[2008年02月29日(金) ]

年 その2

 歴史で重要な年を暗記するとき、注意することについて、前回の続きです。

 第二に、複数の出来事のあった年というのは特にしっかりと覚えなければなりません。例えば、世界史で例を挙げると、1571年というのは、レパントの海戦が起こった年であり、またスペインがマニラを建設した年でもあります。

このように、ひとつの年に多数の出来事があったというのを覚えると、特に世界史では、異なる地域で同時代に何が起こっていたかという、いわゆる「横のつながり」を認識しやすくなるという意味でとても効果的です。

また、話が少し脱線しますが、同じ名前の出来事が複数の年にあるということがあります。また世界史の例を挙げると、「パリ条約」という条約は全部で7つも存在していて、しかもそのどれもが重要なものなので、すべてを区別できるようにならなければなりません。

このような場合も、それぞれの「パリ条約」に関して、例えば1763年のものは七年戦争の結果、結ばれたもので、1783年のものはアメリカ独立戦争の結果、結ばれたものだというように、ひとつひとつ他の出来事と関連付けて記憶することが覚えやすくするコツです。
次回で、「年」の話は終わります。

[2008年02月28日(木) ]

年 その1

 日本史や世界史で、重要な出来事のあった年は覚えなければなりませんが、何でもかんでも記憶しようとするのは大変ですし、無駄も多くなってしまいます。

 第一に、必要なものだけを覚え、必要でないものは覚えないという取捨選択が重要です。これは当たり前のことなのですが、意外と多くの人がはまってしまう落とし穴です。
恐ろしいことに、歴史の勉強を何度も繰り返しているうちに、明らかに覚える必要のないものもついでに覚えたくなってしまうということが本当にあるのです。これは、細かい出来事の年でも、教科書や参考書にはちゃんと書かれていることにも原因があります。

私の場合で、ひとつ例を挙げますと、1765年に鈴木春信が錦絵を始めたなどということは、その年を覚える必要など全くないのに、覚えてしまっています。(そして、他のもっと重要なことがあった年は思い出せないのに、この年は今でも思い出せてしまいます。悲しいことです……。)

ですから、あまり細かいことは、それが起きた年ではなく、世紀で覚えるか、あるいは他の重要な出来事との前後の関係で覚えるのがいいでしょう。
というわけで、切りのいいところで中断し、次回に続きます。

[2008年02月27日(水) ]

大学入試の試験時間 その2

前回は、大学入試の長い試験時間に対応するためにはどうすればいいのかという話でした。そこで、今回はその続きです。
試験中ずっと集中し続けるには、事前にそういった場面に慣れておくのが一番です。そのために有効な手段のひとつが、模試を受けることです。模試を受けることは、自分の学力を測るだけではなく、入試本番の雰囲気を体験し、それに慣れるという意味でも効果的なのです。

 高校一年生の皆さんは、まだ模試を受けるには時期的に早すぎると思いますが、二年生の終わり頃から受けてみることを考えてみてはどうでしょうか。

 また、日頃の勉強でも、ある程度長い時間継続して取り組んでみるのもいいでしょう。普段から長時間連続して学習する習慣をつけておけば、集中力の持続という点ではしっかりと対応できるようになるはずです。

その際注意しておきたいのは、特定の教科に絞って勉強したほうがいいということです。実際の試験でも、長時間連続して向き合わなければならないのは単一の科目なので、あまり多くの教科を少しずつやるのでは効果は半減すると思います。

もちろん、本番の試験は大抵の人なら通常以上の集中力を発揮できるでしょうから、試験当日に体調を整えて臨むことができれば、どんなに長い時間でもそれほど苦にはならないと思います。あまり気に病む必要はないのかもしれません。

[2008年02月26日(火) ]

