教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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少数への親切、大多数への不親切。
[2008年09月01日(月) ]

<今日の事後ネタ>
Q.8月22日に発表になった人口動態統計速報6月分。今年度上半期の出生数は去年を上回った?それとも下回った?

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昨日、住んでいるマンションの住民総会が、同じマンションの会議室であり、足を運んでいました。
総会での議案書はすでに各戸に配布済みでした。


始まる前に

「議案書忘れた方はいますかー?」

手を挙げたのが4、5人。(全体の1割程度ですね)
しかもご丁寧に、開催者側、すでに議案書を何部かコピーしてあり、その人たちに配布しました。


この行為だけみると親切な行為です。
また、忘れた人を「忘れた」という行為だけで責めるつもりもありません。

ただ、今の日本には「余計な親切」が蔓延っており、これもそのうちの1つだと感じました。


話し合いに出るときに、「これを話し合いますよー」と事前に知らされている議案書を忘れるなんて、フツウに考えたらやらないですよね。
そもそもそういう人は、場の雰囲気を伺いに来ているだけの場合が多いと思うので、そこまでやる必要はないと思うんです。

僕がもし、そういう会の重要性を低く見て、参加することに意義があるとだけ考え、議案書をもって行かなくても、それは最初から意図して持っていっていないだけで、決して「忘れた」からじゃありません。
また、そういう意図を持って持ち込まなかったわけですから、「議案書を持参していなければ分からない話」が進められても、自分の責に帰します。


法律でも、過失と重過失は区別されます。
うっかりしていた、程度の過失は、優しくフォローすべきでしょう。
しかし、社会の中で、重過失までフォローする必要は、原則ないと思います。

そうじゃないと重過失をした人間に「責任感」なんてまず養成されませんからね。


また、(今回の人たちはとくにそういうことがなかったのですが)よく見かける人が…
資料を事前に見ることもなく、資料を忘れてその場で渡されて、その資料をさっと見て疑問を思いつきで言うような方。

あのーあなたが中心で社会が回っているわけじゃないんですから、と言いたくなりますね。

事前に資料を渡されたとき、事前に資料をじっくり読んでいる人は、そこで時間を費やし、できるだけ自分で解釈しようと努力し、その上で資料だけでわからないところを質問するわけですよ。
その時間投資を、自分の都合だけで社会の時間を巻き込む人に、投資価値を下げられてはたまりません。

よくセミナーに出席する私ですが、「遅れてきた人を待つ」にも度がありますよね。
余り出席者がいない、じゃあ5分程度待とうか、レベルならまあフツウでしょう。

でも、10分以上待つことなんて必要ないと思うんです。少なくとも日本では。
時間が来たらさっさと始めればいい。
それが時間に対する、時間に遅れがちな人への責任感の醸成にもつながるはずです。


過度な、少数の人への親切が、大多数の人の迷惑になることもありますよね。


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事後ネタA.上回った(2,836人増)。
※ただし今年が「うるう年」であることを考慮すると、約200人程度減った計算になる。

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