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2011.04.08 21:57

福島県郡山市立赤木小学校の坂内先生のブログをそっくりそのまま転載します。(コピーフリーとのことでしたので)

放射線、および放射性物質について、様々な疑問や不安があるかと思います。
かといって、専門的な知識だけではちんぷんかんぷん…
TVで出ている人も、「安全だ」という人がいれば「そうじゃない」という人がいる…
「出来る限り調べて」といっても、何をどうしていいかわからないところかと思います。


下記文章は

・福島原発のすぐ近く、郡山市在住で
・小学校の先生(元々の専門は理科)が
・保護者向けに説明することを目的にして

書いた内容ですので、大変わかりやすくなっています。


あとは、下記文章を(皆さんが)「信用するか、そうでないか」かと思いますが、坂内先生は「学び合い」という新しい学習手法を熱心に追求している、様々な意味で大変優秀かつ信頼のおける先生であること、私が保証いたします。


最終的には皆さんご自身で判断されることですが、1つの材料として私が強烈に「信用した方がいい」とオススメする内容である、と加えさせていただき、提示いたします。

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放射線についていろいろお話しします

 さて、いよいよ今日から学校が始まりました。保護者のみなさんには待ちわびた反面、
本当に通学させてもよいものか不安があると思います。その不安を解消するのは正確な知識と情報です。学校では放射能について保護者のみなさんに情報をお伝えすると共に、お子様の安全な生活を守っていきたいと思います。


○ 放射線と放射性物質は違います。

 テレビでは上の2つが一緒に話されることがありますが、これは別の物です。放射線 とは簡単に言うと、「目に見えない光」です。光と違うのはエネルギーが高いので体を 貫通してしまうことです。貫通するくらいですから、体のDNAも傷つけてしまいます。 その傷は普通ならばすぐに治せるのですが、あまりに大量だったり、子どもは細胞分裂が盛んなので「ミス」(影響範囲の拡大)が起こり、それがガンになることがあります。

 また放射性物質は、テレビでよく報道されるヨウ素131のように放射能を出す物質 です。目に見えないくらい小さな「粒」だと考えるとよいです。放射線は一度の光です から、レントゲンやCTなどを行っても体に残ることはありません。しかし、放射性物 質は、体に取り込まれると体にある限りはずっと放射線を出し続けます。ちなみにプルトニウムは「紙一枚で防げる」と言いますが、プルトニウムが体内に取り込まれると、プルトニウムが放射するα線(放射線の一種)が、体内の細胞を傷つけることになり、危険ですので、プルトニウムを体内に取り込まないよう注意してください。

 
○ 放射線はできるだけ浴びない方がよいです。
 
 当たり前ですが放射線はできるだけ浴びない方がよいです。特に子どもならできるだ け浴びない方がよいに決まっています。今、国では基準を年間20mシーベルトに引き 上げるように考えているようですが、これまでも放射線を扱う大人の男性でも最大10 mシーベルトですから、子どもは年間累積で1mシーベルトに抑えるべきです。4月8 日現在で、赤木小学校の教室の中は最大0.2μシーベルトですから、ここに24時間、 365日いるとすれば、1.752mシーベルトです。放射線はどんどん弱まっていき ますから、今後何もなければ1mシーベルトを下回ります。ただ、外は今も2μシーベ ルトはありますので、長時間外にでることは避けなければなりません。


○ 大事なのはできるだけ体に入れないこと

 最初に言ったように放射線と放射性物質は違います。外から浴びるのは体を突き抜け て行くだけです。しかし、体内に取り込まれると排出されるまでずっと放射線を直に浴 びることになります。放射性物質は今は地面に多く降り積もっています。ですから砂遊 びや校庭で運動をすると体に大量に取り込まれてしまう危険があります。学校では、放 射性物質の量が十分に減るまで、校庭での外遊びや体育はやらないことになりました。 保護者のみなさんも当面はお子様を外遊びさせないようにしてください。放射性物質は 次第に弱まったり、雨に流されたりしますのでどんどん減っていきます。しかし、今は まだ弱いとは言えないレベルです。


