのですが、いろいろな問題に触れるようになって、少しずつ面白みがわかるようになり。

今回頂戴した書籍は、「確率・統計」を形作ってきた歴史上の偉人の書籍なのですが、意外と面白く読んでいる自分がいて。。
高校時代の自分からは考えられませんでしたね。


そう思うと、嫌いなものであっても、触れておくことって大事なんだなあと思います。
触れたから、たとえ嫌いであっても、「それが何者か」がわかっている自分ができている。
成長し、価値観の変化に伴い、違う自分でまた触れることができる。
そして変化した後の自分では、昔嫌いだったものが好きになっている。

いまはじめて「確率・統計」に触れても、この本を「???」と読んでいたでしょうからね。

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2016.08.30 00:10

「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議まとめ」が教育課程部会に報告され、議論されました(8月26日)。
資料が公開されましたので、お知らせいたします。

教育課程部会(第98回) 配付資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/1376580.htm

この後、初等中等分科会や中教審での報告、そしてパブリックコメントを得て、中教審答申としてまとめられ、今年度中(2017年3月末まで)の小中学習指導要領の告示となります(高校は2018年度)。

次期学習指導要領の大よその方向性は本資料でほぼ確定となります。

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2016.08.29 08:38

ALでフォーラム 学習活動のうち2割に(教育新聞)
https://www.kyobun.co.jp/news/20160826_04/

本イベントが行われた8月26日(金)、都内で勤務した後、三島に戻る新幹線車中で、本記事に出てくる静岡県立韮山高校の鈴木映司教諭と一緒になり、次期学習指導要領の話を中心に、教育談義で盛り上がりました。
車中の1時間、話が途切れることがありませんでした。


社会に開かれた教育課程、カリキュラム・マネジメント、アクティブ・ラーニング…
これまでの公教育の世界とは変化しなければならない方向性が、次期学習指導要領で明確に打ち出されます。
公教育が変わればおのずと私教育も変わります。
いや今の時代は、公教育・私教育が同期しながら変化し、双方の環境で未来の社会を創る子供たちの「いま」の教育、そして成長に寄与しなければいけません。


私教育に携わる私個人の話をしますと…
仕事は間違いなく増えるので、そこだけ見ると正直大変です。
その一方で、子供たちの成長に寄与したい、と、「教育」を生業として選んだ人間からすると、2030年以降を見据え、過去の良いところを引き継ぎながらも、過去に固執することなく、「いま」やるべきことをやってよいと指導要領にてメッセージされることは、とてもありがたいことです。

そんなことを新幹線車中、話しながら思っていました。

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2016.08.28 23:50

次期学習指導要領のキーワードの1つに「主体的・対話的で深い学び」があります。

教育関係者が「議論と対話の違い」と説明されることがあります。
曰く、議論は、相手の意見より自分の意見が説得力があることを論ずる行為、対話は、やり取りによって自らの考えに足りないところを見出し考えを深める行為であると。
なるほどなあと思います。

一方、「考え方」をやり取りする中では、ヒートアップすると、「対話的な学び」を各人求めていたにも拘わらず、ついつい議論的になることもあるでしょう。
そんなときは、間を置くこと、そしてお互いに「ごめん」と軽く言える感じの間合いが必要になる気がします。

今後の教育課程で、「主体的・対話的で深い学び」を目指す中では、「ごめん」と言える姿勢が今まで以上に必要になってくると思っています。

私もまだまだできないのに。。。苦笑

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2016.08.27 09:32

学び方見直し対話で知識理解 中教審部会、指導要領改訂案了承(日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H8W_W6A820C1CR8000/


教育課程企画特別部会で様々に検討された次期学習指導要領について、昨日(8月26日)の教育課程部会で話し合われ、タイトルの通り、改訂案として了承されました。
この後、初等中等分科会や中教審での報告、そしてパブリックコメントを得て、中教審答申としてまとめられ、今年度中(2017年3月末まで)の小中学習指導要領の告示となります(高校は2018年度)。

