Now and Here

理系高校3年生の皆さんや大学受験に関係している皆さんのためのブログです♪

     
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受験生は重くない
[2008年03月31日(月) ]

 私事ですが、先日25日に東京大学を卒業しました。このまま東京大学大学院に進学するので、それほど実感が湧かないだろうと思っていましたが、卒業式に出席し学位記を頂くと、感慨深い気持ちになりました。改めて、受験生の時にこの大学を選び、勉強を頑張ってよかったと思いましたよ。
あくまで、受験というのは大学生活を始めるきっかけであり、大学に入ってから如何に過ごすかが大事になってきます。それでも、4年または6年の大学生活の間、どのような雰囲気の中で過ごすかは、今の皆さんの頑張りと決断によって色々な可能性があるわけです。
この大学で絶対勉強したいと思えるような大学に巡り合い、そのキャンパスに来年の4月から皆さんが立つことが出来るように、精一杯応援したいなと改めて思っています。
さて、3月も今日で終わり。いよいよ、明日からは本格的な受験生ですね。受験生という言葉は重く響くと思いますが、明日から急に世界が変わるわけではありません。受験という言葉に踊らせられるのではなく、目の前のことを一つ一つしていけばいいのです。小さなことでも一つすれば、着実に前に進んでいます。今自分のいる地点とゴールの距離に呆然とするよりも、常に前に足を出すことに集中してみましょう。きっと気付いたら、その距離は縮まっているはず。

大学を訪れてみよう
[2008年03月29日(土) ]

 春休みも半ばとなりました。今週は英語の勉強法についてばかり話していたので、少し受験の話をしてみましょう。
皆さんは今の段階で志望校ってありますか。
 もしあったとしたら、そこを訪れたことはありますか。
もしまだ一度も行ったことがないよ、という人や、まだ志望校は決まらないけど近くに大学ならあるよという人は、春休みの間に勉強の息抜きで大学を訪れてみてはいかがでしょう。勿論、日本の端から端まで旅をせねばならなく、時間・経済的に無理だというような時は断念しなければならないかも知れませんが。そういう場合でも近くの大学を訪れてみてもいいかも知れません。
 大学のキャンパスに入ると、講義風景を見ることが出来なくても、意外と色々なことを感じるものです。大学の雰囲気やそこを歩いている人の顔、近くにあるお店、色々なものから、この大学にますます入りたいなと思うことが出来るのではないかと思います。また、逆にこの大学は選択肢から除外しようと、ネガティブな情報になってしまうかも知れませんが、自分にとっては大事な事実を知ることが出来るかも知れません。
 志望校がはっきりと定まっている人にとっては受験会場の下見も兼ねられますよね。また今の時期なら新入生を勧誘しようと、様々なサークルや部活の立て看板などが出ていたりして、その大学の雰囲気をより知ることが出来るかも知れません。
 少し遠出をするなら、3年生になってからより今の方がし易いですよね。足を運んでみてはいかがでしょう。

シャドーイングの利点
[2008年03月28日(金) ]

 シャドーイングをすると、多方面から英語の能力が伸びます。私もかなり効果がありびっくりしました。英文を聞き取って口にするわけですから、Listening力やSpeaking力に直結することはまず容易に想像出来ますよね。
それと同時に、自然なリズムで覚えた構文や単語は、すんなりと身体に入り記憶しやすくなります。発音を知らずに単語を覚えようとした時と、発音を知りつつ単語を覚える時では、前者の方がはるかに容易に単語を覚えられることは、皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。シャドーイングをすることで、単語や構文はもはや文字の羅列ではなく、意味のある塊として認識出来るようになると思います。
また、喋りつつ、次のことも聞き取り考えるわけですから、英語の処理能力がかなり速くなります。この他にも書ききれないほどシャドーイングにはよさがあります。
 視覚を使わなくていい作業ですので、布団に入ってから眠りに落ちるまでに、CDを再生しつつしてもいいかも知れませんよ。
 ポイントは毎日することでしょう。たった15分するだけでも、毎日続けると一ヶ月ほどで自分の英語の処理速度に変化があるのを感じることが出来るのではないかなと思います。
そして、自分の英語がより英語らしい発音やリズムに近づいていくことも実感できるかも知れません。

音読はどうするか
[2008年03月27日(木) ]

 英語の音読を毎日して欲しいと書きました。では、音読ってどのようにすると効果的なのでしょうか。
 眠気防止なら、問題を解きながら問題文を読んだり、単語や構文をノートに書いたりする時に声に出して行えばいいと思います。
 これに加えて、どうせ音読をするのなら、より自然な英語に接することをお薦めします。教科書のCD、速単のCD、速読速聴・英単語のCD、志望校の過去問のListeningのCDなど、ネイティブの方がある程度の長さの文を吹き込んでいるものなら教材は何でもいいです。これを再生しながら、後について真似をして下さい。この時、CDをいちいち一旦停止するのではなく、再生したままで、CDを吹き込んでいる人に一定の遅れを保ちつつ後を付けていくのです。文字になったものは一切目にしません。すなわち、自分の耳を頼りに、次の文を聞き取りつつ、かなりのスピードで英語を喋る必要性があるのです。
このことをシャドーイングというのですが、実はこれ、結構難しいです。比較的ゆっくりのものを用意しても、いざ一緒に喋るとなると速く感じると思います。もし、聞き逃してしまったり、自分が喋るのが追いつかなくなったりした時は、1文や2文飛ばして構いません。とにかく、停止させることなく、同じスピードでついていくことが重要なのです。
シャドーイングが何故お薦めなのか、明日もう少しお話しましょう。

