先日ブログで、
平成進化論の
鮒谷周史さんを取り上げたところ、翌日鮒谷さんから「ブログでのご紹介ありがとうございました!」とメールがありまして。
そして、読者数20万部!のメルマガ、まさに
平成進化論にて、僕のことをご紹介してくださいました。
==引用開始===
【今日のつぶやき】
<不易流行>
親しい友人である、
Z会ハイパーソーシャルメディア開発特命職
(=Z会のWebマーケティング責任者)
寺西隆行さんがブログに「平成進化論」のことを
取り上げて下さいました。
http://www.zkaiblog.com/histaff/33837※寺西さん、ありがとうございます!
実はこのブログのコメント欄に寺西さんが
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平成進化論のいいところは
・鮒谷さんの成長・進路と合わせ変わりつつあるが、
本質は変わらない「不易流行」を体現しているところ。
・そのため、新規顧客も「内輪受け」色なく入れ、
既存顧客も飽きさせない
ってところだと思います!
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と書いてくださったことが
一番嬉しかったです。
あまり書いたことがないかもしれませんが、
まさに「ビジネス版 不易流行」を、具体・個別の事例に
落としてご紹介できればよいなと思い続けてきたので。
そして「不易流行」を自らの身体を使って
実証したいという思いもずっと持って、やってきたつもりです。
(参考)
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ふえき‐りゅうこう【不易流行】
(芭蕉の俳諧用語) 不易は詩の基本である永遠性。
流行はその時々の新風の体。
共に風雅の誠から出るものであるから、
根元においては一であるという。
(広辞苑第五版)
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==引用終了==
こちらこそご紹介していただきありがたい限りです。
おかげさまで最近のブログのアクセス数がとんでもないことになっています(笑)
注)僕は現職では、Webマーケティング責任者ではありません(苦笑)
確かに鮒谷さんとは(ありがたいことに)友人のような関係性を築けています。
しかし、友人だからといって、友人の言動や成果物を無条件に褒めたり、紹介することはありません。
「自分自身が読者の皆さんのことを考えて、紹介したいものがある、だから紹介する」
にしなければ、読者の皆さんの期待を裏切ることになり、結果、僕が行う紹介行為の価値が下がる…つまり、「あーあいつの紹介って、いつも誰かに頼まれてやっているだけだよね」になっちゃいますから。
紹介したいと思ったからこそ紹介する。
その方、その成果物が、社会に価値を与えているから。
だからこそ、知らない人に、僕の持っている僅かな力であっても、知るキッカケを与えていきたい。
それがブログなどで誰かを・何かを紹介する僕のスタンスです。
すると
・ブログの読者:「寺西のブログで紹介された方は、寺西がホンネで薦めているものだ」と感じる(信頼性が担保される)
・紹介された方:ホンネで紹介された → 読者も信頼してくれる → その読者の中から自分のファンが増える → ありがたい → 寺西が何か面白いことをしたときには自分も薦めたい!
という連鎖が起きます。わかりますか?
このブログは、寺西個人の教育を中心とした想いを伝える媒体ではありますが、Z会の広報活動の一環としての媒体である側面も持っています。
つまり、「Z会の寺西」個人、あるいは、このブログが紹介されることは、所属している会社:Z会へ還元すること多々、という結果を生みます。
仕事の側面から見ると、「広報活動の成功」なんですよね、これって。
「広報」としての真のお仕事はここがキモ。
自社のことを自社からPRすることじゃなくて、いかに他人の口をして自社のPRを引き出すか、です。
しかし実際には、広報の「前提」すら出来ていない企業が大半です。
とくにwebにおいて、僕が「前提」としていることは、
1.ネタをつくる
2.そのネタを自社のwebサイトにupする
3.upされた事柄が発見されやすい状況をつくる。#3において、弊社は
News2u.netに大変お世話になっています。
#3の文言を修正しました(H23.1.12)
の3つの段階を踏まえることなんですが、ほとんどの企業(の広報担当がしていること)は2だけ。
「たまたまあったネタ」をサイトに載せるだけで、ネタを何とかして作ろう!という気概に溢れていたり、そのネタをwebを見ている人が偶然発見するようにいろいろと仕掛けてみよう!という気持ちもなかったり。。。
本前提を
News2u.net運営会社
ニューズ・ツー・ユー社長の神原弥奈子さんに伝えたら、さらに助言されました。
「ネタを作る=伝えたいことがある=ファクトを発見できる、という能力も大事です。広報的な見方で言うと、
第三者的に社内を客観的に見たときにファクトとして伝えるべきことをみつけ、正しい方法で情報を提供するということではないかと思います。」
まさにそうですね!
確かに、他人の口をして、自社のPRを引き出し続けるには、「ネタの信頼性」を醸し出すことは大切ですから。
これに加えて僕は、
・「寺西の紹介したものはほんとにいいものなんだ」ということを読者に体感させ
・“「紹介したものはほんとにいいものなんだ」ということを読者に体感させているんだ寺西は”と「紹介された人」に思わせ
・「紹介された人」にも紹介される
という工夫をしているわけで。
「相互に紹介しあう関係」を築き、私も必ずあなたのことを紹介する、だからあなたも必ず私のことを紹介してね、という「相互紹介」は(やらないより良いですが)それほど効果はないです。
そんな紹介文に魅力など感じませんからね、第三者は…