大学入試の試験時間 その1

 前回は、大学入試について取り上げました。タイムリーな話題ということで、せっかくですから、今回も引き続きそれに関連する話にしようと思います。というわけで、タイトルの通り、大学入試の試験時間について書くことにします。
 皆さんの高校の定期試験の試験時間はどのくらいでしょうか。私の通っていた高校では、授業時間と同じで、ひとつの試験は50分で行われていたので、どこもだいたい同じくらいではないかと思います。
 しかし、大学入試はそれよりずっと長いのです。センター試験ならば、大抵は60分、最長でも80分なので、そこまで長くはありませんが、私立大学の試験や国立大学の二次試験は、120分を超える試験が当たり前のように出題されます。私が知っている中で最も長い試験時間は150分です。
 さらに言えば、そのような長い試験が一日にふたつもみっつも立て続けに行われるので、並の集中力では途中で切れてしまうでしょう。私も、大学入試を受けた日は頭がクラクラして相当疲れました。
 そのような長い時間の試験に耐え、集中力を持続させるには、どうすればいいのでしょうか。次回、いくつかの方法を挙げてみたいと思います。

[2008年02月25日(月) ]

二次試験

 いよいよ国立大学の二次試験が始まりました。東京大学でも25日、26日の二日にわたって試験が行われます。皆さんの中にも、二年後にはどこかの大学の試験を受けている人が大勢いるかと思います。

 面白いのは、各大学によって、はっきりと試験問題の出題の傾向に差があることです。例として、東京大学京都大学の英語の問題を比較してみましょう。

 まず東大の試験問題ですが、試験時間の長さの割に、問題数がやたらと多く、手際よく進めていかないと全て解き終えることができません。また、問題の種類も、文章の要約から段落整序、自由英作文から英文和訳と、多彩に組み合わされています。

 一方の京大の問題は、ほぼ例年一貫して、かなり長い文章の、英文和訳と和文英訳のみで構成されています。こちらは、時間に余裕があり、試験時間内に終わらないということはありませんが、特に和文英訳の難しさは問題を見てみれば分かると思います。

 このように、大学ごとに様々な形式の違いがあり、それは、それぞれの大学が求める学生像の違いからくるといわれています。もちろんこれは国立大学に限ったことではないでしょう。
皆さんもいろいろな大学の試験問題を比べてみて、自分の大学選びの参考のひとつとして役立ててみるのも良いかもしれません。

[2008年02月23日(土) ]

大学生のアルバイト事情

 大学生といえばアルバイト、なんて巷では言われる(嘘ですが)ほどに、大学生の多くはなんらかのアルバイトをしています。というわけで、今回は大学生のアルバイト事情の一端を紹介してみたいと思います。

 アルバイトというと、すぐ思い浮かぶのはコンビニやスーパーなどでしょうか。しかしそれなら、高校生のみなさんもやっている人はいるでしょう。

 私の周りで最も人気があるように思われるアルバイトは、家庭教師です。また、塾講師も同様に人気です。以上のふたつに共通するのは、自分の指導が直接生徒に影響を与えるという意味で、やりがいがあるということです。また、他の職種に比べ、自給が高く、それと同時に責任も伴います。

 他に大学生ならではのアルバイトというと、居酒屋などの飲食店です。私は経験がないので詳しくは分かりませんが、長時間の勤務で肉体労働をするため、かなり疲れるというのを聞いたことがあります。その代わり、周囲の観察能力や人間関係での上手な付き合い方などが身に付くらしいです。

 私の周囲での話なので、全く正確ではありませんが、だいたい月に3〜5万円ほどの収入が平均的にアルバイトで稼ぐ金額なのではないでしょうか。使い道としては、やはり衣食の費用や交際費です。

 大学生活はお金がかかるといいますが、まったくもってその通りです。せめて自分に合ったアルバイトを見つけることができれば、いい経験(とお金)になるのですが……というのは、私の話です。

[2008年02月22日(金) ]

英文和訳

 皆さんは、英文和訳をやっていますか。問題として出されれば、もちろんやるでしょうが、そうではありません。英文を読む時に、日本語に訳しながら読んでいるかどうかということです。

 しかしながら、普通はそんな読み方をしないだろうと思います。何と言っても時間がかかりますし、使う労力も非常に大きいものになるでしょう。
私も一々全て和訳しながら英語の長文を読んだりはしません。何回か全文を和訳して書き出したことがありますが、余りにも時間がかかりすぎて、今思い返してみれば非効率の極みだったと思います。

ではなぜ先のような問いをしたのかというと、英文和訳こそが、最も英語の語彙を増やし、かつ自分の英語の力を確認することのできる方法だからです。もちろん、過去の私のように、長文の和訳をすべて書き出すのは無駄骨もいいところで、必要ないでしょうが、頭の中で一文ずつ丁寧に確認していくことは有効だと思います。あるいは、英文和訳の問題を進んで解くことは大切です。

