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Z会 寺西
Z会の寺西隆行です。今は「教材編集部 理科課課長(兼小学生コース教材担当)」が肩書。「教育」×「マーケティング」で少しでも多くの社会価値を生み出したい。
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2007/07/10 00:01

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電球電球電球電球電球

昨日の「モンスターペアレント」のお話は、過去最高の閲覧者がいらっしゃったようです。それほど今皆さんの興味をひいている話題なんでしょうね。
うって変わって今日はWebと政治のお話。

Web関係のお仕事をしている関係上、様々なWeb関係者が集うフォーラムやメーリングリストに参加しているのですが、本日、そんなメーリングリストの一つで

「すったもんだしながらも、今回の参議員選挙に東京都から無所属で立候補宣言しています。」

というメールが届いたので、ビックリ。
誰かと思えば、『Web2.0でビジネスが変わる!』(←良書です^^)などの著書で有名な、神田敏晶さん。
しっかり東京都立候補予定者に入ってますわ。。。
※一度、パルティオゼットを発案した人間として、何人かと対談させていただく企画に呼ばれたことがあり、そのときに対談した方でもあり…本当にビックリ。
IT系の方なので、ご存知ない人も多いかと思いますが。

彼が立候補した原因は、メールによると、
公職選挙法の特に、第142条「文書図画の頒布」を変えるという、国政からのアプローチを考えています。かれこれ10年近くも、「ネット選挙」は叫ばれ、立案もされていながら、常に廃案に追い込まれています。
取材を進めるうちに、立候補してこの現状を訴求したほうがてっとり早いんじゃないの?ということで出馬になりました。

ということのようです。

面白いのはそのメールの続き。かなり考えさせられました。
※ご本人様の許諾を得て引用しております。

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ポスターは1万4000か所にはれ、郵便ハガキは9万5000枚、新聞は200万円の値引きなしの枠に5回も広告が打て、政見放送にも登場できるのです。これらがすべて税金によってまかなわれていることを強調しておきたいのです。
もちろん、動画共有サイトにもたくさん、政見放送は、違法ではありますが、共有されることでしょう。

今回、ボクが立候補を予定している東京選挙区でどれくらい候補者個人に対しての税金が
つかわれるか、ボクなりに積算してみました。すべて限度最大に使用した場合(公費投入は政令を根拠に算出されます。積算方法も場合に、細かく定義されているため、若干の誤差は生じます。スタンダードなケースで積算してみました)
1.選挙事務所関連費用    160,164円
2.選挙ポスター関連費用  1,291,729円
3.選挙ハガキ        655,500円
4.選挙運動用ビラ     1,590,000円
5.選挙運動用自動車関連  1,298,692円
6.個人演説会用関連     193,105円
7.新聞広告(200万×5) 10,000,000円
合計        15,189,190円

なんと、15,189,190円もの税金が候補者の選挙運動の支援費用として使用が認められるのです。今回、参議院議員東京選挙区の定数は5名、仮に倍率4倍の立候補者が出た場合、15,189,190円× 20名 = 3億378万円です。なんと最大3億円以上の税金が使われる可能性があるのです。これが今回の選挙で、全国規模に置き換えてみますと、121名の定数で、4倍の倍率 484名が立候補したとして、1候補者当たり、15,000,000円として(各都道府県選挙区の定数その他によって、また、比例選出によっても、積算根拠が異なるため、税金負担額がかわります)最大、72億6000万円という数字がはじきだされます。まさに「ダイハード4」の世界興行成績予測と同等ですね。
半分の36億として見積もったとしても、この他にも、政府の選挙用広報費用、投票所の設置、運営、投票用紙、開票作業、とおびただしい税金が、ネットを活用しないことにより、投入され続けています。
このうちの一部に、インターネットを活用すればどれだけこの金額を、ほかの財源で活かせるのか?と思われますか?

なによりも、携帯で国民が投票できるだけで、投票率は確実に向上することでしょう。そんな「インターネット選挙」をそろそろ考えてもらえればと思い、立候補することとなりました。

拍手

もちろん、国政ですからね、インターネットの活用だけではなく、様々なマニフェストを比較して投票する人を選ぶべきでしょうが、それはそれとして、この指摘、思わず唸ってしまいました。
何よりも「選挙ってお金かけているんだろうな…」という、僕自身の漠然とした思いが、数値化されて現れていたからのような気がします。

そして、「インターネット選挙」
安全面や個人の確認などに問題がある、など、できない理由を考えるのは簡単です。

でも、パソコンから、携帯から、投票できたら、投票率ぐんと上がると思いませんか?
経費もうんと節約できると思いませんか?


