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2017.11.08 21:50

「大学入学共通テスト実施方針」(平成29年文部科学省公表)を踏まえ、大学入学者選抜における資格・検定試験の活用を支援するための仕組みとして「大学入試英語成績提供システム」が設けられ、本システムへの参加要件が大学入試センターによって取りまとめられました。

http://www.dnc.ac.jp/corporation/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/en.html
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大学入学共通テスト
大学入試英語成績提供システム
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2017.10.23 13:20

大学時代に親友の1人だったYさんが工学部から教育学部に転部したのが、私の教育への道を開いてくれました(私は工学部在籍中で、その話を聞いた時には全く教育に関心がありませんでした)。

その後、高校時代からの親友の1人のTさんが文部省を受けることになり、説明会に行った隣の席がYさん。当然お互いがお互いのことを知らず、その頃私も教育の道を考え始めていたため、Tさんがふとしたことで私の話題を出したら、Yさんも私と親友だ!と、話が盛り上がった一件がありました。

その後Tさんは文部省に。Yさんはアカデミアの世界に(今某大学で教鞭をとっています)。私は民間教育の世界に。

「3人が立場が違うからこそ、できることはあるよね」

と話し合って社会人の道へ進みました。


いまや全員中堅どころ。
僕は民間の立場で新指導要領についていろいろお伝えするお仕事もやっている。
Tさんはいま社会的な重要課題に立ち向かっている。
Yさんとはさっき電話していろいろ話す。

3人が3人とも表には見えない辛苦があるものの、「桃園の誓い」を忘れず、私は私の、二人にはできない領域での社会的役割を果たしたいと思います。
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教育
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2017.10.22 19:06

先日、とある先生とゴハン食べていたのですが、とある教科系の団体(※表現をぼかしています)の考え方の押し付けが辛い、新しい考えを取り入れた実践をしようとしたり、仲間内で集まって研究会しようとすると、文句を言ったり批判したり、そして「あの集まりダメだ」のようなことを言いふらし…
なんなの?と正直思う、と。

自らの価値観は経験によって形成されます。
何をもって「よい」とするかは、経験によって異なります。

もちろん万人の共通理解を得られる(あるいは社会を形成するための価値観として得なければいけない)「よい」という価値観もありますが、「よい」と客観的に断定することなどできない事象がほとんどと思っています。

当人が「よい」と思っていることを進めることを否定するわけではありません。
自信を持って進めることは好ましいことですし、それが傍から見ると過信と思われるようなことでも当人とその近しい周囲だけの影響範囲なら構わないと思います。イノベーションも狂気から生まれることだってありますし。

問題なのは過信の押し付け。
しかも経験が浅いことに起因して信じやすい状態の人間(一般的には子どもや若い人)に過剰に信じ込ませたり、それ以外の価値観の社会的形成を妨害しようとする行為は、確実に未来を潰します。


どうして未来が、自分の生きてきた時代と同じと言えるのでしょうか。
自分が生きてきた中で獲得した価値観と同じ形成の仕方で20年後30年後の社会創造の当事者になれると思いますか。
社会形成の当事者は細部にいたるまで同じ価値観に染まっていいと思いますか。
それで社会の様々な課題を解決する際の役割分担ができますか。


自分の信じる道を伝達・伝道することはよいと思います。
しかしそれが全てと思い、それ以外の「存在」すらも否定しようとする行為は、確実に未来を潰します。


経験者がすべきことは経験からくる考え方を伝えるまでで、それを採択するかどうかの選択権は(ある意味、積極的に)他者に委ねるべきだと思います。

こういう話を聞くと、すぐ苫野一徳さんの「自由の相互承認」のキーワードを思い出し、そしてやはり教育において大切な考え方と再度感じます。
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苫野一徳
自由の相互承認
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2017.10.20 16:55

パナソニック教育財団ICT CONNECT 21の共同研究で、「教育ICT担当者コミュニティサイト」が作成されました。
なかなか相談相手がいない…とお困りの、教育ICT担当者の、少しでも支えになるサイトになることを願います。

▼教育ICT担当者コミュニティサイト
http://www.tsukuba.ed.jp/~ict/manabi/
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2017.08.27 22:48

1年間、「こたえのない学校」のLCLプログラムに参加していました。
http://kotaenonai.org/lcl-kokuchi-1609/

…といっても、後半の半年間は体調不良(頭痛が2か月治らなかった)、予定の組めない仕事、という状況で、全く参加できず、検討グループの一員になりきれず、申し訳なさいっぱいですが、そんな私でも最後まで輪に入れていただけた皆様には心から感謝申し上げます。

昨日は最後ということで、学びが終わった後に呑み会。
参加メンバーの一人が、とある教育関係者向けではない外部セミナー(メンバーの質は高いです)に出たとき、教育の話を議論する場があったそうで、そのとき

