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2011.10.31 23:30

土曜の朝に娘が発熱。咳もコホコホ。
明日深夜まで東京で予定があるので、娘の面倒は見れないから、やばいなー、妻に結構負担をかけることになるな…と思い、土日できるだけ治るよう、ずっと娘のそばにいて、出来る限り眠る時間を確保。

そのかいあってか、あるいは娘が親のことを想ってか(笑)、まさかまさかの日曜お昼頃に熱は下がり、咳も薬が効いて止まる。
まさか今日、保育園に登園できるとは思いませんでした。
(無事に元気に帰ってきてます)


しかし、ちょっとだけその影響が僕に。
朝から熱っぽく、食欲なし…
大事をとって午前は会社をお休みさせていただきました。(会議がなくてほっ…)


会社で最低限のやることをこなし、早めに帰ったため、おかげ様で悪化しなかった模様です。
無事、明日の深夜までのモードに突入できそう(苦笑)

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2011.10.29 23:30

僕も記事投稿させていただいているサイト「インサイトナウ」にて、考えさせる記事を見つけました。

コンプライアンスに熱心な管理職が、本当に恐れていることとは?


出だしでぐぐぐっと記事に引き寄せられました。


「コンプライアンスが、現在の企業経営において重要な考え方であることは間違いない。しかしそれが、自分の最も大切な役割だと考え、様々なリスクを見出し、ルールや手続きやフォーマットを作り、メンバーにその正確な運用を強いるような管理職が多いのには首をかしげてしまう。」
(記事より引用)


このやり方が強烈に垣間見えることが多い組織で、ぱっと思いつくのは行政ですね(苦笑)
ド強烈なのが国家の行政(さらに苦笑)


リスクを回避しなければいけないのは企業活動において重要なことなんですが、一番のリスク回避は企業活動そのものを止めてしまうこと。
この視点に気づかずリスク回避ばかりを声高に叫ぶコンプライアンスの進め方は、企業の成長を考えていないともいえますよね。


「中高年の管理者の多くは、企業内部における既得権者である。役職ポストを独占し、権限を持ち、給与水準は保証され、経営からはそれなりの存在価値を与えられている。彼らにとって困るのは、部下が自分より優秀であることが露見することである。あるいは、自分には理解できない創意工夫やイノベーションが起こることだ。(中略)ルールや手続きを増やし、その厳格な運用を求めれば、若手の自由な活動、付加価値時間を制限することができる。仕事上の工夫や変革、新しい知識や技術の導入などを提案されても、それによるリスクを見出すことさえできれば“コンプライアンス”を理由に却下することができる。」
(記事より引用)

イノベーションタイプの方は、この文章に大きく頷く方、多いと思います。

リスクがゼロのイノベーションはほとんどありません。
金銭損失を被ることも「リスク」とみなせば、企業活動におけるイノベーションはすべてリスクを伴うと言っても過言ではないと思います。


どうぞこのブログを読んでいらっしゃるコンプライアンス担当の方は(笑)、イノベーションの芽を摘むことのないよう、お願いしますね。
どれだけ安定している企業でもあっという間に窮地に立たされるご時世ですから、自分自身が「中高年の管理職」であっても、イノベーションの芽を摘むと、自分自身も逃げ切れませんよ…
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2011.10.28 23:30

広告宣伝に携わっている方ではないと「何それ?」でしょうが…アドテックという、デジタルマーケティングのカンファレンス、今年で3回目のものが、28日までの3日間行われました。

webや広告宣伝・マーケティングの担当者ではなくなって1年半、少しだけ足を突っ込んだ状態も完全に離れてしまって半年の僕ですが、過去にいろいろ試してきたことがお陰さまで評価されていまして、スピーカーが主に集まる秘密の?打ち上げに誘われてしまい、参加。
50名ほどの参加者の中で、肩書にwebや広告宣伝、マーケティング絡みのことが一切ない参加者は、多分僕だけ(笑)。
「担当から離れたので、今年はさすがに控えようかな…」と連絡したら「そんなこといわずよろしければ是非!」と言われるのは、有難い話です、ほんと。


担当ではないので仕事ではいけず、自腹になってしまうのですが(苦笑)。
ファカルタス関係者と会ったり、小学生のネット教育の話をしたり、など、別に東京でやらなきゃいけないことはたくさんありますし。


担当以外だからこそおきる化学反応ってあると思うんです。
僕は最先端のデジタルマーケティングの潮流についていけますし、周りのみんなは「一般的な感覚」の立場でのぶっちゃけ話…たとえば「ソーシャルメディアで盛り上がっているけど、フツーの人は全然わからんよ」などの意見を言えるわけです。


だからこれからも、大事にしたいご縁の1つです。

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2011.10.27 23:20

Z会のCMが10月から流れているんですが、歌っているのは

レイルステレオ

さんです。曲名は「db- デシベル-」。


Z会のCMがTVで流れるたびに、ツイッターで「Z会の曲いいね!」って反応が結構あるんですが…
なんと、なんと、そのツイートを見つけて、レイルステレオさん自体が「ありがとうございます!」なんてコメントつけてくださっているんですよ!!


