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2010.05.30 23:00

前編の続きです。

2)「人に聞く」行為の返答が無償で行われると思いがちな日本人の傾向があるから。

1)の部分の教育行為についての理屈を認め、「じゃあ今気づいていない価値に気づかせてください、先生!」という“教えられる側”が現れたとしても、もう一つ壁があり…
日本には、どうも「人に聞くのはただ」「返答がないのは失礼」という文化が蔓延っていると強く感じるのです。

関係性がすでにある人に何か聞いてそれに答える。これは「フツウ」です。
しかし、関係性がない人にいきなり質問行為をして、それに答を得る行為は「フツウ」ではないんです。
質問者は「とてもとてもありがたい」と思わなければいけないんです。

…残念ながら、リアル、およびネットの場で、質問行為をされている方、あるいはその人を批判し、最後に「~ではないですか?」のような議論をふっかける方に、「見ず知らずの人に質問を投げかける自分自身」ということを客観的に見れている人が少ないような気がしています。

ハッキリ言えば、相手を時間的に(あるいは心理的に)拘束する行為に対して謙虚じゃない人が、日本には多いと感じています。
ありきたりの理由探しをすれば、ムラ社会が崩れ、「助け合いの心」が変に切り出されて言語化され(とでもいいましょうか)、この部分だけ自己正当化として使われているから、だと思っています。


そんな社会の中で、カンバセーションがかなり必要な「教育」行為を産業として成立させる(=価値を認め、対価を支払わせる)のは至難の業。
諸外国に比べ日本は「カウンセリング業」が成り立ちにくいとよく聞きますが、これも同じことですね。


3)「相手の今」に落とし込んだ教育カリキュラムを提示し、「相手の今」では価値すら把握できていない高いレベルまで昇華できる教育手法を提示できる仕組みを、「教える行為」をする産業全体で構築できていないから。

もちろん自戒を込めています。そして誓いとも、願いともいえる、自分の想いも込めて、ブログに「明記」しています。

1)、2)のような真実や現状があるとしても、それをぶっ壊すだけのダントツの教育カリキュラムを作ってしまえば、目に見えぬ価値でも出資する場合が広がるでしょう。
アイドルに投資するのと同じで。

以上、1)~3)の理由をひっくり返すことができれば、日本に教育産業は根付きます。
理由の中には、教育を受ける側の態度・姿勢について触れていますので、彼らの変容も必要、だとは客観的に思うのですが…
表面上の「教育産業」の一員で、そして、ほんとうの意味で「教育産業」の一員になりたいと思っている自分自身がいる以上、僕は徹底的に3)を追求すべきですね。
1)、2)を言い訳にせずに。


テーマとしては一度書きたかったブログなんですが、あわせて自分自身の決意表明でもあるんです、今回は。
…というのも、今、「人」をリソースにした教育カリキュラムを開発し、ビジネスマッチングしようという試みを開始しようと思っていますので。

猶予は半年。この中で何か作ります。
宣言しないと自分を追い込めないので、自分の誓いも兼ねて、2回のブログとして書かせていただきました。
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2010.05.29 23:53

日本にはまだ、教育産業がない。

感覚的にそう思っています。
#世界については勉強不足で、あるといえるのかいえないのか、わからないのですが。

一部の、個人で行っている教育機関(私塾など)で、真の意味での教育を生業としている民間機関はあるとは思いますが、「産業」として成り立つほど日本国内に「教育」は根を下ろしてはいないと感じています。


自分の所属する会社のことから申し上げた方がいいですね。
Z会は、教育産業ではなく、受験産業の域を脱していない、というのが、「中の人」として見た正直な感想です。
産業の冠につけるのは、冠に出資する行為が認められて、だと思うのですが、Z会の教材を購入する際の顧客行動として、「教育」ではなく「受験」に対して、というのが、偽らざる現実でしょう。

もちろん、「教科教育」という意味合いでは、日本一のスタッフが揃っていると思っていますし(決して宣伝文句じゃなく、僕自身が教材編集に7年間携わった経験からの、偽りのない感想です)、教科教育を越えて、お客様に教育的価値を与えたい、と思っているスタッフも大勢いますが、企業としてトータルで見せる姿や、お客様がZ会の教材・サービスを購入する動機としては「質の良い教育」ではなく「受験に合格する」という価値、というのが現実でしょう。
#実際、「Z会」で想起するイメージのNo.1は、アンケートリサーチなどでも「難関大学に合格する教材」ですからね。

