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2018.01.27 23:50

ミルグラム実験という有名な実験があります。

▼ウィキペディア「ミルグラム実験」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%AE%9F%E9%A8%93

しらべぇの方がわかりやすいかもしれません。

▼世界を震撼させた驚愕の心理戦『ミルグラム実験』とは
https://sirabee.com/2016/02/27/87687/

簡単に言えば
・「(問題を解く人が)問題に間違えるたびに、電流を流してください」という指示を受ける
・電流をどんどん強くする。間違えた人はどんどん叫び声が大きくなる(※実際には電流は流れておらず、演技しているだけなのですが)
・最後は(演技している方が)無言になっても電流を流すのを多くの人が止めなかった
という実験です。

これが『C.M.B』という漫画で紹介されており、主人公はこういうセリフを言います。
「人の倫理観はブレーキにならない」


メディアのニュースで、倫理がない、と一般的に思われる行動が報道されます。
その行動をした人間を「よくない」とか「信じられない」とか、そういう目で見がちな方も多いかと思います。

しかし、追い詰められた状態では、人はいとも簡単に、倫理観を壊せるのです。
行為だけが過剰に報道されますが、その人がそこまで追い詰められた状態だったかまで報道されることは稀です。

そしてその行為、行為をした人を責めます。
インターネットでは本人のソーシャルメディア上で直接的に中傷に近い批判ができるようにもなりました。

なんか悲しい。


倫理観をもつことは大事だと思います。
その一方で、倫理観で防げる、と過剰に思うのではなく、「倫理観はブレーキにならない」と思って人を見つめた方が、他人に優しくなれると思うのです。

倫理観でブレーキをかけられなかった人間、ましてや自分が知らない人を責めて、正義の優越感に浸る人が多い社会よりも、優しい人が多い社会がいいなあ。
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2018.01.10 08:19

先日、パワーポイントの資料を作っていた方から第一案が提出されました。
意見者が、案に対して(客観的に見れば)かなりの批判的な意見を入れました。

意見者の意見はもっともで、よくわかるものでした。
一方、その意見者の意見は、今回の「案」がないと表に出て共有されることこならなかった意見でもありました。
だから、案をつくってくださった方には最大級の敬意と感謝も同時に湧いてきました。


世の中で、「表現されたもの」に対し、いくばくか好ましくないと感じるものがあったら、過度に指摘する風潮を感じることがあります。
もちろん、悪意を持って誰か・何かを貶める表現については咎められるべきでしょう。
しかし、指摘した方がどれだけ(客観的に見て)好ましいことを言っていても、最初に表現した方に勝るとも劣らない敬意を表すべき場合もたくさんあります。

それだけ、表現するって難しいことだ、表現している方は自分にできないことをやっているんだ、と、敬意をもって接することが、姿勢論として大切だと思っています。


冒頭に述べた作成者、意見者、そして私の間には、お互いがお互いに対する(役割分担への)信頼があります。
だから、お互い敬意をもって物事を進められるので、建設的な批判となり、物事が高度にバランスよく前に進みます。

根底にあるのは、表現者への敬意だと思います。

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http://www.news2u.net/releases/158168
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2018.01.07 21:47

計画して進めることは大切だと思います。
単に走っているだけでは方向性もわかりませんし、いまどこにいるかもわからなくなりますから。

一方で、「計画すること」にとらわれ過ぎると、計画そのものの美しさ(とでもいいますか)や納得性を求めがちになります。
そして、美しい計画、納得できる計画、というのは、この変化の速い時代、たいていは、計画通りに進みません(ないしは、計画通りに進むよう、目標値を最初から低くしたもので納得するように持ち込みます)。

ですので、いい意味で「適当」な計画をつくって、走りながら考え、修正していくのも、この時代大切だと思います。


計画立てることが得意な人、とにかく走って新たな方法論を見つける人、どちらも大切だと思います。
その上で、計画立てるのが得意な人は、とにかく走ることも大事であることを認め、それが得意な人に走れる場をつくってあげること。
とにかく走り新たな方法論を見つける人は、計画立てることが大事であることを認め、無計画になりすぎないこと。計画を立ててくれる人に敬意を持つこと。

自分にない側面をもっている人に敬意を表し、役割分担し、チームで動く。そうするとすごい成果は生まれると思います。
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2018.01.05 13:00

自分が人より特長を活かせる部分が人から求められたら、応え続けられる人間でいたい。
また、自分だったらそんなのすぐできるのに、という部分の助けが必要な知人他のアラートに敏感でありたい。そして助けたい。

特長ってそういうもので、他人ではできない(あるいは時間がかかる)ものを、自分ではすぐできるもの(部分)、ということだと思います。
そして、人が身につけている特長を最大限に生かせるような社会構造・社会の価値観形成ができれば、社会の生産性って上がると思います。

