教育×マーケティング×Webの人、Z会寺西隆行の「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。「和顔愛語 先意承問」(わげんあいご せんいじょうもん)は最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
「教育」×「マーケティング」×「Web」で少しでも多くの社会価値を生み出していければ、と思っています。

     
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学校裏サイトチェッカー
[2008年05月30日(金) ]

<今日の事後ネタ>
Q.早大には医学部がありませんが、先日ある大学と提携し、生命科学を含む理工学とその大学の医学を学べば医学学士が取れることを発表しました。さて、その大学は?

ただいま応援中→「仕事の学校」「10代を真剣に考える1日

株式会社サイブリッジさんが、「学校裏サイトチェッカー」というサービスを開始しました。
こちら↓です。
http://schecker.jp/

教育的配慮とビジネスをうまく結びつけた、画期的なサイトだと思います。


まず、どのように裏サイトとは登録されるか…というと、裏サイトを発見した人が登録申請する形ですね。
いわゆるナレッジ共有型。
そして、ナレッジが順調にたまれば、閲覧者は、自分が知らなかった学校裏サイトを容易に発見することができるようになります。

「教えて!Goo」や「Yahoo!知恵袋」のように、「自分が困っていること(かつ、自分ではどうしようもならないこと)を解決する一助となる」ナレッジ共有サイトは割と日本人に受け入れやすいので、

「あ、ここで私も裏サイトを知って助かった!だから私も(自分の知っているのがあれば)登録しなきゃ!」

という心理状況はおきやすいんではないでしょうかね。


一方のサイト運営のサイブリッジ側としては、広告収入モデルですね。
子どものことを心配する保護者の方がかなりくるサイトになる気がします。
子どものことを心配する…そのような保護者は、子どもの校外学習への投資もかなり行うはずなので、Z会の一広告宣伝担当の僕からしても、このサイトが理想的な循環になれば、「ここで宣伝したいなー」と感じます。


一つ、懸念される方もいらっしゃるでしょう。

「自分の子どもは裏サイトの存在知らないかもしれないのに、このサイトで知ったらどうするんだ!」

と。


もちろん、そのリスクはゼロではないです。
しかし僕は、それは杞憂ではないかと思います。


現実に、子どもたちを見ていますと…

「知らぬは大人ばかりなり」

という状況が今生まれているのではないかと感じるからです。


子どもたちに知られるリスクを懸念するより、大人たちが、「子どもたちが良く知っていること」を知らないリスクの方がよほど大きいんですよね。


どれだけ防御しようとしても、見える、検索できる、それがインターネットの世界なんです。
そして、「防御しようとしている人が防御しようとするサイトにたどり着く確率」よりも「興味本位で“良くない”サイトを見ようとしている人が“良くない”サイトにたどり着く確率」よりも圧倒的に高い。

であれば、「たどり着けない人が簡単に(目的まで)たどりつけるサイト」は必要ではないでしょうか。


携帯で検索される単語として、ある1週間の検索ワードのトップが

「学校裏サイト」

であったこともあります。

それが現実なんです。
どれだけ見せないようにしても、見たいと思う人の欲求を上回る防御は難しいんです。


…という認識から、一方的に「(すべてを)見せない」のではなく、今回の学校裏サイトチェッカーのようなサイトを作りナレッジを共有(=これは「見える化」ですよね)する方法を考える、などもとっても大事ですよね。


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事後ネタA.

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