英文和訳をすることで、自分がその英文を理解できているのかが確実に理解できるのです。単語が分からないのか、あるいは構文が分からないのか、和約をしてみればすぐに確認できるでしょう。

英文を読むときは、ついついさらっと読み流してしまいがちですが、試験などで時間に制約がある時以外は、じっくり和訳しながら読み進めていくことで、英語の力がついていくのです。
つまりは、細かいところを曖昧にせず、厳密に読んでいくことが重要だということです。

[2008年02月21日(木) ]

勉強の勉強

 今までで、各教科について、ひと通り勉強法の紹介をしました。いくつか偉そうなことも書きましたが、あくまでも私個人のやり方なので、そんな方法もあるんだなという感じで、あくまで参考程度に読んでもらえればと思います。

 それに、高校一年生であれば、まだ余裕があると思いますし、自分に合った勉強のやり方を見つけるために試行錯誤をする時間があってもいいと思います。
勉強は、受験勉強で終わりというわけでは無く、大学に入ってからも、さらにそれ以降もずっと取り組まなければならないものなので、今のうちに自分が勉強しやすいスタイルを確立しておけば、後々楽になるはずです。

どういう環境で勉強すれば一番集中できるのか、どのくらいの時間なら自分は集中し続けていられるのか、また自分はどんな勉強が一番好きなのか等、そういうことを自分自身が理解していれば、より効率よく勉強することができるようになりますし、さらには自分が将来学びたい分野や就きたい職業が見えてくるかもしれません。

 それは言いすぎだとしても、勉強は受験のためだけの一過性のもので、意味の無いものではなく、考え様によっては今私の書いたような意味が見出せるのですから、そういうこともたまには考えてみてください。

[2008年02月20日(水) ]

大学の休み

 こんにちは。皆さんは、期末試験が近づいてきているのではないでしょうか。あるいは、もう始まっているのかも知れません。

 ところで、多くの大学はすでに春休みに入っています。
私も試験が終わり、解放感に浸っているところです。正確に言うと、2月15日に試験の全日程が終了しているので、翌16日から休みということになります。授業が始まるのは4月10日からですので、なんと約二か月間も休みがあるのです。

しかし、いくら長いからといって、だらだらと過ごしていれば、あっという間に終わってしまうのが休みというものです。実は、夏から秋にかけても二か月以上の長期休業があったのですが、案の定、私はほとんど何もせずに休みを無駄にしてしまいました(それでも、運動会の部に所属していたので、週の半分は文字通り汗を流していたわけですが)。

やはり、まとまった休みは有効に活用すべきです。資格を取るために勉強に励んだり、免許取得のため合宿に行ったり、バイトをしてお金を貯めたり、貯めたお金で旅行に行ったり、サークル活動に精を出したり、活用の仕方は人それぞれですが、これだけ長い休みをもらえるのも、大学を卒業してしまえば滅多にないことでしょう。

皆さんも、大学生になった暁には、ぜひ長期休暇を利用して、その時にしかできないことをしてみてください。

[2008年02月19日(火) ]

漢文の勉強法

 現代文、古文と続いてきて、国語シリーズ(勝手に名付けました)の最後を締めくくるのは漢文です。

 私は漢文が大好きだったのですが、なぜかというと、簡単に問題を解くことができたからです。
漢文は、古文とは違い、単語や文法をほとんど覚える必要がありません。返り点や再読文字など、ほんの少しのルールを覚えれば、後は現代日本語の語彙力だけでかなりの部分をカバーすることができるのです。

 いってみれば、漢文は国語の中で一番の得点源となる科目です。確実な得点方法の無い現代文やある程度の勉強量が必要となる古文に比べ、圧倒的に簡単なのが漢文です。

 漢文について、これ以上書くことはありません。漢文の訓読法を覚えたら、後は現代文と同じです。つまり、しっかり一字一句を見逃さずに読むことが大切なのです。分からない言葉があれば、その場で辞書を引いて確認しましょう。それを繰り返していけば、安定して得点することができるようになるはずです。

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