日本の教育が大きく変わるときです。そして個人的には、最後のチャンスと思っています。
これまでの指導要領改革にも、関係者は情熱を燃やされたのでしょうが、現在の日本の社会を考えると、いままで以上の叡智を結集しないと、2030年代以降の社会を創る当事者への「いま」の教育課程を「よい」ものに作り上げられませんので。。。

記事を少し補足します。

1)「何を学ぶか」だけではなく「どのように学ぶか」とありますが、この2者を包含する上位の概念として「何ができるようになるか」いわゆる「資質・能力」を具体化・明確化して指導することが目指されます。
これからは常に(子どもが)「何ができるようになるか」を考え続ける姿勢が、教育に携わるすべての人間に求められます。

2)カリキュラム・マネジメントは、「時間割を柔軟に組み立てる(結果として適切な授業時間数を確保する)」という意味合いの上位概念として、学校目標(どのような人間に育て上げたいか)とカリキュラムを連動させるといった、学校経営上の視点が不可欠です。部会では、「「明るくて元気な子」といった、いまの(昔ながらの、そして単純抽象的すぎる)学校目標でいいのか検証する努力を」といった意見も複数の委員からでました。
※「明るくて元気な子」が悪い、ということではなく、現代の多様かつ複雑な社会を生きるために設定する学校目標として、よりよくすることを常に考えよう、という文脈です。


正直、変革の当事者になる学校の先生は、とても大変になると思います。。。
私を含む、先生以外の人たちは、そんな先生たちに敬意を表し、未来の社会を「よい」ものに創る人間に成長させてもらうために、〝先生しかできないこと”以外の教育は、家庭にそして地域に引き受けていく姿勢が大切になるとも思います。

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2016.08.26 17:47

次期学習指導要領に向けて審議のまとめ(案)がほぼ完成系に近づいた、本日8月26日の教育課程部会(第98回)を傍聴しました。

私たちのような一般的な立場の人間は、幼児・小学・中学・高等学校といったそれぞれの段階において、自分の興味関心領域にあわせて、指導要領の改訂に着目します。
指導要領の改訂記事を見ると「小学に英語!」や「高校に公共って科目が!」と一番先に反応するところは、自分の子どもが小学生だったり、あるいは高校生だったり…と、自らの強い関心領域にあわせて、ですよね。多くは。

一方、指導要領の改訂は、幼・小・中・高と一気通関して、理念や段階ごとの接続、そして全体的な「学び」のあり方を考えて進められます。もちろん段階ごとの具体的な落とし込みも必要です。
関わっている方の体力的・精神的ご苦労は想像を絶しますし、「教育」への情熱がないと先へ進められるよなものではないですね。。。
8月は、教育課程部会を1回、企画特別部会を2回と、計3回傍聴しましたが、部会委員の皆様の意見から感じる情熱は凄く、そして今日の「まとめ」まで持ち込まれた関係者には、ただただ敬意しかありません。
心からお疲れ様でしたと申し上げたいです。


次期学習指導要領の形にいったんの決着がついた今日の部会。
これまでの部会を傍聴し、最も感じたことは、今回の指導要領改訂の全体的な方向性について、本当に「全員一致」している、ということです。
細かな表現に対し「こうした方が良い」という意見は出ますが、誰一人として否定的な意見や、不満足といった意見は出てきませんでした。8月の3回の部会を通じて。。

それくらい今回の「審議のまとめ」として表現されたものは、次世代の子供たちの、次の日本社会を作るうえでの、「教育」に情熱を燃やす皆さんの一致した見解なんです。
そして私も、まとめで示された「社会に開かれた教育課程」という理念も含め、大きく共感している内容です。

技術も気持ちも、プロ中のプロたちが考え抜き、意思統一を果たした案。
我々にできることは、その案に書かれたことについて、自分にできることへコミットすることだと思います。