<裏へ>


○ 大事なのはできるだけ体に入れないこと その2

 よくテレビで「除洗」という言葉を聞きました。放射性物質は洗うことで落とすこと もできます。ほこりのようなものだと考えてよいと思います。ですから外に出るときに はマスクをして、ほこりのはらえるような外着を着たり、帽子をかぶったりすることが 大事です。玄関先でよくはらうことで室内に取り込まないことも大事です。また地面に は大量の放射性物質がありますので、靴についた砂などは、よくはらっておくとよいと 思います。


○ 給食もちゃんと対応します

 福島県産の農産物から放射能が計測されたとの報道で、食に対する不安が広がってい ます。特に給食はこれまで地元のものをできるだけ使うようにしていましたが、産地や 安全性を考慮した食材に切り替えるようになりました。ですから給食については心配は いりません。また、飲み水に対して不安がある方は水筒を持たせてください。


○ 正しい情報を

 当初、NHKでも「100mシーベルトまでは、直ちに影響はない」という言い方か ら、最近では「一般の人は1mシーベルト未満にすることが大事」という言い方に変わ ってきています。子どもの安全を考えると、できるだけリスクは低く保つことが大事で す。ですが、過剰に反応しても不安感ばかりが積もるものです。学校でも様々な情報を できるだけ早く正確に判断し対応していきます。保護者のみなさまも正確な情報で対応 してみてください。なお、郡山市、福島県のホームページでも各種様々な調査結果をど んどん乗せていますので、チェックされてみてはいかがでしょうか?

福島県のHP http://www.pref.fukushima.jp/j/  (「福島県」で検索)
郡山市のHP http://www.city.koriyama.fukushima.jp/index.html (「郡山市」で検索)
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2011.04.07 23:50

会議って、意味がない。
ほんとに多くの方が言いますね…

私も、意味のない会議というものはあるとは思っています。

しかし、会議自体が悪いのではなく、発言力のある人(偉い人や声の大きな人など)が場を仕切ってしまい、「その人にとって言いたいこと・大切なこと」かつ「他の人にとって関係ないこと」の発言が中心となるときに「会議の意味をなくす」方向に誘導される…こんなケースが多いような気がします。
会議の議長(ファシリテーター)が「他に何かないですか?」といってずーっと待つような、議長の「時間感覚のなさ」が生み出す場合も多いですね。

一方、余り発言しない人の中にも、「自分にとって大切な情報のみを聞きたい」という願望(ないものねだり)が強い方がいらっしゃいます。
そしてこのような方は、陰で「会議なんて意味がない」というタイプでもあります。


話す方、聞く方、両方が目的を同一にすれば、「意味のない会議」というのは本来的には存在しない気がします。


もっとも、私も、決して会議が好きな人間ではないのですが(苦笑)
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2011.04.06 23:22

北陸電力の公式サイトに、このような文言で始まるページがあります。

=====
 当社は、経済産業省原子力安全・保安院長からの「発電設備に係る点検について」の指示に基づき、水力・火力・原子力発電設備全般にわたる点検を進めてまいりました。この中で、平成11年6月の志賀原子力発電所1号機の定期検査中に、原子炉において臨界事故を起こすなど、21件の不適切な事案が判明いたしました。
 地域の皆さまからの信頼を大きく損ね、改めて深くお詫び申し上げます。
 このたび、一連の発電設備の不適切な事案に対する再発防止対策について、実施方策、実施時期等を具体化した行動計画を策定いたしました。
 今後、当社は、「隠さない企業風土づくり」と「安全文化の構築」を実現するために、再発防止対策を確実に実施・定着させてまいります。
 今回の臨界事故や不適切な事案を改めて深く反省し、「法令・ルールを遵守し、絶対に隠さない」との決意のもと、全社一丸となって、新しい北陸電力を創り上げてまいる所存です。
 何とぞ、皆さまのご理解を賜りますようお願い申し上げます。
=====

タイトルは「志賀原子力発電所1号機臨界事故」というページ。
事実関係を明記したサイトはこちら。
http://www.rikuden.co.jp/shika1rinkai/jijitsu.html


最後にこう締めくくられています。

「事故に関するデータを改ざんして必要な記録を残していませんでした。」



東京電力がどうこう、ではなく、このサイトの姿勢に我々も学ばないといけないと思いました。
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2011.04.05 08:25