音読のすすめ
[2008年03月26日(水) ]

 皆さんはどのくらいの頻度で音読をしているでしょうか。
古文などの音読もお薦めですが、特に英語の音読は毎日して欲しいと思います。
眠かったり、頭がすっきりしない時は声に出しながら勉強してみるといいでしょう。図書館では出来ないのが残念ですが。
実は音読は眠気防止・リフレッシュ以外にも効果があるのです。
私の大学1・2年の英語の先生で、英語指導法の研究をなさっている方がいました。その方がある時次のようなことをおっしゃっていました。
 Listening, Writing, Reading, Speakingの4つの能力はそれぞれ単独で鍛えることは出来ない。その人の英語の能力を示す時に、もしこの中の一つの要素が50%しかなかったら、他の3つが90%あっても、その人は50%の英語能力しか持っていないと言うことが出来る。よく、「Listeningは得意だけど、Speakingは無理。」というようなことを聞くが、それはあり得ない。たまたま要領がよくて見かけ上Listeningが出来るように思えるだけで、実力はついていないので少しレベルを上げるとListeningですら躓き易い。
 これを聞いた時半信半疑でしたし、今もまだ完全にこの説が正しいとは思っていません。それでも私の経験上、Speakingの練習に力を入れたら、結果的に自分が得意だと思っていたReadingの能力までグッと上がったことがあります。SpeakingとReadingって私のような素人がみると、全く相関がない要素のように思えるのですが。
 この説が正しいなら、音読をすることでWritingやReadingにも効果が現れるともいえるでしょう。そして、この説が絶対に正しいと言い切ることが出来なくても、音読をすることで、英語が身体に染込んで、問題を見た時に反射的に正確な英文を導き出すことが出来るようになることは確かだと思います。 明日音読をどのようにするかお話しましょう。

英単語・熟語はなるべく多く(2)
[2008年03月25日(火) ]

 昨日英単語を沢山覚えるべきだというお話をしました。それでも、多くの人はあまり納得がいかないのでは? 
 専門的な単語は注釈で出てくるし、難しい単語は文脈から予想すればいいから、少なくとも受験では必要ないのではないかと。
確かに単語を文脈から予想することは大切な能力です。しかし、文脈から予想するだけで満点を取ることは至難の業と言えるでしょう。というのも、予想するだけでは全く違う意味に解釈をしてしまうこともあるかも知れません。また、ほぼ単語の意味を推測出来たとしても点数を取りこぼすことは結構あります。というのも、受験英語では、英語と日本語の正確な対応が求められるのです。
例えばexceedという単語は「(数や量などが)超える」という意味ですが、これを訳する際に、「多くする」と書いたとしましょう。「超える」と「多くする」ではかなりニュアンスが違いますよね。
この例ほどニュアンスが違わなくても、和訳をする際は、厳密な日本語を求められ、少しでもニュアンスが違うと不正解にされてしまいます。雰囲気が似ているから点数をあげましょうということはありません。そして多くの場合、受験英語に和訳はつきものです。
 受験において、一点の取りこぼしが合否を分けることもあります。それならば、一つでも多くの単語を知っていれば、小さな点数かも知れませんが、大事な点数を積み重ねることが出来るでしょう。通学時間にぼんやりしている人がもしいたら、4月からは単語帳を手に登下校してみましょう。


英単語・熟語はなるべく多く
[2008年03月24日(月) ]

 先週単語帳についてのコメントがありました。そこで英単語について書いてみましょう。
 「最低何語英単語を知っていたら受験に成功するのか。」
これは究極の質問で、誰もが知りたいことだと思います。
しかし、英単語・熟語に関してはこの質問を投げかけないで欲しいと思います。可能な限り出来るだけ多くの単語・熟語を覚えて欲しい。
そもそも勉強に損・得などはありません。たとえすぐに使わない知識でも、思いがけない時に役に立つ知識ってありますよね。仮にも、一生使わない知識があったとしても、それを習得するために努力した過程が、何かの役に立つと思います。
とは言え、受験生になり、目前に受験が控えていると、このようなのんびりしたことを考えている気分になりませんよね。私も実際そうでしたし、受験において効率を考えることは大事だと思います。来年の2月までにあるレベルに自分を持っていく時に、得か損かを全く考えなければ、時間切れになってしまうかも知れません。
それでも英単語・熟語に関しては、受験に出るか出ないかなどを考えずに貪欲に吸収して欲しいです。英単語・熟語をより知っていると、試験の最中に文脈から予想する手間を省けますよね。しかも点数が確実に取れます。そして何と言っても受験の後でも役に立つ場面が多いのです。大学に入っても英語の授業はあります。また、理系だからこそ英語の論文から情報を得ねばならなくなる人がほとんどでしょう。就職する際にTOEICを受ける人もほとんどだろうと思います。その他留学するかも知れない、留学生が同じクラスにいるかも知れない。これらの時に、単語帳の基礎編だけで対応するのは厳しいと思います。
ひょっとしてその単語が受験に出るかも知れない。そしてきっと将来役に立つ。そう思ったら、何語覚えてもいいですよね。何より、3年後のあなたと今のあなたでは確実に今の方が記憶力はいいですから・・・