脱線しますが、自虐的に語っているのではなく、「正直」に述べているだけですので、誤解なく…。
いやZ会には受験だけの企業になってほしくない、とか(後述しますが、僕自身もそう思っています)、スタッフがそんなこと言うなんて情けない、という意見は、筋違いですので。


閑話休題。
受験産業の他、「教育産業」として半ば強引に括られる産業に含まれる現実の産業として、「受験産業」の別の価値に「保育産業」があると感じています。
つまり、育児の代わり。保護者が子どもにかまうことができない、あるいは、保護者が自分の時間を作りたいがゆえに、子どもを塾に行かせたり、子どもが一人でも遊んでくれるような教材に手を出したり。
感覚論ですいませんが、「受験産業」は成熟ないしは若干衰退しつつありますが、「保育産業」はどんどん伸びていると感じています(そしてそのように感じる方は、決して少なくないと思います)。

あとは、産業として成立しませんが、「(学習)補助」という形態も、(教育産業といわれるものの中に)あるでしょうね。


受験だけではない、保育だけではない、真の意味で教育してくれる民間機関に通わせたい!という声を聞いたことのある方、あるいは思われている方も多いでしょうが、現実「行動」に移るときに、「教育」という抽象的な価値に、(それこそ)「投資」する方はほとんどいないのが現実です。
会社に入り現実を見たり、同じような生業を行っている方に話を伺うにつけ、益々そう感じるようになりました。


教育産業がなぜ日本に根付いていないか、その理由として3つ挙げます。
1)「教育」が本当の意味で身のあるものになるには、教育行為を始めるときに気づいていない価値を体得させることが必要だから。

教育そのものがはらむことであって、このブログの読者の方だったら何度か触れてきたのでお分かりだと思いますが、内田樹氏の書籍に出てきた考え方をパクっています(苦笑)。

例えば…私見も混じった例で恐縮ですが。
ビジネスを考えるときに、ロジスティクス(物流)について着目するのは非常に重要だと思っています。
アマゾンも「ネットで何でも注文できる(そして、注文するときに注文しやすい)」という点にばかり注目は集まりますが、最大の特長の一つは、早く手元に本を届けられる物流の仕組みを構築していることにあること、言われたらわかると思います。
しかし、「よし、ビジネスの勉強をするぞ!」と思い立ったときに、経営学、マーケティング、会計…は目に付きやすいですが、「ロジスティクス(物流)」と言われて、勉強する気になるでしょうか?多分多くの方は「ピンとこない」という感想になるかと思います。

このような価値に心底気づかせてあげることが教育の本質です。


しかし、この例で述べるなら、たとえば「ビジネス分野別マスターコース」という講座を作ったときに、「ロジスティクス」は人気講座になるでしょうか?…恐らくはならないんじゃないでしょうか。
だって、その価値に気づいていないわけですから。


これが、民間機関と、真の意味での教育的行為とのミスマッチの部分なのです。


後編に続きます。
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2010.05.28 23:10

といっても早大生の熱い気持ち、という意味でのタイトルではなく(笑)

本日、『早稲田魂』という冊子を手がけている、早大法学部2年の真野さんとお会いしました。
本冊子を作るサークルですね。

真野さんは受験時代、まったく情報がない「地方」かつ「進学校ではない」ところで時間を過ごしました。
早大を受けたいと思い始めたときも情報がなく、困ったときに出会ったのが本冊子。


恩返しも込めて、早大合格後、この冊子を作るサークルに入り

「受験生に早大のことを少しでも知ってほしい」

そんな思いで日々の活動をされているようです。


すっごいわかるなあ。


僕も都会と地方との情報格差を目の当たりにし、地方の人たちに少しでも情報を届けたい!という思いは強いので。。。


情報というのは、単なる「真実としての情報」の他、「雰囲気としての情報」というのもあります。
前者は今ではインターネットでほぼ手に入るんですけど、後者はなかなか難しい。
ダイガクエストを立ち上げたのも同じ理由からです。