人には特長もあれば、欠点もあります。
欠点に目を向けるのではなく、特長を活かせる社会に…。
そのためには、欠点も含めて(ここがとても大切)、特長のある人を人として「信頼する」ことができるかどうか、ということにかかっていると思います。


こうやって書くのは簡単ですが、私自身も、欠点の見える方を、仕事で「信頼する」のはなかなか簡単なことではありません。
こう書くことで、「(私自身が、他人を)信頼しないといけないな、まずはそこからだな」と自分に言い聞かせています。
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2017.04.22 22:15

尊敬していた年配の方が、「一線をひこうと思います」という発言をされました。


年配の方が身をひこうとするとき、「まだまだ頑張ってほしい!」という気持ちを表現し相手に投げるのは、(状況にもよりますが)基本は止めて、「おつかれさまでした」と声をかけたいと思っています。リアル他で密接に関係していない場合においてはとくに。

頑張ってほしい、という表現が多い社会を是とするなら、特定の価値観の人たちに熱狂的指示を受け、そして引退したがらない年配者をいつまでも社会に残すことも是としなければいけません。結果として意固地に引退したがらない年配者(と多くの方が思っている人)が多く残る社会を導いてしまうと思うんです。


次世代に継いだ方がよいと思うときにはバトンを渡す。
継ぎたいという言葉を頂戴したときにはバトンをもらう。
このバトンリレーを多く発生させないと、社会は発展しないと思います。
※そのようなバトンリレーとは無関係なところで、若い人が新しい価値を創出していくことはまた別の話です。そしてこの創出行為を誘発するだけではなく、バトンリレーも大事だと思うわけです。


そして、渡す側、渡される側、いま社会により必要な姿勢は、渡される側の「確かに受け取りました」という姿勢ではないかと思う、今日この頃です。
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2017.01.17 20:31

勤務先のICT CONNECT 21が主催するイベント「生涯、情報にアクセスできる社会を目指して」
https://ictconnect21.jp/recruit-and-events/event2017_01/
お陰さまで順調にお申し込み者が届いています。

今日は「イベントを掲載しました」と、障害者情報ネットワーク「ノーマネット」さん
http://www.normanet.ne.jp/
の担当の方から連絡が届きました。
※こちらですね。ありがたいことです。
http://www.normanet.ne.jp/box/#node-2002


情報を掲載した連絡を下さったのは、上にもあるイベントのページ
https://ictconnect21.jp/recruit-and-events/event2017_01/
講演者の河村宏氏の関係する団体の方でした。
上記サイトの河村氏の紹介文、よければご覧ください。
所属する団体にリンクをはっていますよね。

これが相手に対する、ちょっとした、してあげられることだと思うんです。
団体に興味を持ったら、すぐクリック、すぐ相手の情報にとべますからね。

相手にとっては広報になり、見ているほうはラクチン。
きっとここにリンクしてあるのを見て、「あーうちでもこのイベント紹介してあげよー」という気持ちになった部分もあるのではないでしょうか(推測ですけどね)。


講演会など、誰かのお世話になってイベントをするとき、講演者側としては、自分の略歴あるいは関係する団体などを知ってもらえる機会になればいい、と思っている方は多いんじゃないですかね。
僕も自分が講演者側のとき、(勤務先の)ICT CONNECT 21 にはできる限りリンクをはってほしいとおもいますもん。広報につながるので。

それをやってあげると、きっと喜びます。講演者も、リンクをはってもらえた方も。アクセスグンとのびたら、そりゃめちゃ嬉しいわけで。


ほんのわずか、「相手はこうされると嬉しいかな」と思って、そのためのことをやってあげましょう。
それだけで仲間は増えていきますよ、きっと。
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ICT CONNECT 21
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2016.11.23 14:13

昨日、職場の同僚と話をしていて、同僚がこんなことを言いました。

「高尚なことを言うだけなら誰でもできますよね。」


最近、いろいろモヤモヤしている私の考えを、すぱっと言い切ってくれた言葉でした。
(「高尚」って言葉がストンと落ちたのかもしれません。笑)


常々、私が例示する言葉があります。
「世界平和を目指そう!なんて、誰でも〝言える”よね」
と。

もちろん、世界平和を理念に掲げ、実際に行動している、テラ・ルネッサンスは本当に素晴らしいと思います(私も会員の一人です)。

自分が例示した言葉の意図はこれと意味が違うのは…わかりますよね。


再度、他の方の言葉を借ります。
これも、昨日、Facebookで拝見した、プログラミング言語「ビスケット」
http://www.viscuit.com/
開発者の原田康徳さんの言葉、

「ものを作る人が一番偉い世の中がいいなぁ、できたものを評価する人が偉いんじゃなくて。」

Facebookのウォールそのものに投稿された言葉ではなく、コメント欄での返信に書かれた言葉。
それなのに(本ブログを書いている段階で)「いいね」が42個も。。。(初めて見た現象です。。。)
それだけ、共感する方が多いコメントです。


