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今日の朝日新聞、8面全面を使って出ていた自民党の広告キャッチです。
別に自民党に特段の思い(好きとか嫌いとか)があるわけではないですけど、広告宣伝を仕事で担当している自分として、
なんという愚かな広告…
そう感じてしまいました。
今の政権がやったことではないですが、昨今の年金問題は、自民党政権時の
失態であることは間違いのないことです。
失態なんですよ、失態。
それは償って当然じゃないですか。
「私たちは償います」
そんなの、広告のキャッチ(ウリ)にするなんて、どうかしてます。一企業人として見ると。
企業であれば「お詫び広告」の類ですよね。
…と、まあ、自民党の広告を批判するなんて簡単なことですが、
社会を作っている我々としては、自分たちにも「こんな広告をさせていること」に対し、恥ずかしい、という思いを持つべきだと感じます。
だって、
自民党がこのキャッチを作ったのは、このキャッチで(自民党に)振り向く人間が多いと考えているからでしょう?
…そう、世間一般の人たちの、「国政」というものに期待する事柄のレベルが低下している証左なんですよ。
余りにも個人の、余りにも特異な、余りにも(表面的に)わかりやすいことばかり期待する、という。
教育産業に勤めているからかもしれませんが、
今の日本で一番大事なのは、間違いなく教育への施策だと思っています。
教育三法を改正するとか、教育再生会議をつくるとか、そういった個々の事ではなく、
・一人ひとりの主体性〜自ら学ぶ力〜がこれ以上低下すると、日本は国際競争に負ける。
・国際競争に負ければ、国家予算も足りなくなるから、税金は高止まり、だけど年金も削らざるを得ない。
そして
そもそも、「自ら学ぶ力」がないって…自給自足してきた人たち以下なわけですから、その頃の生活水準よりも下がる。今の生活が豊かなのは、各個人が生み出している財なりサービスなりを、金銭という対価を支払うという、相互依存の構造が自給自足よりすぐれているからで、自らが何も社会的価値を生み出せない人ばかりの社会であれば、この構造が崩壊する。
これってフツーに考えればわかることです。
でも、フツーじゃない大人、増えていませんか?
税金安くしろ、年金は保全しろ…でも俺は今のままチンタラ働きたいぜ、みたいな。
刹那的な享楽に身をゆだねる子どもたちが増えたなあ、と感じるのであれば、それは大人社会が原因を作っているわけですし。
主体的に学ぶってとっても楽しいことなんですよ。少なくとも自分はハッキリそう思っています。
働くっていろんな出来事があって面白いんですよ。少なくとも自分はハッキリそう思っています。
そして何より、周りの人たち、先輩後輩、そういう「人間」に囲まれているって、すっごい幸せなことなんですよ。
働かなきゃ、働かなきゃ…という思考に入るのではなく、
今の自分が感じている「幸福感」がずっとそのままであるために、働く。それそのものも幸せなこと。
そんな雰囲気を大人社会で作れば、きっと(個々人の感覚の中で)「楽しながら」成長を続ける社会になると思っています。
教育に関わる、そして「サラリーマン」として、僕は僕なりに、できることをしていきますが。
だから政治も、年金をしっかり払える社会作りのために「まず教育を」「そのためにはどうすればいいか」を真剣に議論してほしいと願っています。
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