先日書いたブログ疑うこと、信じること~弱さを認めて強くなれる。にいろいろな意見を頂戴しており、1つ1つ拝見しております。
僕の文章が下手糞(「伝わらない」文章になってしまっている)だったのが致命的で(苦笑)、自分が伝えたかったこと、伝わらなかったこと、乖離の部分を見極め中です。
反省しないと次につながらないですからね。

伝えたかったことの1つに、「疑うことは“信じたい”という気持ちと表裏一体」ということがあったのですが、この部分をうまく説明してくれているブログを見つけました。

信じることは疑うこと


モヤモヤ感が抜けるまで、冒頭のブログ記事に向き合いたいと思っています。
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2011.04.04 23:10

実は風邪が長引いているんですよ。。。
先週頭から席が止まらなくて。おととい医者に行き。
昨日は午後も寝て、夜も7時に布団に…(12時間寝ました)

完調間際の今!無理したくはないので…今日のブログはこの報告でご勘弁。
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2011.04.03 01:36

表題を公式サイトで発表しました。

2011年度終了時までのサービス受講費用免除が柱です。

詳しくは下記サイトをご覧ください。

東北地方太平洋沖地震に関する「特別支援制度」について

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2011.04.02 22:19

娘の通っている保育園で、進級式が午前にあり、その後久能山東照宮まで行ってきました。
今日は天気も良かったし、来週末は桜がベストタイミング過ぎて逆に道が混むかなーと思いまして。

娘も「さくら組」になるようですから、今日桜を見ておくのは記念になるかなーと思いまして。


最も娘は、夜行った「湯葉とうふ懐石 花利休」で食べた豆腐料理が一番思い出に残ったようで…
寝るとき「今日何した?」と聞いたら

「豆腐!」

…はいはい(笑)
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2011.04.01 20:09

東京電力の情報公開を巡る動きを声高に批判する方がいらっしゃいます。
政府の情報公開を巡る動きを声高に批判する方がいらっしゃいます。

いずれも、

「(政府や東電が)ほんとうの情報を伝えていない、という疑いからくる怒り」

が根本にある方が多いと思われます。


被災者の方は、被災者の方しかわからない複雑な感情もありますから、お気持ちも十分察しますし、批判があれば政府も東電も甘んじて受け止めるべきだと思います。どちらも「当事者」ですからね。

しかし、第三者が、彼らが公開した情報を「声高に(声を荒げて)批判する」までするのはどうかと思うんです。
そのこと自体が「人間としてなっていない」云々ではなく、理屈として。
※もう少し蛇足的に付け加えると、「その理屈があるのに批判するのは、一度自分自身の姿勢を考えてみた方がいいよ」という意味で捉え「(考えなし、という意味で)なってない」とは思います。


被災者が声を荒げて批判するシチュエーションを想像してみてください。
これからどうしていいかわからない…頼る情報が他に何もない…
そこで情報公開が遅れたり、間違いなどが散見されたら、それは怒りますよね。

つまり「どうしていいかわからない」「頼る情報が他にない」という弱い立場におかれている当事者だからこそ、限られた“信じる選択肢”から出された情報に疑いももつわけです。
「信じたい、だから疑う。」そんな気持ちですよね。


情報元を疑い、声を荒げて批判する、被災者以外の方に伺いたい。
その目的はなんですか?と。
あなたが盲目的に、何かを信じないと生きていけない、とても弱い人だからこそ、そこまで疑うのではないのですか?と。
…自分のことでもないのに、声を荒げて批判するところまでいったら、自分がピンチのとき、あなたに情報を伝えようとする周りが誰もいなくなり、あなたは孤立しますよ、と。


まったく逆の方がいらっしゃいます。「信じたい。だから信じる。」という方。
こんな方もすがる所がない、弱い人の現れですよね。
(タチの悪い宗教のようなものを盲目的に信じるパターンを想像してみてください)

この両者へのアプローチが各々見事に現れたのが、「購買者の良識を見せるとき~最新号の『AERA』と『週刊ポスト』」で記事化したことだったと思っています。
だから、本質的には同じですね。購買層のメインターゲットの1つとして、弱い人の層を狙ったところでは。