子どもたちのために。。。

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2016.08.25 22:40

ブログ「「知識重視か思考力重視か」の二項対立にはキッパリ終止符を!」に、ウェブアナリストの衣袋宏美さんから意見を頂戴しました。

==(以下引用)==
そうそう、多分教育以外で多くの場合そうなんだよね。まあ二項対立にして選挙して勝敗を決するするみたいなことが、他の場面にも浸透しすぎなんだよなあ。。。何ごとも複合的な視点から総合的にみないといけないのにね。
==(引用終了)==

私も同じような問題意識を抱いています。


二項対立の当事者になるとき、自らの主張する事柄と対立構造にある事柄の「存在」すら否定するような考え・感情がある気がします。
自ら大切にする考え方や価値観を形成するの「だからこそ」、自らとは異なる考え方や価値観の「存在」を認め、なんでそういう風に考えるんだろう?と思うことで、より自らの信念の懐が大きくなり、そして強固になることもあると思うんですけどね。
本来的には。。。

事象も概念も、あらゆる存在するものには意味があると思うことから思考をスタートすると、視野が広くなり、問題解決できるような人間になれると思います。

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学習指導要領
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2016.08.24 23:20

論点 「脱ゆとり教育」行方は(毎日新聞)
http://www.mainichi.jp/articles/20160824/ddm/004/070/059000c
市川伸一教授と平川理恵校長、そして寺脇研教授の3者の意見が紹介されています。
※市川教授と平川校長は、教育課程企画特別部会の委員でもあります。

面白いなあと思ったのは、さまざまな見方をされている3者なのに、

知識重視か思考力重視か、という二項対立は不毛だ

という見解は見事に一致しているところです。

これはまったく同感です。
どっちも大事、どっちも身につけて、成長しなければいけないんです。


先日、教育課程特別企画部会(第20回)が行われ、その資料において、19回に出た主な意見が公開されました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/053/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/08/22/1376199_11.pdf
5ページ目に下記のような意見が書かれています。
「「知識重視か思考力重視かという二項対立的な議論に終止符」とあるが、これは随分前に終わっていることではないか。このタイミングでというのは、少ししっくりこない。」
恐らく、この委員の方の周りでおきている教育においては、この二項対立が終わっているのでしょう。
そして、市川教授、平川校長、寺脇教授においても、ご自身が携わっている教育では、不毛な二項の対立的考えを決して持ち込んでいないはずです。

ただ、それでも、3者の意見として「(知識重視か思考力重視か、の)二項対立とは不毛」と表現されている。
…ということは、「不毛な二項対立」がいまだに社会に存在する、という認識なのではないでしょうか。


だからこそ、知識重視か思考力重視か、という二項対立に終止符、と、今回はハッキリ明記する。
教育関係者の揺ぎ無い、そして断固たる決意が伺えます。
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2016.08.23 00:50

自立は、依存先を増やすこと
希望は、絶望を分かち合うこと
http://www.tokyo-jinken.or.jp/jyoho/56/jyoho56_interview.htm

小児科医の熊谷晋一郎さんへのインタビュー記事です。

この「自立」の考え方に触れられてよかったと思います。

”自立とは、どういうことでしょうか?”のところだけでも、多くの方にご覧いただきたいと思います。

ほんとうに僕たちは、多くのものに依存しています。その視点をもつことで「社会」の大切さを弁えておくことが大切ですし、はやいうちにその感性を子供たちに育んでおきたいものです。
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教育
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2016.08.22 19:40

次期学習指導要領の大枠を決める教育課程企画特別部会が大づめ。

8月19日に行われた、教育課程部会 教育課程企画特別部会(第20回) 配付資料が公開されました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/053/siryo/1376199.htm
この資料、および部会で出た意見をまとめ、8月26日に行われる教育課程部会に主査から報告される、という流れです。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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