教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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「大企業の信用」って考えたことありますか?
[2008年05月26日(月) ]

<今日の事後ネタ>
14日、アメリカ政府が「(地球)温暖化」を原因に初めて絶滅危惧種に指定した動物は?

ただいま応援中→「仕事の学校」「10代を真剣に考える1日

お昼にラジオから流れていたニュース。

「〜は“○○という大企業が関係しているから大丈夫ですよ”という巧みな言葉で、合計○千万円を騙し取った疑いがもたれています」

とかなんとか。投資関係の商品のようでしたね。


ほんとうに大企業が関係しているのかどうか確かめたの?という疑問はさておき…
このテのニュースを聞くと、「大企業」がウリ文句の信用の担保として騙し、それを信用して騙される人が結構いるようなイメージを受けます。

しかしそもそも、大企業の信用、って何でしょうか?


自分が思うに、大企業への信用は「(機能が付与された“モノ”としての)製品」に対する信用であって、サービスそのものの信用じゃないと思うんですよ。

たとえば今こうしてブログを書いているパソコン。
IBM、富士通、Dell、NEC…といった「名の通った大企業」の製品であれば「まあ大丈夫でしょう」と思いますし、「有限会社テラニシネットワーク社」というところが初めて出す製品ですよーと言われたら、なかなか信用できませんよね。

ちょっと話がそれますが、企業間取引の場合は、「損失補てんする体力がある」という意味で、大企業を信用する、という部分もあるかと思います。


閑話休題。

しかし、「提供される一連のサービス」全体で、大企業を信用するか、というと、少なくとも僕は信用しませんし、皆さんもそういうところは部分部分であると思います。

大企業ほど電話がたらいまわしされるーという感覚、ありませんか?
大企業ほど応対が無愛想ーという感覚、ありませんか?


だったら、そういうところを、信用したいと思いますか?


僕の場合、Webサービス(Z会運営のSNS「パルティオゼット」の構築、のような「サービス」ですね)の比較検討をすることが多いのですが…
感覚的に、名の知れた大企業ほど、融通が利かず、こちらの思うようにならないサービスが多くて、しかも価格が高い、というのがあります。

同じサービスであれば、メジャーではない企業でも良い仕事をし、安くて高いパフォーマンスを発揮する企業、これまでも何度も出会ってきました。
そんな経験から考えると、「大企業ほど信用ならないー」というところもあるんです、僕の中に。

だから「大企業が関係しているから〜」のウリ文句は、それが真実だとしても、(ここだけとると)逆に「ヤツらは無駄に高い金とるからな〜だからそんなに(顧客として契約すると)儲からないよな〜」という印象をもつこともあると思います。


そして、ライブドア粉飾決済事件のとき、「あの程度の粉飾なんて大企業どこだってやってるよ」という声が僕の周りに、拝見したブログに、とても多かったのは事実ですし、僕自身も「あの程度のことで…」という感覚がありました。
もちろん、粉飾自体の良し悪しを言っているわけではなく、このような様々な感じ方の中で「大企業だから信用できる」という言葉、はたしてほんと?あなたの感覚の中で??と問いたいわけです。

そして…この記事で最も伝えたいこと。

>「大企業だから信用する、ということを、自分の勉強不足の隠れ蓑にしていませんか?」
「そして信用して騙されると、“大企業だと思ったから信用したのに!”と責任転嫁していませんか?」


ということなんです。

もちろん、騙す方が悪いんです。アタリマエです。
しかし仮に、騙された場合、上記のような姿勢が強ければ、また騙されると思うんですよ。


その人を、その製品を、そのサービスを…つまり「客体」を信用するかどうかは、すべて自分自身の判断なんですよね。
そして、判断の正しさは、人生経験や書籍などで得られる知識すべて含めた

「勉強」

により培われるものに他なりません。



勉強することにより本当に信用できる客体が得られます。
その客体は次の高い次元の信用をもたらし、「信用しているから」の一言で多くの時間と労力を省く機会を与えてくれます。
そしてまた、その客体への信用は高まります。
これが「信用関係」の好循環だと思うんです。


多くの信用できるモノを得るためには、まずは自らの勉強する姿勢から!


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事後ネタA.ホッキョクグマ

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