Petit-O-Data 公立高1年のあなたへ

公立高校1年生のための勉強法ブログ 

     
« 2008年04月 | Main | 2008年06月 »
料理の科学
[2008年05月31日(土) ]

今日は一息ついて、勉強とは関係ない話をしてみます。
 受験には健康な体作りが欠かせない! ということで、普段何気なくとっている食事にも気を配ってみましょう。普段からしている人も、生まれてから一度もしたことがない人も、台所に立って色々考えてみましょう!
 レシピ通りに作るのも楽しいですが、頭の中で色々「これとこれを入れたらおいしいかも」と想像するのがまた楽しいのです。せっかくだから科学的に攻めてみましょう。炭水化物、野菜等ビタミン、肉などタンパク質のバランスはよいだろうか。どういう順に作ったら時間をかけずにできるだろうか。……とまあそんな感じ。
 初心者にオススメなのはスパゲッティです。昨今は原料高騰でかなりの高級食材になりつつありますが……一人分は120g〜180gくらい。親指と人差し指で環を作って、その輪の中に入り切る分量だと少し多いくらい。
 お湯を沸かして茹でているあいだにソースを作ります。コンロを二つ使って、一つでお湯を沸かし、一つはフライパンを置きます。一番簡単なオイルベースのパスタなら、オリーブオイル(なければサラダ油でOK)を30cc(普通にフライパンに垂らしてどら焼きくらいの面積)、入れたい具、塩コショウを適量(かなり多めに三振りくらい)スパゲッティの茹で汁30ccを沸騰(?)するまで炒めたら、一旦火を止めます。
 お湯が沸いたら塩を入れてスパゲッティを茹でます。袋に書いてあるゆで時間をよく見て、たまにかき混ぜながら。スパゲッティが茹で上がったら、またフライパンを火にかけます。スパゲッティをザルにあけて、ソースがまた煮立ったところで麺を加え、手早く混ぜます。味見をして皿に移せばできあがり。
 この具のところがかなりアレンジ可能な上に、お湯を沸かす時間+パスタを茹でる時間だけでできるので、忙しい受験生にもオススメです。「次はこれとこれを入れてみよう」なんて考えるのも楽しいですよ。

勉強場所を変えてみよう!
[2008年05月30日(金) ]

 家で勉強しようとすると、すぐにダラダラしてしまって続かない、という人はいませんか? そういう人は少し目先を変えて、勉強場所を変えてみましょう。
 自分の部屋には、ベッドや漫画など誘惑がいっぱいです。人が見ていないと緊張も続かないもの。リビングや食卓に移動してみましょう。誰かが見ているとサボるのもなんだか格好悪いですし、ぐでぐでと寝っ転がったりマンガに手を伸ばしたりするわけにもいきません。
ただ、家族の誰かがいると、そこではテレビを見ているかもしれません。最初は一緒に見てしまったり、気が散って集中できないかもしれませんが、我慢して「集中したフリ」を続けていると、そのうち本当に集中できるようになります。そんなことで「テレビ消せよ!」とイライラしてしまうようではまだまだです。入試のプレッシャーにはそんなことでは打ち勝てません。風邪が大流行の入試シーズン、鼻をズルズルやっている人もいれば、咳も聞こえてくるし、隣の人のシャーペンの音も気になります。ひょっとしたら隣の人がぶつぶつうるさいかもしれません。今から訓練です。
これで子供が騒ぐ図書館でも、家族とレジャー中の車の中でも、小学生がうるさい電車の中でも、集中して勉強できるようになりますし、ちょっとやそっとのことでは乱されない精神力を身につけることができますよ。それに何より、色々な場所で勉強することは、眠気防止になります。

長文読解に慣れてみる
[2008年05月29日(木) ]

 脈絡もなく英語です。
 よく予備校なんか歩いてると「長文読解が苦手ー」という声を聞きます。皆さんの中にも、期末テストなどで先生が気まぐれに出してくる見慣れない英文の問題はキライ、という人もいるのでは?「授業で習った英文ならいいけど、いきなり長いの出されても……」という。
 そんな苦手意識はとってももったいないです。長文読解は要は慣れだと思います。「嫌だ」とか「苦手」とかいう意識をまずは捨てましょう。やればやるほど慣れてくるし、やらなければそりゃできません。「得意」だとか「苦手」だとかじゃなく、それだけのことです。
 慣れてきたら、合理的に確実に点を取る裏ワザ、みたいなものも随所で紹介されていますが、まず一年生の皆さんはとにかく慣れです。辞書を十回くらい引けば読めるかも、レベルの普通の大人が読むような文章をたくさん読んで、で、こんな文章だったらだいたいこんな問題しか作れない、と相場を知ることがとても重要です。
 長文読解の鍵は内容理解。内容がきちんと理解できたかを問う問題が多いので、答えのヒントは必ず英文の中にあります。まずはどれだけ時間がかかってもいいので、この問題はここに答えが書いてあるからこれが答え、という作業を繰り返していってほしいと思います。それを続けていけば、自然と抵抗感が薄れてきますよ。
 まずは一年生向けの長文問題集も売られているので、それを一冊やってみてください。
 これは「問題」に慣れるのが目的なので、以前ご紹介したようにネットなどで自分で英文を探してくるよりも、入試などをマネて作られている市販の問題集の方がいいでしょう。