アーチストがファンの声を自ら聞きに行き、素直に「ありがとう」と言え、カンバセーションする…
それが出来る時代になりました。

そして、その行為を「気持ち」でやっているレイルステレオさん。
素敵だなーと思いました。
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2011.10.26 23:50

『ツレがうつになりまして』映画公開中ですね。

原作は細川貂々(ほそかわ・てんてん)さん。
http://www.hosoten.com/cgi-bin/hosoten/sb/sb.cgi?pid=0
このプロフィールにもあるように、Z会の会員向け小冊子に漫画を連載中です。
しかも、10月24日のブログに書かれているように、Z会のもの1本だけが定期連載。

昔からのご縁を大切にしてくださっているようで、本当に感謝。


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2011.10.25 23:50

昨日のブログに引き続き
格差の壁をぶっ壊す!』(堀江貴文/宝島社新書)
より。

地域間格差

「広がってしまった都市と地方の経済格差を埋めなければいけない」という、地域間格差是正論が後を絶たない。私から言わせれば、「埋める」という発想自体、まったくのナンセンスである。なぜ、地方と都市が同じでなければならないのだろうか。

同感です。
人は、「恵まれているもの」が人工的に作られたもの「作れるもの」であれば、同じものを求めがちです。
地方の人たちが東京を見て「求める」もののなかに、こういうケースは沢山ありますが、地方は地方で恵まれているところも沢山あることを無視して、この求めだけを声高に叫ぶのは、本当に違和感を覚えます。

地方には何物にも変えられない、キレイな空気とおいしい水、のんびりとした環境があります。
東京の人がそれを求めないのは、得られないとわかっているから。
逆に、その環境を享受し、住み慣れた土地の方が良い!という一種のワガママを押し通しながら、「不便を税金で便利に!」という主張は、余りにも勝手だと感じます。

日本は他国に比べ、多くのことが「選択」できるのです。地方に住んでいるのも一つの「選択」。そして、その選択をするのは、ほかならぬ自分自身。
東京が羨ましければ、東京に出るすべを考える、というのが自然でしょう。

「貧しい地域を保護し過ぎるな」「東京と同じ暮らしをしなければいけないというのはワガママだ」。そういうと、地方の人の一部からは文句が出てきそうだ。しかし、それはお門違いというものである。なぜなら、日本には移動の自由が保障されており、その気になれば誰でも東京へ移住できるからである。(中略)日本人の多くは、世界レベルで見ればこのような移動の自由がないことの方が普通だと言うことを知らない。たとえば中国の農村に住む人々は、原則として戸籍のある場所にしか住めない。世界の常識から考えれば日本は恵まれた環境にあるのだ。「移動したくない、全国一律にしろ」などと言うのは、日本人だから不便したくないと言う傲慢な考えだと私の目には映る。


福祉格差

迫りくる負担増の未来をどのように回避すればよいのだろうか。答えは簡単。福祉に金がかからないようにすればよいのだ。

健康であること、そして、老いても稼げる腕を持っておくこと。
これで福祉に金がかからないようにできる、と堀江氏は説きます。
仰る通りだと思います。僕は健康への配慮が弱くて情けないですけど。。。

稼げる腕を持っておく、自分をブランディングしておく、などは、バブルも経験しておらず、受験や就職、競争に常に晒されてきた団塊Jr.世代に、同じように考えている人も決して少なくないと思います。


3章 オトコとオンナにまつわる格差

男女格差、恋愛格差、結婚格差、見た目格差
などが述べられています。(少し異質な章なので、書評からは省略します)


