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2014.10.21 23:30

ある子がいじめられた、と先生に言ってきた。
普段勝ち気な子で、いじめられるような子ではない。
周りにいろいろ聞いてみても、そのそぶりはない。

保護者は「とにかく調べて」とか「学校のせいだ」「担任のせいだ」と、とにかく文句を言う。
文句は今回に限ったことじゃない、いつも学校に文句を言うタイプだ。


そしてわかった、数ヵ月後に。
いじめられた、という子の自作自演だと。


上記の話はフィクションです。
しかし、似たような状況を、先生方から見聞きすることはあります。
自作自演の子を、そうとは知らずにかばい、他者に激しく問題解決を要求する保護者の話を。

加えて、そういう保護者~すぐガミガミ言う親~のことが嫌で、自作自演に走る子どものケースも聞いたことがあります。
自分が「良い子」と保護者から思われていることへの反逆なんですよね、多分。


正直、自作自演、という行為だけ見たら、僕が幼い頃もありました。
しかし、最近の聞くところによる例だけ見ると、悪質になってきている気がします(注:当然子ども本人は「悪質」だとは思っていません)。
加えて、「嘘だった…」と言うまでの時間が長くなっていたり、あるいは絶対に認めなかったり。


こういう子どもたちになっているのは、「教育」を人任せ、とくに「学校」任せにする、大人社会に原因があるような気がしてなりません。
「自分は悪くない」
とずっと言い続けるのは、そういう大人社会の中で学んできた態度だから、でしょう。


教育は大人一人一人が「社会」の中で責務を負います。
…というか、そういう意識を持つこと自体が大事だと思っています。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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