『早稲田魂』にはそんな「雰囲気」を知らせる内容が満載です。



早大を少しでも希望される方、こんなサークルと連携したい方…
『早稲田魂』のサイトからご連絡してみてはいかがでしょうか。

僕もZ会として、何か一緒にできないか、考えてみるつもりです。


追)最近出張続きで、ちょっとヘロヘロです。
週2回上京、1日アポ3~4件こなす、という毎日。
しんどいですが楽しい、そんな毎日です。
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2010.05.27 00:54

昨日のブログで紹介した『学習の作法
読んでいたら素敵なフレーズがありました。


勉強量の差をつけているのは、「やる気があるかどうか」ではなく、「やる気が起きないときにも勉強できるかどうか」です。


これが進学校とそうじゃない学校の生徒との差、と筆者は説きます。


確かに!と思いました。


やる気がでないときは誰でもあるんです。
勉強熱心な子というのは、やる気がないところからやる気を出す方向に進む人間のことではなくて(稀にそういう方もいらっしゃるでしょうが)、やる気がないときでもしっかり自分のやるべきことをやれる人のことですね。


「どうやったらやる気がでるんでしょうか?」


そう聞く前に、「やる」耐性をつけましょう!
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2010.05.26 23:40

ご献本を頂戴しました。

『学習の作法』
(天流仁志/ディスカヴァー21)

オビに書かれた言葉

「秀才の“やりました!”と公立校生の“やりました!”は違う!?どこが!?」

これはいいところついていますね、同じ発する言葉でも違うという事。


嬉しかったのは、本書の中で、Z会の『ほんとうの「国語力」が身につく教科書』が取り上げられていたこと。

=====
小学校から中学校の音読テキストでお薦めするのが、『ほんとうの「国語力」が身につく教科書』(Z会出版)です。
=====

この本実際、僕自身が自分の会社から購入し、小学生高学年~中学生のお子さんがいらっしゃる知人に、プレゼントとして渡すことがあります。
それくらい、良い本なんです。


ディスカヴァーさん、いつもありがとうございます!
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2010.05.25 01:51

大学研究家の山内太地さんにお会いしました。
ブログ:世界の大学めぐり
ツイッターでもキレのある発言を連発しています。

ブログで僕とお会いしたときにとっていただいた写真と記事も掲載
ツイッターでも何度もダイガクエストの宣伝をして頂き。
ほんのちょっと、2時間ばかりの交流を持っただけで、ここまでしてくれる方なんて、気持ちがないとできません。

山内さん、ありがとうございます。

=====

山内さんは、日本全国の大学を踏破した、という…
ほとんど「鉄ちゃん」の領域ですね。
そんな彼の魂がこもった書籍は、「ブログ:世界の大学めぐり」にすべて掲載されています。
大学選びの参考にもなるかと思います。


大学のナマの姿、なかなか高校生には届きません。
是非今後も、大学のナマを届ける活動に勤しんでほしいものです。
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2010.05.24 19:47

※25日に本記事書いています。

勝手に「社外の姉貴の1人」と慕っている、干場社長のディスカヴァー21社がYahoo!トップ記事に掲載されると言う嬉しさ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100525-00000032-zdn_n-inet
しかも26日に、ディスカヴァー21さんに商用で伺うんですよね。
(何するかはナイショ)


干場社長とはご縁があり、3年ほど前に出会っています。
初対面の時から、干場社長のことをとても気に入って(という言い方も失礼ですね…)、すごく長ーいお礼メールを書かせていただき、その後彼女から返信。
その返信のメールが2007年10月1日の日付で、未だに残っています。


超久しぶりに見返したら

「これから“寺西君”って呼んでいいよね、親しみを込めて」

的な文章が残っていて、ほろっと涙も出そうになりました。
(実際今でも「寺西君」と呼ばれています)


いまやほとんどの方がご存知の「婚活」という言葉。
生みの親の1人である山田昌弘さんは、実は大学時代のサークルの先輩。

以前面識が1度だけあったんですが、その後ディスカヴァーさんの年末パーティーでバッタリ。
先方とても驚かれてました。
そしてそのときに、もうすぐディスカヴァーさんから出版するんでよろしくね~って話されていた本こそが「『婚活』時代」です。