4章格差を生む心理

印象格差

ヒールにされるケースに共通しているのは、原理主義的な嫌悪感を抱かせるようなエピソードがことさらに煽られているということだ。


「こういうことをしたら嫌われる」と多くの人が思っている行動をすれば、嫌われ、ヒールになります。
もちろん、直接的な被害を多くに与えている人は、嫌われても当然ですが、「こういうことをしたら嫌われる」ものの中には、(それをしたことで)そこまで嫌わなくてもいいじゃん、という行為も少なからずあるのが現実です。

堀江氏の学生時代のアルバイトのエピソードで、こんなことがあります(彼のバイト仲間に僕の友人が多かったのです)。
ある日、2泊3日で、とある調査のアルバイトがありました。アルバイト仲間で空いていたのは堀江氏のみ。
雇用主からは「行ってほしい」と懇願されました。しかし彼は拒否。理由は「その地にうまい酒がないから」。

これは嫌われるでしょうが(苦笑)、ヒール、ではないですよね。自分の主張を通しただけで。

堀江氏の行動にはこのようなものが多いと思います。だからどんな行動も、脊髄反射的に嫌う人が出てくるのでしょう。


格差思想

格差問題がここまで大きなテーマとして、今なお論じ続けられているということには、理由がある。それは、主として格差の下にいる人間が、「格差は絶対悪だ」と思いこんでいるからである。そして彼らは、病的なまでに「格差は是正しなければいけない」という強迫観念に駆り立てられている。その原動力となっているのは、格差の上にいる人間に対するねたみ、ひがみである場合がほとんどである。

序章でも語られていることであり、全く同感です。

格差は相対的なもの(中略)だから、格差の上にいるから安心であり、格差の下にいるから不安だなどと言うのは、まったくのウソである。どこまでいっても不安ばかりであり、本質的に安らぐということはありえないのだ。
安心を求める人が一番欲しがるのは、安定だ。


格差の上に行ったところで、安定はない―
格差の下から上を「ねたみ・ひがみ」だけで見ている人は、これを強く心するべきだと思います。
そして、「ねたみ・ひがみ」からは何ら生産されるものがありませんので、そのパワーを「生産」に向けた方が、安定した状態に少しでも近づくのでは?なんて思ってしまいます。

もし、格差の不安からどうしても抜けだしたいのであれば、無理に格差を是正するのではなく、開き直ってしまった方が手っ取り早い。

「格差は存在する。そしてそれは自然なことである。」
そう思った方が心安らかになれます。
また、「心安らかではあるけれど、少し上を目指したいな」と思えば、そのための努力をすればいいだけですよね。

格差をねたんだり、ひがんだりしているうちは、えてして努力もしていませんので、格差不安から抜けだすことはできません。

「足るを知る」これだけで、格差の壁はぶっ壊れると思います。
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2011.10.24 23:00

昨日のブログに引き続き
格差の壁をぶっ壊す!』(堀江貴文/宝島社新書)より。


2章 社会に広がる格差

教育格差

私立中高一貫校は、勉強のできる生徒を集め、どんどん勉強をさせ、学力を伸ばし、東京大学を始め有名大学に多くの合格者を出している。私立中高一貫校に合格するためには、小学生のころから塾に通わなければいけないし、授業料もかかるから、親の収入もある程度の水準が必要だ。
これが、教育格差だと非難されている。(中略)明らかに、勉強を志向する生徒たちが圧倒的多数である私立中高一貫校の方が勉強もしやすく、学力も伸びる。それのどこがいけないのか。


続けて。

(公立学校のように)「色々な人間がいる中で、色々な人の気持ちがわかるようになり、なおかつ、勉強も頑張る」というのは、いかにも「立派」な考えだ。それを否定するつもりはない。しかし、これはあまりに「理想的」教育論だ。多くの人たちは、理想的な立派な人間ではない。ところが、教育に関しては、この「理想的」教育論が、批判を許さない正論としてまかり通っている。それが私は問題だと思う。(中略)学習環境が整っていない環境で、学習して学力を上げられる「立派」な人間はほとんどいないのではないだろうか。

まとめると
・私立学校のように、できる生徒だけ集めて指導することの何が問題なのか。
・公立学校の教育~雑多な群れの中で伸びていく~と言う理想を求めても、叶えられる人がほとんどいないのではないか。
ということですかね。

まず、前者について。僕も問題ではないと思います。
皆さんが気にするのは、「そういう環境を作るのにお金がかかる」ことでしょう。そして、実は『格差の壁をぶっ壊す!』では、“親にもある程度の収入が必要だ”とさらっと述べただけで、これ以上深堀りしていません。