「(教育の手法が)打ち上げ花火的な…」

と感じたそうです。


はい、私も、公教育の現場を見に行こうとしていない(とでもいいますか)皆さんが教育を語るとき、同じように感じることがとても多いです。

公教育従事者以外は、実際には、現場を見れる機会はほぼないと思うのですが、推測できる部分はあります。
そしてその部分で、公教育外の方が欠けている視点に

“教師は子供の「日常」を支え、1年間(とくに小学校は、担任として)面倒を見続けている。そのための場づくりをし、その上で「学力」を身につけさせている”


というのを強く感じます。

そのために教師は「(学ぶ意欲等の)継続」を常に意識し、授業空間を作り続けているわけですから、派手さ奇抜さ享楽的な感じを捨てています。そして「社会に出てから役立つ”こと””内容”」ではなく、「社会に出てから役立つ”資質・能力”」そのものを磨こうとしているんです。

公教育でこういうことをしたらいいんじゃないか、という案を持たれている方は、その案を組み込んだうえで、1年間の「日常」をつくれるだろうか?を考えてほしいんです(あるいは、非日常としてのプログラムと位置付けるか)
そして、「日常」を支えている教師に敬意をもってほしいと思います。
それが「社会に開かれた教育課程」として、公教育と地域や社会とが良質につながることにもつながると思いますから。


今回参加したLCL、私が参加した様々なセミナー(恐らくこれまで50回は何らかの形で参画しています)の中でもトップクラスに入る、「社会をよくしよう」と考えていて、その思考力も、指導技術も持ち合わせていて、そして(議論ではなく)「対話」できるメンバーでした。その多くが教師でした。
そのことをお伝えしたいとともに、繰り返し素敵なメンバーに感謝の意を表したいと思います。
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こたえのない学校
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2017.06.11 08:36

現在の学校教育や教師の在り方に敬意がなく、「いまの授業だったらもっとこういう方が良い」と安易に考える方は、学校の教師が、1日の daytime のうちのほとんど、そして1週間のうちの5日間も、子どもたち(担任制である、小学校の先生は「同じ」子どもたち)と時間を共にし、その中で「学び」の空間を作り続けていることに目が向いていない、と感じることが多いです。
イレギュラーで子どもたちにとても有意義な授業を創れる能力以上に、レギュラーで1年間、(それなりに、とでもいいますか)有意義な授業を創り続けることの方が、ずっとずっと大変だと思います。

その一方で、学校教育や教師の方が、「いまの授業」の在り方や(教育の)提供の仕方に固執するのもいかがなものかと思います。
子どもたちの置かれている環境は、自分たちの育った時代とは全く、誤解を恐れずに言えば、想像を絶するほど変わっていますし、そして子どもたちが社会に出たころは、今求められている能力とは全く異なる能力が必要となることが(あえていいますが)容易に想像つきますので、「自分たちが(手法論で)こう教えてもらったように教えたい」という価値観で子どもたちと接するのは、子どもを不幸にするだけです。
そんな学校教育や教師の価値観と同じ保護者もまた、ある意味共同正犯です。


「学校教育や教師」側の当事者、そして当事者ではない側、双方に大切なのは、“自分の「できない」に向き合う”という姿勢だと思います。

当事者ではない側は、では自分が1年間同じ授業を提供し続けられるか、に思いを馳せてほしい。
当事者側は、では「いまの授業」で、子どもたちが(誰の助けもなく)社会を創る当事者になれるか、に思いを馳せてほしい。

そして、自分の「できない」に向き合って、その「できない」自分も肯定できれば、「できない」ことをやってくださっている方々に敬意も生まれ、「教育」に対し協働して向き合うことができ、それが何よりも、子どもたちに対してとても大切だと思っています。
大人が見せていく姿勢としても。
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教育
新学習指導要領
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2017.05.28 18:33

※新学習指導要領(次期学習指導要領)の事柄につきましては、下記サイトにまとめられていますので、是非ご覧ください。
https://ictconnect21.jp/recruit-and-events/170331_next_shidoyoryo/


2020年から小学校段階で始まる新学習指導要領で、育む、とされている資質・能力の3点として

1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力
3.学びに向かう力・人間性

が掲げられています。

このとき、
1が(単純な)言葉・語句(とその周辺知識)のこと、
2が1をつなげて思考する力、
3が2までの力を身につけて未知の問題を解決する力、
のように捉えられる場合があります(し、最初は私もそう思っていました)。

しかし、新学習指導要領では、1で求める資質・能力の中で、知識をつなげて(一般的な)思考する行為までできるようになる、つまり「生きて働く」知識・技能まで含めて意味しており、
2で言う「思考力・判断力・表現力」が、未知の問題を解決する力。
そして3は、一人では解決できない大きな大きな「社会」での問題を協働して解決に向かわせるための力などを指すのです。