ここでは僕は『週刊ポスト』は買う、『AERA』は買わない、と宣言していますが、これはあくまで、「表紙を見た」ことで「購買を決める」のであれば、「信じたい、だから信じる。」方に、(たとえ宗教がかっていても、このタイミングでこの表紙であれば)日本が向ってもいいのではないかな、と思ったからに過ぎません。
…でも、「信じたい。だから信じる。」が、ずーっと社会に蔓延るのも、少し気持ち悪い気がします。
なぜならそれは、上述の論理に従うなら、社会の弱さの表れ=何も克服できていない、ということになりますから。


以上から何を伝えたいか。
それは、「疑うだけ」「信じるだけ」の人は、自らがとても弱い人であり、かつ、弱さをなかなか認められない人であり、そして認めていないからこそ、弱いまま、解決法を自ら見つけることができず、盲目的に「疑う」「信じる」だけではないか、ということなんです。
※蛇足ですが、「声を荒げて(疑う気持ちから)批判する」人は、「信じるだけ」の人と異なり、周りに必要のない不快を及ぼしている点において、非難されるべき人かと思っています。


弱さを認めて、初めて強くなれます、人間は。
弱さを認めて、初めて正しい選択をしていこうとできます、人間は。



弱さを認めた上で「疑う」と、疑いきれないものに「信じる」という良性が湧きます。
弱さを認めた上で「信じる」と、信じきれないものに「疑う」という選択眼が生まれます。
このバランスの中で人は成長し、周りにも「信頼できる人」が多く集まってくるのではないでしょうか。



このブログでも何度も取り上げた、メルマガ「平成進化論」執筆の鮒谷周史さん。
震災の発生と共に、危機管理として、関西地方へ移動しました。
そんな鮒谷さんが、3月30日配信号で語られていることが下記です。
※メルマガのテイストを残すため、改行や行間もメルマガに準じています。

=========

何にしたところで、私はもとより完全完璧な
聖人君子ではありませんし、そんな人物を演じる
つもりもありません。


切れば血も出る、膿も出る、醜い生身の人間です。


初期の段階の、危険性が全く分からない状態で
楽観論や根性論、理想論で事態を乗り切ることが
できなかった臆病者の現実主義者です。


「あるべき論」のみを基準にして、
行動することができない者であり、

「あるべき論」と、実際の自分の姿とのギャップに
葛藤し続けている普通の人間です。


そもそも、東京に残ることで何か貢献できることが
あれば残る選択肢もあったかもしれないけれども、

現実にはそれが全く何も無いのに、周囲の空気を読み、
リスクを冒して残ることに意味があるのか、

などと思ってしまう、空気の読めない人間でも
あります。


東京を離れる必要はない、と科学的にいくら
説かれても、その科学的、という根拠を信じきる
ことができない情報リテラシーの低い人間です。


両親や家族から心配されるのを無視して、
東京に残ったり、落ち着いてからも戻ることが
できなかった情に弱い、小心者です。



そんな私だと認識しているから、
何を言われても、仕方ないと思うし、

同時に、

上から目線で他者を裁く見識もなければ、
指弾する資格も持ちあわせてはおりません。

だからいくら人から指弾されても、
私自らは他者を指弾するつもりはありません。

==========

弱さを認めているからこそ、疑う。
だから(彼の価値観での)正しい危機管理として、関西へ移動するという手段をとる。
しかし一方で、日本を離れないということ、これは「関西であれば大丈夫」と「信じている」ことにもなります。

自分が弱い存在だと認めた上で、疑うからこそ、信じるところのライン引きもできるのです。
これができれば、信じたことに対する「行動」に移れます(だから関西に移動したわけで)。
声を荒げて情報公開者を批判する人には、まずこんな「行動」はとれないでしょう。。。自分の弱さを認めない「変わりの形」として批判行動に出ているだけで、自ら様々な危機管理をしていかねば、という姿勢が全く感じられませんから。


そんな鮒谷さん、「指弾する資格ももちあわせておりません」とハッキリ言っていますよね。



人間は弱いんです。
だからこそ自分を守るために、何事も疑ってかかり、疑ってもどうしようもないところは信じるという手段に訴えるんです。

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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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