そして僕は、直後に行われた年に1回のサークルのOBOG会で、「『婚活』時代」のチラシをばら撒いていました。まだ「婚活」なんて世の中誰も話していない頃…


まあそれくらいご縁がある会社なのです、ディスカバーさんって。



これからも、外の応援団の1人として、ディスカバーさんとは接します。
きっとディスカバーさんも、Z会を応援してくれてますから、どこかで。

そんな、心の中での信頼を、強く感じています。
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2010.05.23 23:49

5/22の日経新聞朝刊に、宮崎県の口蹄疫に関する記事の中で、こんな文章がありました。

川南町の畜産農家の男性(61)もうなだれる。育てていた75頭の牛は殺処分されており、交配させる雌牛もいない。「感染疑いとなってしまったのなら、悔いているより、感染拡大を食い止め、早く再生のスタートに立ちたい」とも語る。「県産の種牛に頼り過ぎない宮崎牛の育成法を編み出していくチャンスにしたい」と語った。

この力強さ、どうです?


一番伝えたいのは、就職難を外部環境のせいにし愚痴る大学生です。
愚痴っても何も変わりませんので。
現実を見据えた上で、じゃあどうするか、を考えるしかないですし、逆にそれを考えられる人は、希望の就職を見つけている気もします。

周りが同情する分にはいいんです。数年前に比べて厳しいのは、純粋に「かわいそう」という気持ちになるのが人間ですから。
だけど、その同情に甘え、自ら何もしない、外部環境のせいにする人は、違うってことなんです。

※そういう人には僕も同情しません。


会社員にも、まーほんとに、外部環境のせいにする人って多いと思います。
Z会の中で言うならば(注:そういう声はありませんが、あくまで例としてこんなもの、ということで)

「売上下がるのは少子化のせいだ」

って声が代表的ですね。
もし僕の近くでこんな声聞こえてきたら、さっさと会社辞めてください、と言い放ちますね(苦笑)。辞める勇気もないくせに、言葉だけ発するのが一番困りもの、ってわけで。


昨年もリーマンショックのせいにした会社員、世の中にいろいろいたんだと思います。


何かのせいにしても変わんないんですよ。
「じゃあどうするか」
これを考えなきゃ。
そしてできる限り動かなきゃ。



まあ、新しいもの好きの僕は、今の環境の方が生きやすいんですけどね。


年金がもらえないとか、定年まで働けないとか…
まあ、今の30代の以下の人(僕もそうです)は、その可能性の方が高いと思っていたほうがいいでしょうね。

だったら、年金もらわずとも必要とされる人を目指す。
定年まで働かなくても別のところに行き場を探す。

そういう発想を常にしている方が、逆に幸せな気持ちが高くなること…
わかんない人には、わかんないでしょうね。
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2010.05.22 23:43

「ダイガクエスト」にご登録いただけると、寺西全開の(笑)「ダイガクエスト通信」がお手元に届きます。(もちろん大学の情報を少しずつ伝えております)

22日に発行したダイガクエスト通信を抜粋してご紹介!

=====

「超重要かつ至急じゃない」長期的業務を優先していたら
「重要かつ至急」の本メルマガ発行が後手に回り
アセアセしている寺西@運営者から、第16号を。



◆◇ 大学・教育 ピックアップ ◇◆

栃木県内の理工系を元気にしたい!というプロジェクト
T-Berry のサイトをご紹介します。
http://t-berry.channel.yahoo.co.jp/index.php?blogid=1

Tは「栃木」と「帝京大学」のかぶったところのT、と言う意味です。
#ちなみに僕も「寺西」です(←どうでもいい)

帝京大学の理工系
http://www.teikyo-u.ac.jp/campus_utsunomiya/top.html
が宇都宮にあるために出来上がったプロジェクト。
サイトだけではなく、イベント、冊子など、様々な活動から

「理工系を元気に!」

というアプローチをされています。
→栃木県にとらわれず、理工系の参考にしたい高校生のみなさん、
大学の理工系学部のPRをしたい大学生、大学職員さん、
そしてOBOGの皆さんには、参考になるところが大変多いプロジェクトです。

