不本意な内定より留年…「卒業せず」10万人超
↑ヨミウリオンラインにリンクします。
同じ経験をしました(苦笑)。しかも2回も。はい、4年生を3回やったんです。。。
同じことをした人間として申し上げると、留年期間中、他の人の倍程度、自分磨きをしなければ、次年度も希望の内定をとれないと思います。
「今年は運が悪かった」「面接官に変に思われた」「スタートを早くすればいけるんじゃないか」「一回経験した人間の方が、初めて就活する人間より有利なはず」…などという想いが強いようであれば、次年度は結果がより悪くなるんではないでしょうかね。
僕は2年連続、同じ企業に不合格をもらいました。
1年目は最終選考までいき、2年目の方が状況的に緩かったのに、2年目は1次選考で落ちました。
今振り返ると、留年した1年目は、明らかに「頑張って」いません。
その1年間でたまたま、今後の人生につながる大きな経験はできましたが、1年かけてやることでもなかった、そんな経験です。
そのときは「留年してよかった、こんな経験できたんだもん」と思っていましたが、1年というタイムスパンがあれば誰でも何かしらの経験をするわけで、その経験に甘えた自分でいると、結果希望はかなえられない、ってことなんだと思います。
留年した1年間でしなければいけないことは、、志望する企業に認められなかった理由を分析し、自らの足りないところを補う活動をするのが王道ですよね。
このとき注意しなければいけないのは、「分析する」自分も「志望する企業に認められなかった自分」の状態で分析しているわけですから、フツーに分析すれば「甘い」分析に終わってしまう、ということです。
能力が「ちょっと」足りない、と思ったところは、実際には「かなり」足りない。「かなり」足りない、と思ったところは「絶対的に」足りない、と認識し、それまでの倍程度は頑張らないと。。。
僕は恥ずかしながら、頑張り方がそれまでと同じでした。だから前年度より差が開く結果に終わったんだと思っています。
もうひとつ、留年時にできることがあります。
それは、欲望の質を変えるということです。
自分がいくら「行きたい」と思っても、相手が「(自社に)ふさわしくない」と思えば、入れません。これは能力の高低ではなく、「あわない」だけなんです。
そう思うと、恋愛と一緒です(苦笑)。
相手に振り向いてもらえなければ、振り向いてもらえるように頑張る。これが前者。諦めて別のお相手を探す、これが後者。
諦めるのも相当程度キツイ体験をするでしょうが、それを乗り越える1年と言う猶予なんですよね。
ちなみに僕は、留年2年目で最終的に落ち着いた今の企業で、とにかくやれることはやる!とやっていくうちに、仕事も楽しくなり、やれることも増えてきて、好循環に。
就職先を多くの人に知らせた時、「あわない」という声は一人もありませんでした。留年する前に志望していた企業では、何人かから「あわないんじゃねーの?」という声があがっていたんですが。
つまりはそういうことなんだと思います。どんな結果になろうと、最後に選んだ道を「きっとこれがご縁なんだ」と受け入れ、その道で一生懸命頑張るのが、後で振り返って「(この企業で)よかったなあ」と心底思えることにつながると思います。
恋愛もそうですよね、それまでお付き合いした人がいて、別れた人がいて…
それでも、最後に選んだ人をパートナーとして、一緒に家庭を築いていこうとする、すると、幸せがどんどん、舞い込んでくるわけで。
こういうブログを書いているうちに、まだまだ仕事も、家庭も、頑張れることあるな、と思えるようになってきました。やるぞー!笑
2014.07.20 18:41
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