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Z会 寺西
Z会の寺西隆行です。今は「教材編集部 理科課課長(兼小学生コース教材担当)」が肩書。「教育」×「マーケティング」で少しでも多くの社会価値を生み出したい。
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2011/10/19 23:30

とあるコミュニティで、タイトルのような質問をされ、答えたものです↓。(一部加工しています)
これはブログ読者の方のも参考になるかなーと思い、こちらでも。

=========

そもそも僕は、IT系、Web系のものには、アーリーアダプター→フォロワーという移行期において、イノベーター理論はあてはまらないと思っています。
よく言われるキャズムの考え方がしっくりきます。
なので、「今アーリーアダプター層の段階か、それともフォロワー層に移行しようとしている段階か」という質問への回答としては「そもそも、フォロワー層への移行段階がほとんどない(キャズムを超えれば一気にいくけど、そうでなければずっとアーリーアダプター層での利用のまま)」となります。


一方、見方を変えると、「Fbはキャズムを超える潜在的爆発力があるか?」ということもあるかと思います。これについては「他のツールよりはある、けれど日本において現時点で、超えられる要素は少ない」という認識です。

・他のツールよりはある
Webには縁の遠い人たち(mixiなどには触れもしなかった)がFbに入ってきている、という現象を見て、が主な理由です。

・しかし要素は少ない
そもそもキャズムを超えるには「他の“ついで”」がないとダメと思っています。とくに受身の人が多い日本においては。

若い人でポケベルがキャズムを超えたのは、「電話より安い」×「親に邪魔されないプライベートの時間が確保できる」から。

ケータイがキャズムを超えたのは、「ポケベルより双方向性」×「料金がポケベルに近づいてきた」(PHSの一時廉価期間があったのも影響してるかと)から。

カメラ付ケータイがキャズムを越えたのは、「いつも肌身離さずもっているケータイ」×「あるとめっちゃ面白いエンタメが付与された」から。

光がADSLを超えたのは「ADSLに料金が近くなってきた」×「YouTubeなどの動画サイトが普通化した」から。

などなど…。

じゃあFbが同じように考えられるか?というと、やるべき必然性や“ついで”の要素が少ない、ので超えられない、という見方です。
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