「全く同じ学習法で」という前提であれば、知的水準の高い内容を“教える”には、提供するリソース(教師その他)を調達するための費用がかかるわけですから、お金がかかって当然です。加えて、(税金を投ずる)公教育でそこまでのことができるか、というと、疑問です。
従って「できる生徒だけ集めて指導する」かつ「お金がかかる」という状況には、“まあいいんじゃないの”と思っています、僕は。

それですぐ、「お金を持っている人と教育に格差があるなんて問題だ!」という論が出てきますが…
教育そのものを享受できる環境に差があっても、その環境でできるようになるか、そして、その教育を受けることが幸せかどうか、は別問題だと思うんですよね。

確率論から言えば、幼いうちから私立志向で、進学校に行く方が、「東大」に合格する可能性は(結果としてみたとき)高いのかもしれません。
しかし、確率の大きなところを進む人生は、レアな宝を見つけにくくする上、悪いレアなケースに当たった場合の対処ができない人間が形成されがちです。
堀江氏は「東大入学」という冠を手に入れ、人脈を作るだけでよい、と割り切り、中退、起業しますが、そもそもその発想自体がレアで、「私立の学校に入ることが生まれながらにして想像できるような家庭環境」で育った子どもにはなかなかできない発想だと思うんですよ。
堀江氏は私学出身ですが、家自体はそこまで裕福ではなく、様々な金銭的制約があった中で育ったため、レアな発想が身についたのかもしれませんし。

また、堀江氏は、公立教育志向は理想に過ぎない、その理想論通りに育つことは稀、と話していますが、僕は決してそうは思いません。
僕自身、公立育ちの東大出ですし、意志さえあれば、外部環境の差を簡単に超えて得られる果実だと思いますから。受験での成功は。
それほど高校生までの意志は大人と比べて相対的に弱く、強く持つことで(だけで)競争優位に立てるものだと。
加えて、「色々な人間がいる中」で育ったことを、僕はいまだに「とてもよかった」と思っています。
※だからといって、私立学校での教育を否定するわけではもちろんありません。

お金による教育格差で上に行ける選択肢を持った人間は、その選択肢を選んでももちろんよいです。
しかし、その選択肢がなくても、学習法の工夫~たとえば塾ではなく、廉価な通信教育を選ぶ、とか~をし、「受身」より「能動」の割合を増やせば、同じ到達点にたどり着くことは決して難しくありません。


情報格差

いまだにITのことをことさらに敵視する人たちがいる。学校教育の中では、「インターネットは『出会い系サイト』などの有害なサイトがある」と言って、悪と決めつける。でも、出会い系サイトを通じで発生したような犯罪なんてものは、ネット以前の時代にも存在していた。だから、「出会い系サイトがあるからインターネットを使わせてはいけない」というのは根拠がない。

まさしくこの主張そのものが「情報格差」および「情報格差の劣位にいる人たちの主張」ですね(苦笑)。

(4)に続きます。
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2011.10.23 23:20

昨日のブログに引き続き
格差の壁をぶっ壊す!』(堀江貴文/宝島社新書)
より。

世代間格差

若者自身だって、変わらなければならない。それは、自分自身にレバレッジをかけるということだ。働いて自己資金を「貯める」というのは、愚かな発想。本気でカネを手に入れたいのであれば、がむしゃらに自己投資するべきなのだ。

僕だって「働いて自己資金を「貯める」」をしていますので、この行為自体が愚か、とは思えませんが(苦笑)、発想として、「使うべきところで使わずケチる」より「自己投資してケチるより何倍もの利益を得られる自分になる」ことはとても大切だと思います。

また、私見ですが…個人の金にケチな人は、会社の金にザルなような気がします。
家では電気をマメに切るくせに、会社のトイレは電気を消さない、とか。
こういう人は、本当の意味での「無駄」がわかっていません。だって、会社のお金もケチったら利益が増えて個人の収入も増えるわけですから。

ケチよりも、お金の使い方を弁えている人間の方が、最終的にいろんな意味で「得する」と思うんですけどね。

お金の使い方を弁えた人間、というのは、たとえ儲かっていても、無駄なお金は使わない、という人間のことです。


職業格差

考えてみれば、「終身雇用」という制度自体、日本の歴史上極めてまれな存在だった。企業社会で終身雇用が始まったのは第二次世界大戦後の高度経済成長期であり、戦前はむしろ終身雇用は一般的ではなかった。(中略)にもかかわらず、現在日本人の多くが終身雇用制を「常識」だと思っている。これは「思い込み」という以外に表現のしようのないものだ。