これまでの「できる子」というのは、言葉・語句をつなげてロジカルに(ある意味、制約条件下で)解答を導き出せる子どものことを指したと思います。
この「できる子」のイメージは、新学習指導要領では1の資質・能力のみカバーすることになる、と解釈しています。

未知の問題を解決する力、社会と関わる力、というのは、これまで(実運用での)育成が劣後順位におかれていたのが現実だと思われますが、今後は3つの資質・能力のうちの2つをしめるまでになる、と捉え、こと、大学入試は、本来的にはこの2つの部分を踏まえるように改革される、と思っていた方がよいと思います。

大学入試がそう変わった時、高校教育の授業は、大きく変わることは、教育関係者ではなくても、お分かりになるのではないでしょうか。
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新学習指導要領
次期学習指導要領
知識・技能
思考力・判断力・表現力
学びに向かう力
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2017.04.22 22:15

尊敬していた年配の方が、「一線をひこうと思います」という発言をされました。


年配の方が身をひこうとするとき、「まだまだ頑張ってほしい!」という気持ちを表現し相手に投げるのは、(状況にもよりますが)基本は止めて、「おつかれさまでした」と声をかけたいと思っています。リアル他で密接に関係していない場合においてはとくに。

頑張ってほしい、という表現が多い社会を是とするなら、特定の価値観の人たちに熱狂的指示を受け、そして引退したがらない年配者をいつまでも社会に残すことも是としなければいけません。結果として意固地に引退したがらない年配者(と多くの方が思っている人)が多く残る社会を導いてしまうと思うんです。


次世代に継いだ方がよいと思うときにはバトンを渡す。
継ぎたいという言葉を頂戴したときにはバトンをもらう。
このバトンリレーを多く発生させないと、社会は発展しないと思います。
※そのようなバトンリレーとは無関係なところで、若い人が新しい価値を創出していくことはまた別の話です。そしてこの創出行為を誘発するだけではなく、バトンリレーも大事だと思うわけです。


そして、渡す側、渡される側、いま社会により必要な姿勢は、渡される側の「確かに受け取りました」という姿勢ではないかと思う、今日この頃です。
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ICT CONNECT 21
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2017.04.02 20:21

次期学習指導要領が告示されました。
ICT CONNECT 21未来の学びコンソーシアムのサイトで、様々な記事が掲載されていますので、取り上げておきます。

■平成29年3月公示 次期学習指導要領(文部科学省告示)およびパブリック・コメントの結果
https://ictconnect21.jp/recruit-and-events/170331_next_shidoyoryo/

■次期学習指導要領が告示されました(報道一覧も掲載しています)
https://ictconnect21.jp/news_170331_001/

■新学習指導要領のパブリック・コメントの結果にて、「未来の学びコンソーシアム」が言及されています。
https://miraino-manabi.jp/archives/786
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ICT CONNECT 21
未来の学びコンソーシアム
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2017.04.01 15:36

この1ヶ月でかなりのご献本を(個人的に)いただいています。
ブログやFacebookに書いてくれくれくんからのご献本は基本お断りしていますし、届いても読みませんが、この1ヶ月で届いた5冊については、ほんと、尊敬もし、大事にしている皆様が筆者のものばかりですので、いま読む時間が取れていない自分が情けないやら、申し訳ないやら。。。

お詫びそして、これまでの感謝も込めて、書籍名だけ紹介しておきます。
このブログにいらっしゃった方も、ご興味があれば、手に取ってみてください。
筆者は素晴らしい皆さんです。

ご献本いただいた書籍

親が知っておきたい学校教育のこと1』(赤堀侃司)
現在勤務しているICT CONNECT 21の赤堀侃司会長が丁寧に執筆された1冊。

もしアドラーが上司だったら』(小倉広)
組織のマネジメントやリーダーシップについて語れば右に出る人がいない小倉さん(この書籍も売れているようですね)。処女作『上司は部下より先にパンツを脱げ』に感銘を受け、それ以来親しくさせていただいています。

新規事業ワークブック』(石川明)
Webの宣伝担当だったときに、Allabuotの担当としてやり取りがあった石川さん。独立し、処女作『はじめての社内起業』が素晴らしい書籍で、いろいろ宣伝しまくりました(笑)。「気持ち」だけでは社内起業も新規事業もうまくいかない。どう社内承認を経て回転させていくかについてはプロ中のプロのノウハウをお持ちです。

スペシャリスト直伝!中学校国語科授業 成功の極意』(池田修)
私の教育人生において、「公教育」を深く知る端緒をつけていただいた方の1人(と勝手に思っています)。「先生」がどのように考えているかを教えてくれ、そして、「先生」の皆さんとのつながりをつくってくれました。NHK「テストの花道」監修でも著名ですね。

はじめての哲学的思考』(苫野一徳)
いまをときめく苫野一徳さん。ものごとの本質をとらえるときに哲学は参考になります。『どのような教育が「よい」教育か 』は私の教育についての考えをまとめるときのバイブルの1つになっています。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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