受験生の多くはセンター試験の自己採点も終わり、まさに今、受験校を最終決定しようとしている人も多いと思います。
高1、高2の方はご存じではないかもしれませんが、センター試験を受験した翌日に、高校や予備校などでセンターリサーチなるものを書かされます。
センターリサーチとは何だ、という話ですが、簡単にいえば、自己採点の点数から志望校の合格可能性を判定してくれるシステムのことです。
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(※)自己採点については大丈夫ですよね?
センター試験では、問題用紙は家に持って帰ることができます。そこで、自分がマークした番号を問題用紙に書いておき、翌日の新聞などに掲載される正答を参考に、家や学校で自己採点を行うのです。実際の点数は受験後までわかりませんので、自己採点を正確に行うことは非常に重要なことです。
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センター・リサーチは、駿台、河合塾、代々木ゼミナール等の大手予備校が実施していて、点数と志望校を書いて提出すれば、2,3日後に志望学部・学科内順位と、合格可能性判定が返ってきます。
数十万人の母集団から回収したデータを基に判定してくれるので、かなり信憑性があります。センター利用入試などはほぼこれで合否がわかるぐらいです。
ちなみに僕はどのように記入したかというと、(手元に偶然資料がありました。見返してみると懐かしいです。)
駿台・河合・代ゼミのすべてに
第1志望 東京大学・理科2類・前期
第2志望 東京大学・理科1類・後期
第3志望 京都大学・工学部・地球工学科・前期
第4志望 広島大学・医学部・医学科・後期
と記入して出したところ、例えば代ゼミでは
第1志望 B+29
第2志望 B+2
第3志望 B+6
第4志望 B+12
という結果が返ってきました。
これはすべての志望がB判定(合格可能性50~75%)であることを意味していて、B判定の最低ラインからそれぞれ29点、2点、6点、12点高かったということを表しているわけです。
これを見ると、京大工学部よりも東大理2のほうが合格率が高くなっています。
でも実際の二次試験の合格偏差値や模擬試験の判定基準をみると、大抵が逆になっています。
実は、両校でセンター試験の得点配分がかなり違うために、合格可能性がセンター試験の得点のとりかたによって大きく左右されているわけです。
センター試験の点数を、東大はすべての科目を合計して圧縮する一方(900点満点を110点満点に圧縮)、
京大工学部は国語・英語・地歴のみをみて(理系科目はあしきりに使うだけで配点0)、国語の配点が全体の半分も占めるという極端な配点でした。
(国語200点満点を150点に、同様にして地歴は100点満点→100点満点に、英語は200点満点→50点満点に圧縮)
僕の場合は最後までセンター国語が苦手で、本番の結果もわりかし悲惨な点数でした。他の科目では順調に点を取ることができていたので、総合点では満足のいく点数でした。
そのため、京大受験ではセンター試験でハンデを背負うため不利となってしまい、世間ではより難関といわれる東大受験のほうが有利な状況になっていたわけです。
したがって、ときどき聞かれる質問に、「東大と京大のどちらが難しいのか」とか、「東大と上位国立大の医学部のどちらが難しいのか」というようなのがありますが、そんなものは個人個人の点の取り方によって異なり、一概には決めつけられないということです。
皆さんも大学の偏差値の高低に惑わされることなく、自分の特性を見て、配点が有利となるように志望校を選択することをお勧めします。
もちろん、センターリサーチの結果を見た後に合格可能性が高いからと言って傾向が全く異なる大学に出願するのは危険なことなので、あらかじめ、自分のセンター試験での点数の取り方の傾向を見極めておき、それに応じて志望校を練っておくことが大事だと思います!
僕の場合は高3の秋までずっと京大志望だったのですが、秋以降に京大で重視されるセンター国語がなかなか取れないことに焦り始め、それと同時に2次試験の模試では東大・京大共に合格判定が変わらなかったので、東大受験を決意したという経緯があります。