「今、我々は、歴史の転換点にたっている」。戦争からもうすぐ70年という長さや、今年に入ってからの様々な災害を考えると、そう見るのが自然なのかもしれません。
…とすると、終身雇用などもうすぐなくなると見た方がいいのでしょうかね。
逆に、ワーストケースとして、終身雇用を守る、ということを日本の文化として固執するが余り、日本自体が沈没することもあるかもしれません。GDPの飛躍的な向上がなければ、終身雇用という既得権益を離さない人間によって、若い人の雇用が減るわけですから…。

今の企業の仕組みでは、年度替わりのタイミングでの、個々人への減給・降級がなかなかしづらい体系(風土)になっていますが、減給・降級がアタリマエになる社会にならないと今の日本は成長しない、と、個人的には思っています。

スキルアップをしない正規社員はもはや切り捨てられてしまう時代が、遠くない将来必ずやってくる。結局、正規・非正規関係なく、「ひとりでも食っていける」個人になるしかないのだ。(中略)仕事をする人間が絶対に身につけなければならないものがある。それは、稼げる仕事を選べるようになること。言いかえれば、仕事に対するリテラシーを身につけると言うことだ。

「ひとりでも食っていける」個人、という表現は、とてもしっくりします。
起業家はもちろん、サラリーマンであっても、自分の強みを持ち、「お前がいなくなると会社にとっては痛手…」と思われる人間にならないと、切り捨てられる…いや、誤解を恐れずに言えば、(代替の効く人間であれば)切り捨ててしまわないとまわらなくなる会社がたくさんでてくると思われますから。

厳しい時代、と見ることもできますが、一方で、努力し能力を身につけた者が報われる社会になるとも思えます。
格差を社会が力づくで無くそうとする社会は、努力し能力を身に付けた者に対して報いることが少なくなる社会でもありますから(一般的に)。

これからの時代、個人のスキルを磨くことと、個人の力で人的なつながりを作っておくことの必要性は、一層高まってくるだろう。

ひとりでも食っていくには、稼ぐスキルと売る人脈。

(3)に続きます。
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2011.10.22 23:40

格差の壁をぶっ壊す!』(堀江貴文/宝島社新書)
読了。
偏見なく、多くの方に読んでほしい本と感じました。
実際には、一番読んでほしい人が、一番著者のことを毛嫌いしているタイプのような気がしますが(苦笑)、少しでもこの書籍に書かれていることを弁える人が増えるだけで、日本社会に実行力を生み出す気がしますので、書評を兼ねて紹介します。
※以降、タイトルを太字で、引用部分を青で示します。


序章 比べるということ

格差を問題にしたがるのは「ねたみ」の感情

ほんとにそう思います。本文中にも「格差そのものは悪ではない」とありますが、これも同感。
格差そのものを悪、とした段階で、人は格差を縮める努力を怠り他人に格差を縮めてもらうよう過度な期待をしてしまうものですから。

金持ちを批判したり、成り上がりの人間を「拝金主義だ」と批判したりする人たちは、あることに気がついていない。それは、自分たちの方こそ、カネのことしか考えていないということだ。


1章 カネにまつわる格差

所得格差


年収が減ったとしても、それに合わせて暮らしていける環境が整ってきている

物欲も、高級志向が全くない自分も、この環境変化は肌で感じています。
大学時代より、安くても満足のいくものが手に入りやすくなり、生活しやすくなったと感じています。

(シンガポールは)豊かな国というイメージがあるが、タクシー運転手など市井の人の収入は非常に低い。彼らの多くは、東南アジア諸国から出稼ぎにきている人たち。しかし、彼らの生活が貧しいとは言えない。街には格安の屋台が多く並び、非常にリーズナブルな値段で食事を楽しめる。街の人々の顔も、どこか日本の人々よりも生き生きしている感じがする。

カンボジアに行き、僕も同じような感覚を持ちました。

低所得でも、安いものを買って、安いエンターテイメントを楽しめば、十分に豊かな生活を送れるのに、それに挑戦もしないで不満ばかり言う。その考えはどうして生まれたのかというと、私は「日本人がバブルを味わってしまったからだ」だと思う。(中略)バブルは心理的に多大な後遺症を残した。日本人に「浪費=豊かさ」という発想を植え付け、そこから抜けだして「収入に合わせてリーズナブルに消費を楽しむ」ということを難しくさせてしまったのだ。

