教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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入試問題的中!?(古本説話集)
[2008年03月03日(月) ]

今日の活動報告:
事前活動報告ですね、今日は。
夕方からかんき出版さんのセミナーに出ています。
リッツ・カールトンの高野登さん、TAOファクトリーの平田大一さん、品川女子学院の漆紫穂子校長、3人の話が聞けるということで、今からワクワクしています。

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こんなことがありました↓
http://www.news2u.net/NRR200828410.html
早い話、今「大学受験コース」東大志望者の通信教育会員の皆さんに解いて頂いている問題が、今年の東大入試の古文の問題と出典が一致したんですね
『古本説話集』という題材もさることながら、出題箇所(「この部分を口語訳せよ」的なところ)まで一致。

「入試問題的中!」

と声高に叫びたいところですが…
実際に今年の東大を受験された方には「的中」しているわけではないので、表面上は的中じゃないんです
ただ、今会員の皆さんが解いている添削問題は、東大入試が行われた日よりずっと前に作られていますから(じゃないと印刷して皆さんに郵送なんてできません^^)、入試より前に作っていたことには変わりありません!

Z会の社員としては、「かなりすごいこと」と感じるのですけど、直接、ハッキリとわかる形で(的中による)メリットを受けた人がいるわけではないので、的中とはいえません。残念ながら。。。


この時期、様々な形で「入試問題的中!」という言葉で、教育業界の宣伝文句が踊ります。
Z会も全く「的中!」という宣伝をしないか、といったら、します(苦笑)。
実際問題、この言葉でZ会を気にしてくれる方、多くいらっしゃるものですから。

ただ、「的中!」ということに、そこまで精力をかけて教材作成していないのが、Z会の教材です。
正直、「数打てば当たる」ものですから。このテのものは。

的中を意識しすぎると、的の真ん中を貫く「本質的な実力がつく教材」からかけ離れる場合も、時によってはありますので。

僕も以前は、数学の教材作成に携わっていましたから、いわゆる「出題背景」を考えるのに腐心していたのですが…
表面上は全く異なる問題でも、本質は同じ背景の場合が数多あります。
一方で、表面上はほぼ同じ問題でも、本質は全く異なる背景の場合もあります。

そして、Z会が「的中」と言う言葉を使う場合は、決して「表面上はほぼ同じ問題でも、本質は全く異なる」場合を使用しません。
そこで叫んだ瞬間に、Z会の教材じゃなくなりますから。


Z会の社員の僕が申し上げるのもなんですが、「的中の(数の)多さ」に惑わされないでください。
本当に学力がつく教材体系というのは、的中の多さではありませんから。

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http://www.zkaiblog.com/histaff/archive/386

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