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2010.04.26 19:32

「仕事をなめるんじゃない。」「続:仕事をなめるんじゃない」のようなブログを書いている僕ですが…

白状すると、僕だって仕事、とくに就活をなめている側面はありました。

21歳、初めての就活時、1995年。
バブル崩壊といえども、「去年あたりから“東大生でも落ちる”ってことがあるらしい」と周りでは騒がれているような…東大生だった僕の周りは、そんなお気楽な就活でした。
#ただ、いろんな企業のナマの話を聞きたい!と思い、資料請求、会社訪問だけは、「いわゆる東大生」にしてはめちゃ多く行った(会社訪問50社以上、たしか100社近く)方でしたが。

最終的に三菱商事志望一本で、落ちてしまい就職浪人するハメに。
次の年、都庁職員志望で、ペーパー試験は通るものの、東京都のことをなーんも知らず(そんな知識を「知っている」ことが何の役に立つんだ、人間知恵でしょ、みたいに思い、都の施策研究を何にもしなかった)面接で落とされるハメに。
今から考えると、相当甘ちゃんだったのは否めません。


なので、「今の若者は仕事を、就活をなめている!」と、ひとくくりにして「今の若者」論をするつもりは毛頭ありません。
ただ、事例として「仕事をなめるんじゃない。」で取り上げた

・就活中の大学生の例
・mixiでのメールの例

については、「仕事をなめるんじゃない。」とびしっといいます。
甘えとかそういう次元ではなく、「働かざるもの食うべからず」という思想がまったく身についていない、「労働」をなめていると感じたからです。


まず、「こんなに厳しいんなら早く言ってよ~」という大学生の発言。
僕自身、モロ団塊Jr.で、大学入試の際、バブルの余韻が残っている社会の中、(受験は)とても競争が激しい世代でした。
「この競争を乗り切れば、明るい未来が待っている!」なんて思っていた人も少なくないと思います。
#僕自身はそんな思いを抱く以前の、社会に対する勉強不足で、「景気がいい、悪い」なんて感じていませんでした(苦笑)

そして世に出るとき、バブル崩壊。いわゆる受験戦争を勝ち残ってきた人ですら、また大変な競争にさらされます。同期の他大女性は、資料請求のハガキ出した企業であっても、100社に1社、資料が届けられるか否か…という過酷さ(まだ女性に対する雇用差別が残っていた時代でもありました)。

でも、「こんなに厳しいんなら早く言ってよ~」なんて発言するような気持ちには、まず、誰もなりませんでしたよ。


あと、なるべく「自分の希望する職種につきたい!」とか、もっと言うと、「僕は東大卒でレアだから、きっと希望する職種につけるでしょ」とかいう気持ち、ゼロではない「なめたヤツ」でした。
けれど「そんな仕事、あたしの仕事じゃなーい」という、仕事そのものに貴賎をつけるような気持ちにはなりませんでした。


この辺が「甘ちゃん」か「仕事をなめている」かの、境目のような気がします。
#最も昔の僕も、「仕事をなめている」の部類に入る、という指摘は、甘んじて受けます。


そしてmixiのメールの例。


友人に同じような相談して、「お前、ふざけんなよ」と言われました(苦笑)
#ほんとによき友人だったと思います。

それでも相談する相手は「友人」なんです。
身も知らずの人に「当たるも八卦」のような失礼なこと、できませんって。


「甘い」のは結構早く治ります(治せます)。職に就いたら。
なめてるのは、なかなか治りません(治せません)。

仕事をなめないようにするには、早いうちにしっかり教育することと、働いている大人が一生懸命、かつ楽しそうに取り組んでいる姿勢を見せること、なんでしょうかね。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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