「できたもの」を見て、「あーだこーだ」言うのは誰だってできます。
もっと言うと、〝「できたもの」を作った人”は、たいていの場合、その「あーだこーだいうだけ」の人の「あーだこーだ」をわかって、ものを作っていると感じます。
そうしない限り「よりよい」ものにならない、と、わかって。そして信じて。

…と書いた後、Facebookの投稿を見返すと、こんなコメントの投稿がありました。
==========
ものを作る本人は、ダメなとこ、いいとこもわかったうえで、さまざまな制約のなかでのトレードオフから、あるカタチのものを選んで作ってるんですよね。

ものを作ったことがない人はそこがわからないから、むちゃくちゃなことを言いがちなんですよね。

もちろん、志が低い作り手はアレなんですが、それでも、何もしない者よりは、評価されてしかるべきなんだよなと思います。
==========
激しく同意です。


「ものを作る人が一番偉い世の中がいいなぁ、できたものを評価する人が偉いんじゃなくて。」

どんなに小さなことでも、形がないもの、自分が形にできないもの、を形にしたことに敬意を表したい。
とくにこの、21世紀は、「形にすること」が今まで以上に、大切になってくると思うからこそ。。。
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教育
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2016.11.03 23:50

僕が人とつながったり、つなげたりするのは、肌が合う、などの情緒的なことを抜きにしたら、「つながる」ことによって「お互い」の欠けている部分を埋めたり、「お互い」の強みを掛け合わせさらに強くしたりして、最終的に社会に対して創造する価値が高くなることを意図して、です。
だからこそ「つなげる」ときには当事者同士の幸につながるか考えます(からとても神経を使います。そのことが楽しかったりするときもありますが)。

「(この人と)つながりたい」と思ったときは、「僕は相手にどう貢献できるかな」と考えます。
そして、「つながりたい」と思うときは、だいたいがつながることで僕の利益になることが動機のどこかにある、つまり、相手の何らかしらの技能に頼るわけですから、目上だったり凄い人だったりすることもあって、そんなときはその方の著書を買ったりしてよーく相手のことを知ることで、ちょっとでも貢献しようと思います。
※これすらやらずに一方的につながりたいと思う方が世に多いせいか、著書を買って読んでいたり、ブログをよく読んでいたりするだけで、とても喜ばれることが多いです。「貢献」というほど大袈裟なものではないんですけどね。

いずれにせよ目線は、「つながる」「つなげる」たったそれだけで、誰にも迷惑かけず、社会にプラスになるキッカケが生まれればいいよね、ってところにあります。


「つなげる」「つながる」ことで自らのパワーを増し、自分の思い通りに(社会に、とでもいいますか)圧力をかけようとすることは、僕はやりたくないです。
そういう人間を見ると、言葉を飾らずに言えば、「そんなことで圧力をかけるなんて、古くてつまんない人だなあ」と思っちゃいます。


「つながる」「つなげる」その先に産み出せる幸せを無自覚に考えながら、つながって、つなげていきたいなあと思います。


余談ですが、「凄い!」と思っている友人に、テラ・ルネッサンス代表の鬼丸昌也さんがいらっしゃいます。
https://www.terra-r.jp/

彼の結婚披露宴に出席したとき、出席者全員の(新郎新婦からの)紹介文が全員に手渡されたのですが、そこに書かれていた下記一文を、これからも大切に生きていこうと思っています。
「今日も寺西さんはどこかで、誰かと誰かをつなげています。」
※テラ・ルネッサンス15周年記念イベントが今週末・来週末と開催されます。ぜひ、素晴らしいメンバーと触れて欲しいと思います。
https://www.terra-r.jp/


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2016.11.01 22:20

僕一人の存在なんてちっぽけなものですが、自分にしかできない役割はここかな、と、はまるものを探し続け、そして自分なりに応え続けると、期待してくれる人がずっといる。

それはとってもありがたいこと。

僕には夢がありません。社会の中で欠けているポジションに自分がはまれるようだったら、こんなに嬉しいことはないです。
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2016.10.24 19:20

「ああ言っているけれど、ほんとは何考えているからわからないから、気をつけたほうがいいよ」

などと、アドバイスされることがあります。

気にかけてくれるのはありがたいことですし、無防備であることもよくないとは思うのですが、一方で、なんでそんなに最初から構えてしまうの…?と思うこともあります。

もっと素直に、人を信頼した方がいいんじゃないかな。
信頼する、とまでいかなくても、下衆の勘繰りのような気持ちが先に出るのを少し抑えた方がいいんじゃないかな。

子どもは大人を見て育つので、最初から相手を勘ぐるような姿勢が強くなると、子どもはもっとそうなると思いますし、その子どもたちが創る社会って息が詰まる気がするんですけどね。。。


こちらから信頼すると、自分にも、信頼として返される。
そんな経験を僕は何度もしてきました。
僕はそんな自分自身を、少なくとも自分の子どもには、見せていきたいと思っています。

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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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