僕と堀江氏は同じ年。高校生の時にバブルのピークを迎え、大学時代に崩壊したという時代を生きてきています。
きっと僕らの世代以降の人は、それ以上の世代の人に比べ、「収入に合わせてリーズナブルに消費を楽しむ」ことは上手なんだと思います。
なぜなら、社会人時代にバブルを経験しているわけではないので。

僕はいまだに、近くのスーパーで半額になった惣菜を購入し、その日の夕食で食べることが、なんともいえない楽しみです。
貧乏くさい、と言う人もいるかもしれませんが、当の本人は別に無理しているわけではなく、それが楽しいからやっているだけなんです。

そして、このような行動を純粋に「楽しい」と思える心持ちを持った人は、30代以下の人間には結構いるような気がします。

日本全体が保守化して、イノベーションが生まれなくなったからといって、個々の人や企業までが手をこまねいていては損するばかりだ。保守化してじっとしていても、「所得格差が拡大して、自分も食えなくなるのではないか」という共同幻想に巻き込まれ、幸福感を感じられなくなるからだ。
ここで打破すべきキーワードは「無難さ」。自らの周りにある無難さをぶち壊していくことが、格差幻想打開への第一歩だ。


無難であることを求めることが、格差を必要以上に気にし、幸福感を感じられなくなる、という見方は、斬新なようで、良く考えると、大変論理に適っていますね。
人生、何があってもおかしくない、とか、人生は自分で切り開いていくんだ!という心持でいれば、人と比較する、という気持ち自体が薄れますので、格差を気にすることもなく、幸福感はより強くなるのかもしれません。
そして…確かに僕自身も、誰かに守られて「無難」でありたい、という願望がほとんどないため、格差も気にしませんし、人より幸福感を感じられているのかも、と思ってしまいました。

私は若いころに、ヒッチハイクでよく旅をしていた。(中略)半面、今、人に「助けてくれ」とうまく伝えられない人が多いように感じる。特に「能力的にたいしたことないなぁ」と思うような人に限って、「何かを守らなければいけない」というプライドが強く働いているように見えるのだ。

格差を気にし、ねたむ人は、自らその格差を縮める工夫をしていない傾向があること、僕も感じます。
そして愚痴の矛先は、「国」や「格差の上にいる人」たち…つまり「批判されることが当然だ、と、自分と同じような境遇にいる人に感じられやすい対象」に向かいます。

自分が感じている格差を縮めるために、努力して自分自身を変革するのももちろんですが、「助けてくれ」という手段をとることも、一つの格差是正の努力の一つかもしれません。

(2)へ続きます。
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2011.10.21 23:00

ツイッターでの発言をいろいろ見て、Z会ってどう思われているかな~、不満足なところがあったら商品改良しないとな~なんてマーケティングを常にしているのですが、先日、このようなつぶやきを拝見しました。

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昨日、息子と同じ学年の子(下の子が同じ幼稚園)の親が『うちは進研ゼミやめたわ』と言ってた。袋を開けもしなくなったかららしい。…う~ん、、、1年生なんだし、そこは親がペースを決めてあげてもいいんじゃないかな。まぁ、我が家の場合は付録も無いZ会を楽しみにしていて毎月自分で開けてるが。
==========

この感想はとっても嬉しかったです。
たとえ低学年であっても、純粋な学習の面白さに気づいてもらい、快楽、という意味ではない「楽しさ」を感じながら勉強を続けてほしい…この部分に特化した教材づくりを日々やっているものですから。。。


進研ゼミさんは付録が多い、Z会の教材はシンプル、と良く言われています。
付録が良いから進研ゼミさんを選ぶ方もいらしゃいますし、シンプルが良いからZ会を選ぶ方もいらっしゃいます。

それぞれだと思うんですよね。
付録が多いことを(過剰に)否定的にとる方もいらっしゃいますが、付録があって初めて「学習教材に触る」お子さんには、付録がないと学習教材にすら触らない状態よりも学習に向かうことになるわけですし。

あと、上記ツイートでご指摘の通り、「付録もないZ会を楽しみにしていて毎月自分であける」状況になるまでは、保護者の方にペースを作って頂く必要がありますね。
逆に、一度ペースを作れば、なかなか離れないペースにもなり、強力ですけど。


Z会と進研ゼミさんの違いは、それぞれの持つ「学習」に対する向き合い方の違いで、お互い良きライバルとして、子どもたちに良い学習環境を提供しようとしています。
両方を比較する際は、両方とも資料請求してみるとよいかと思います。

Z会の資料請求はこちら!
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ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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