まずは机に向かおう
[2008年03月22日(土) ]

 受験生に取って一番大事なことは毎日必ず授業以外に机に向かう時間を作ることです。このようなこと、言わなくても分かりますよね。しかし、実行するのが意外と難しいもの。部活や学校の行事を理由にしたり、何故か疲れていたり、テレビが面白かったり・・・ 
机に向かう瞬間が苦手な人って多いと思います。
そこで毎日何時には机に向かうという時間を決めてしまうのです。例えば部活から6時半に帰宅するとしましょう。それならば、夕食を食べて色々して、必ず7時半から勉強を始めるというように。毎日の習慣って恐ろしいもので、最初はきついかも知れませんが、2週間くらい続けていると、7時半には机に向かわなくてはならない気がしてくるものです。
 また、帰って真っ先に、宿題や明日の予習など絶対にしなくてはならないものを机に出してから夕食に向かったりするというのもいいと思いますよ。夕食を食べて少し眠くなった頃に勉強机に向かって、勉強道具を鞄から出すところから始めると、他のことを思い出したり、面倒な気がしたりするものです。机に戻ってすぐに勉強を始められる体勢になっていて、しかも、しなくてはならないことが積み上げてあると、勉強せねばならないと思いますよね。
 もし、どうしてもやる気がおきないなら、5分だけ机に向かってみようと思うのです。そうすると、大抵の場合、5分経つと、調子が上がっていてもうやめる気になりませんから。
おそらく一番肝心なのは、最初机に向かう瞬間だと思います。

睡眠談義(2)
[2008年03月21日(金) ]

 さて、昨日の睡眠談義に少し付け加えておきましょう。
「人より多く寝ないとダメだから、起きている時間が少なくて損だ」と嘆いている方によく出会います。誰でも試験の前になれば一日36時間くらい欲しくなるもの。東大生同士でもこの話題が挙がることがよくあります。
確かに4時間寝れば元気になる人もいれば、7時間半寝ないとすぐ体調不良になってしまうという人もいます。もし、起きている時間に同じ能率で活動しているのなら、7時間半寝ないといけない人は断然不利ですよね。
 しかし沢山寝ている人の方が、意外と成績がよかったりする。必ずしも沢山寝る必要のある人が不利という訳ではないのです。
 沢山寝なくてはならない人の多くは、自分が睡眠時間を多く取らねばならないことを自覚していて、起きている時間に危機感を持って行動していています。そして沢山寝ている分、頭はちゃんとリフレッシュしているから多くの場合能率がいい訳です。
 とはいえ、今ここで睡眠時間を増やすことをお薦めしているわけではありません。
要するに自分の頭が最も働きやすい睡眠時間・睡眠時間帯をちゃんと把握することが大事だということを強調したいと思います。もしその時間が人より長かったとしても落ち込む必要はない。その分、起きている時間を有意義に使えばいいだけなのです。
 また夜型の人が無理に朝型に変える必要はありませんし、朝型の人が無理に夜更かしをする必要はないのです。
 春休みを利用して、いったい自分は何時間寝れば能率よく勉強が出来るのか、朝型なのか夜型なのかをきちんと把握しておくのもいいと思いますよ。

睡眠時間談義
[2008年03月20日(木) ]

 ところで、受験生になるから睡眠時間を削るくらい頑張ろうと意気込んでいる方もいるのでは・・・
 もし今毎日10時間寝ているというような方がいたら、確かに削った方がいいかも知れません。しかし、大抵の方には、睡眠時間を削ることをあまりお薦めしません。
 まず睡眠時間を削ること最大の欠点として、自分の持ち時間が増えたような錯覚に陥ることが挙げられます。
睡眠時間を削るということは自分の身体の要求している休養を完全に取れないということをよく心に留めておいて下さい。即ち、油断をすると、注意散漫で100%力を出せない状態に無意識のうちになってしまうということです。
 睡眠時間を削ることで、質が落ちているにも関わらず持ち時間が増えたような気分になるのは危険ですよね。勉強と関係のないことに時間が使えるような気がしたり、机に向かって作業をしていてものんびりとしてしまったりします。
 期限がある方が必死になれます。ということで、毎日絶対6時間は寝る、7時間は寝るなどと考えている方がいいと思います。睡眠時間を削るのは最終手段にして、起きている時間をより能率的に使えないかを検討して下さい。
 受験は長期戦。ある程度睡眠を取って、記憶を定着させる時間を作らないと、脳も疲弊してしまいますよ。何より睡眠時間を削るだけで満足してしまう状態は危険です。


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