<今日の事後ネタ>
Q.先日政界からの引退を発表した、1993年、自民党政権転落時の総裁にして初の「野党党首」となった人物は?

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福岡での小1殺害事件、なんとも悲しい結末になったようです。。。
こういう事件があるたびに感じるのは、社会全体が「子どもを産むことが怖い」あるいは「損だ」(=一生懸命育てても何に巻き込まれるかわからないから)のような風潮になるのを避けたいということです。
「損する」という感情を「抑止」するために、子どもを産まない、という選択肢をとる。。。
こう考える人たちが多くなった社会は、決して幸せな社会とは言えないでしょう。
子どもを産む、産まない、それは個人の自由といえばそれまでですし、身体的・精神的な制約によって「産めない」人もたくさんいらっしゃるかと思います。
また、子どもが欲しくても、相手が見つからないという方もいらっしゃると思います。
※これ、結構切実なんです。僕もモテませんでしたので(苦笑)、両親から「はよ結婚せえ!」とたびたび言われた言葉に対しては、心の中で「相手がいないんじゃ!」と叫んでいました(かといって、両親が無理に薦めた相手もうまくいかないと思っていましたし)。
ただ、人間という生き物が作る社会全体をして、「産まない」という選択肢を「必要以上に」あるいは「消極的な理由で」選ぶようになるのは、健全な社会とはいえませんし、そもそも「種の保存」という思想性に反する成員が多くなる社会は、果たしていかがなものでしょうか。
そんなわけで、やはり「子どもを産んで育てたい!」と思う人、あるいは自らが出産に関わらない(関われない)でいても、「子どもってかわいい!」「子どもって素敵!」と純粋に思う心が世の中に溢れていて欲しいと思うのです。今回の福岡の事件は、本当に悲しいことなのですが、事件の報道を追う過程で目にした出来事や共感したこと、そして思ったことを3つほどお伝えし、「今の日本社会って…」というステレオタイプ的な愚痴に流れないよう、前を向く気持ちにできれば、と思います。
1.母親が逮捕されたニュースが流れたとき、
「やっぱりな、と言わなきゃならんのが悲しい」というコメントへの共感者が多かった。
Yahoo!上で見た一言感想において、2位以下のポイントを2倍以上引き離して、ダントツの1位のポイントを稼いでいたコメントでした。
この短い言葉に、僕も全く同じように感じました。
マスメディアで報道されている記事だけを見ていると、母親に対する疑念がゼロだった方は少ない方ではないでしょうか(これも「残念ながら」とでも申しますか…)。
しかし、だからといって逮捕前に「母親でしょ」のようなコメントを軽々しく口に出したり、ネット上に書き記したりするのは、「個人の揣摩臆測」を「表現の自由」ということを振りかざして他人に叩きつける暴力以外の何者でもありません。
これも残念ながら「きっと母親が犯人だよ」のようなコメントがネット上に飛び交っていました。
しかし僕が見た事実。
「たとえそうだとしても、言ってはいけない言葉です」このコメントに賛成のコメントが多数。心無い発言者は「表現の自由」を振りかざし反論。
それに対し再度上記発言者は
「表現の自由がいかなる場合も許されるのであれば、名誉毀損は成り立ちませんよね」これまた賛成の意見がどどどっ…とつき、反論者は口を閉ざしました。
人のことを慮り発言する人、その人を守ろうとする人が多い瞬間に胸をなでおろしました。
2.
「悪いのは母親個人だと思ってる人がたくさんいるんだろうけど…どれだけ母親は苦しんだか、何でまわりは何もしてあげられなかったか…そういうことまで思いを馳せないと、いつ自らが同じ状況に陥るかわからない」という意見を(ネット上で)目にした。
心に響いた文章でした(一部表現を変更しています)。
他人事じゃないんです。自分も同じ状況になる可能性があるかもしれないんです。
だけどそんなときはみんなで悩みを共有しましょうよ。
話し合っていきましょうよ。
助け合っていきましょうよ。
そんな叫びに触れたような気がして…
子どもをいとおしく思う母親の気持ちと、温かい気持ちと…いろいろなものを感じることができました。
3.今日も我が娘は笑顔をふりまき、周りの人の笑顔を呼び込んでいる。
30半ばまで子どももいなくて、一生子どもができない人生も想定していましたが、いざ授かるとほんとにかわいいものです。
この子のためなら何でもしてあげたいと思います。
また、そんな愛情を子どもが感じてくれたのであれば、その気持ちを僕のような親に返すのではなく、他人に返して欲しいと思います。
そしてそれがわかってかわからなくてか…
まだ1歳になったばかりの子どもなのに、他人とすれ違うときに「にこーっ」と笑います。
周りの人が笑顔に溢れます。
そんな経験を何度も何度も何度も…できる社会の方が幸せです。
そして今僕も、幸せです。
子どもが幸せになる社会こそが、一番大人も幸せを感じられる社会ではないでしょうか。

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事後ネタA.河野洋平氏