T-Berryに関わる教員を紹介した冊子が
http://t-berry.channel.yahoo.co.jp/index.php?itemid=41
から手に入りますので、是非ご興味のある方はどうぞ。


あわせて、本メルマガをご覧になっている大学関係のみなさん!
このメルマガでは、「おっ、いい活動だ」と感じたものを
どんどん紹介していきたいので、何かPRになることがありましたら

daigaquest@zkai.co.jp ※@は半角に変える

までご連絡くださいませ。



◆◇ ダイガクエスト投稿 ピックアップ ◇◆

イベント情報を2件ご紹介します。

お茶の水女子大学の学生サークル、Ochasによる
「大学は美味しい!! フェア」(6月2日~8日)
http://www.daigaquest.jp/17_0/posting_detail.php?pcnt_id=1&seq=75

東大五月祭のイベント紹介
http://www.daigaquest.jp/9_0/posting_detail.php?pcnt_id=1&seq=76


(中略)

===あとがき===

「受験だけにスポットをあてない教育が必要!」

と、世の中で唱えている方がたくさんいらっしゃるようですが、
実際、そんな教育を目指している団体、たくさんあるんですよ。

NPO法人東京コミュニティスクール
http://tokyocs.org/0020_schooling/
仕事の学校
http://www.shigotonogakkou.net/
絵本ナビ
http://www.ehonnavi.net/
教育と探究社
http://quest.eduq.jp/

表に見えている形は違えど、みんな「教育」を考えている
民間の団体です。


しかし、これらの団体が、どれだけ認知されているか、
というところに、求める側の認識と、頑張って活動されている方との
乖離があります。
「仕事の学校」にいたっては、楽天の創業メンバーで
副社長まで経験した本城慎之介さんの想いがこもった活動、
にも関わらず、本MLの読者の方でも、ご存知の方は
少ないのではないでしょうか。


この実態を真正面から見ないと、

「受験教育なんてダメだ!民間でも受験以外の教育を!」

と言うだけで、何も変わりません。


…といって、僕自身も受験教育“だけじゃない”教育を
Z会の中でつくって行きたいと思っている一人なので、
この事実を肌感覚で理解し、真正面からむかい、問題点を洗い出し、
「Z会なら」何ができるか、と、常に考えています。


ダイガクエストとは関係ない話になりましたね。
まあそういうことを考えている人間が
運営していると思っていただければ(笑)
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2010.05.20 23:35

ツイッターでいろいろ高速回転議論(笑)をしていたら、若い人の視野を広げられる場を中年が(苦笑)用意したいですね~という話から始まって、「多様性の受容力」と「視野の広がり」が違う、という僕の発言に「どこが?」などと、やり取りしているうちに自分の考えがまとまりました。
自らの体験に基づいて話します。


僕は小さい頃から、家庭が田舎の自営業だった関係もあって、近所づきあいはかなり多い、町内会の集まりのようなものによく出させられる、店に来たお客さんの相手をしなければいけない…など、結構な人間の多様性の中で育ってきたと思っています。

18歳で東大に合格し、初めて東京に出てきたとき。
たとえば「歴史を学ぶことで今の自分がある意味を弁える」などの洞察・視野の広さは全くありませんでした。
同じとして自分より視野が広い人がゴマンといて、追いつくのが(とでもいいますか)大変でした。
田舎だと視野がどうしても狭くなる…と感じました、そのとき。


視野を広げるには、やっぱり、選択肢が多い環境が必要だと思うんですよね。
ただ、それだけでは広がるわけではありません。
様々な選択肢があることを受け容れる力が必要です。

そして、この受容力は、人間関係に良い意味でも悪い意味でも「濃い」、田舎の方が磨かれると思っています。
だから、田舎で育った人間が、都会に出てきて、視野を広げようとしたときの、そのパワーや実際の広がり方って、結構凄いですよ、正直。
僕も負ける気しないんですけど(苦笑)、それは、ごった煮の人間関係の中で育った外部環境が多分に影響していると思っています。


だから…
都会の子が田舎体験すると、戻ってきた後にグンと視野が広がっていく経験をすると思うんですよね。


なんかこんな感じです、僕の中で、「多様性の受容力」と「視野の広がり」が分かれているのは。
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プロフィール

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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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