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2018.01.02 14:48

“本当の教育格差とは、塾に通わせられる裕福な家庭と経済力がなく進学させられない家庭の格差ではなく、日本の学校で粛々と勉強させとけばいいと思い込んでる家庭と、それじゃあ今後は通用しない人材になってしまうと理解できてる家庭の格差。こっちのほうがよほど深刻。”
※ちきりんのツイートより
https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/947638054914686983

これは深く同意します。
入試の「テクニック」的なものは(様々にある)塾に通った方が身につく部分があるかもしれませんが、テクニックで差をつけるだけでは、社会に通用する力、という視点に欠け、将来生き生きと働きながらメシを食べていく力…そうですね、人間力と言い換えてもいいかもしれません、そんな力が身につきません。
※Z会の塾で身につける力は、個人的には、人間力+入試のお作法的なもの(「学力」は両方に含まれます)じゃないかなあと思っています。プレアデスなどはその典型かと。

主に家庭の中で育む、将来への「感度」の格差、これが深刻とは思います。
文化資本の格差と比例すると思いますので、文化資本の格差、と言い換えることができるかもしれません。
そして、文化資本の格差は、家庭の経済力の差に(残念ながら)比例していて…


やはりお金がないと不利じゃないか、と思われるかもしれません。
不利という現実は認めざるをえないと思いますが、家庭の文化資本の格差は、社会関係資本で補えるところも大きいと思います。

自営業で両親中卒。高校以降のことは何もわからない、と話していた両親。
そんな私でも東大を目指せて、合格までできて、今それなりに様々な社会の多様性に目を向けられている(と思っている。笑)自分になれたのも、文化資本の差を補って余りある、両親のソーシャルキャピタルの高さだと思います。
端的に申せば、自分たちのわからないことを聞いたり助けてもらったりする、信頼できる人を見抜き、そばにおいておくことには卓越しています。それに私もとてもお世話になりました。


社会関係資本は家庭だけでなく、周りのサポートで増やすことができると思います。
残念ながら冒頭の格差で劣位に置かれた子供には、ソーシャルキャピタルを増やすサポートをしたいと思います。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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