インターネットでカード決済、高額商品の取引もできる世の中です。
「インターネット選挙」ができていないのは、「それをやられると困る」既得権益者の陰謀か…と思うのは、思いすぎですかね笑顔


まあ、なんにせ、政治家には、「なんとかしてやってみせる」という信念をもった方になってほしいですね(あたりまえ?)。
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この記事へのコメント

  • 1, s2さん 2007/07/10 05:28
    >昨日の「モンスターペアレント」のお話は、
    >過去最高の閲覧者がいらっしゃったようです。

     ・・・・マ、マズイ(苦笑)

    >「インターネット選挙」ができていないのは、
    >「それをやられると困る」既得権益者の陰謀か…
    >と思うのは、思いすぎですかね

     セキュリティの問題はそれほどは無さそうですよねえ・・・参院選挙投票日延期の動きなんかみてても、穿った見方をしたくなります。

     Webと生活、ということについて、あまり現実味を帯びてませんが、いつか寺西様が娯楽と教育との融合とのお話をしていたことを思い出し、セカンドライフにZ会進出!?・・・なんて想像をちょっとしてしまいました。
  • 2, hakobeさん 2007/07/10 10:49
    こんにちは。
    私は,個人の携帯やパソコンから投票の実現は安易にするべきじゃないと思いますよ。その最大の理由は,
      投票の自由と投票の秘密が侵される可能性が大きくなるから

    誰に投票するかが自由に決められ,誰に投票したかが他者に知られないというのはすごく大切なことですが,個人のパソコンや携帯となると,いくら「投票内容の強制や覗き見はやめましょう」と呼びかけたところで守られるという保証はありません。

    投票所での投票なら,逆らえない人,例えば雇用主などが「○○候補に投票するように」と言ったところで,実際に誰に投票したかはわからないわけですが,パソコンや携帯でとなると,その日を出勤日にして,雇用主の監視の下に投票,ということもありえるわけです。

    そんな投票の可能性がある「投票率アップ」なんて,意味がないのでは?
  • 3, Z会スタッフ:寺西さん 2007/07/13 20:10
    >S2さま

    セカンドライフにZ会は当面ないですね。
    セカンドライフは某広告代理店の戦略にほとんどの人が巻き込まれているだけ。
    一部のコアユーザーで純粋に楽しんでいる人もいますけど、とても「素人(=誰でも)が使う」とは思えませんので…。
  • 4, Z会スタッフ:寺西さん 2007/07/13 20:51
    >hakobeさま

    コメントありがとうございます{笑顔}

    僕の視点では、コメントの視点で「守られる保証はない」というのであれば「今だって守られる保証はない」と思います。
    立会人を買収すればオシマイなので。
    実際、人口が少ない選挙区では、その日の選挙行動(=外出~帰宅)が知れ渡っていたり、立会人、開票人が安易に「~って得票多かったよな~」なんて会話が地元仲間内サークルでされる、なんて話は、古来より日本にはある現象と聞いています(もちろん、「ある」だけで、希少ではあるでしょうが)。

    企業による監視も、法には違反しているわけで、人が介した個々の法違反行動のリスクを考えて議論すると、このテのものはキリがない上、アイディアの実現化への必要以上の妨げになると思っています。
    もし議論するにしても、リスクの「大きさ」と「頻度」を考えるべきで。

    コメントされた例は、「頻度」は小、それがあった場合の「(社会全体で見たときのリスクの)大きさ」は小さいと感じます。
    また、携帯については、株のトレードをネットで禁止している会社勤務の社員が、デイトレードするために、トイレで携帯から株の売買を行う「トイレダー」がちょっとした問題になっています。
    つまり、携帯からのネット接続は監理下に置きにくいんです(それが良いか悪いかは別にして)。

    それよりも、ネットを解禁したところで、「全員がネット」になるわけではなく「手法が増える」だけですので、可能性を追求した方がいいと、僕は思っています。
  • 5, s2さん 2007/07/14 11:40
    ご回答いただきありがとうございます.

    >セカンドライフは某広告代理店の戦略にほとんどの人が巻き込まれているだけ。

     そうだったのですか!うーん、某広告代理店恐るべし.確かに複雑ですよね、私は入ることすら躊躇ってしまいました.

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