高校の偏差値は大学受験に関係あるのか 3
[2008年05月28日(水) ]

かえって公立高校という場で高校生活を過ごせることを、不安ではなく誇りに思ってください。学校の授業は、有名私立校でもあまり受験には関係ありません。その証拠に、ほとんどの人がそれぞれ塾に通っています。かえって土曜や夏休みに授業や補習が入ったりして時間を取られるだけ。それよりは、好きな塾で好きな授業を取ったり、自分の勉強したいところを自習する時間にあてたりする方が有意義かもしれません。クラス分けだの東大模試の学内順位だの、そういうことにもピリピリせずに済みます。周りの親御さんにも「子供は進学校に通っている」というプレッシャーがない分、親にうるさく口出されることもなく、のんびり自分のペースで勉強ができるのです。
 3年の秋頃までビックな学校行事があっても、悔いのないように積極的に参加して下さい。そうして一度きりの高校生活と、出会えた仲間たちを大切にしてほしいと思います。
 有名私立校ではもう受験準備一色なのではないか、と不安に思う必要もありません。かえって進学校の方が自校に誇りを持っている分、青春のすべてを懸けた最後の大きなイベントが恒例になっているものです。

 と以上、公立高校に通う皆さんへのメッセージとして受け取っていただければ幸いです。お金がないとか、勉強に目覚めるのがちょっと遅かったとか、そんなことは関係ありません。どんなにいい高校に入っても、結局世間的に最終学歴は大学です。大学受験ですべてリセットして引っくり返してやればいいのです。大学受験こそ、貧富の差も身分の差も親の経歴も顔も才能も器量も関係ない、ただ一枚の紙切れの上の点数だけで誰もが同じように判断される、日本に残された唯一の「平等」です。
 これから受験に向けて頑張るぞ、という志高きあなた、さあ、全部引っくり返してやりましょう!

高校の偏差値は大学受験に関係あるのか 2
[2008年05月27日(火) ]

ですが首都圏公立高校の合格率が有名私立に劣るのは事実です。それゆえの弱点もあります。その弱点を頭に入れておくことこそが、一般公立校に身を置き難関国立大学への合格を目指す皆さんには最も重要です。
有名私立と公立高の一番の違いは、単純に「周囲の人間」の一言に尽きると私は思います。有名私立では、クラスに3人以上は必ず「東大に行きたい」と言ってはばからない人がいるものです。そうした環境では、安心して「私も」と勉強に没頭できるのです。
 ですが公立高校には様々な人がいます。ラクしてAOや指定校推薦で大学を決めてしまって遊びたいだとか、勉強しないで名の通ったカッコイイ私立大に入りたいだとか、専門学校に行きたいだとか、就職したいだとか……。そんな中で、「国立大学に行きたい」とか「医学部に行きたい」とか言うと、周囲から浮いてしまうのではないか、ガリ勉だと思われてしまうのではないか……、と不安になってしまうものです。ですが恐がる必要はありません。あなたが「公立高校とはそういうものだ」と理解し受け容れることが必要なのです。初めは浮いてしまったり、からかわれたり、友達が遊びに行くのについていきたくなってしまうかもしれません。けれど徐々に、あなたが頑張る姿を見て、友達も自然とあなたを受け容れてくれることでしょう。
ここで間違っても「俺はお前らとは違うんだ」という風には思わないことです。人にはそれぞれの人生があります。それを知り、お互い尊重できる関係に身を置いただけでも、あなたは既に他の人よりも生きる上でとても大切な経験をしたのです。高校を卒業すれば皆進路はバラバラ。ならばあなたがこれから受験勉強に懸けてみようと思うのも、決して特殊なことではありません。
これから有名国立大に進学すると、小さい頃から成績もよく、必死に勉強し成功を勝ち得てきたという誇り高き学友たちに囲まれて生活することになりますが、世の中には色々な人がいて、いい大学に入ることだけが立派な道なのではなく、皆同じように立派に生きているのだということを、あなたは忘れずに済むのです。これは誇るべきことで、後々社会でも評価される態度です。

高校の偏差値は大学受験に関係あるのか 1
[2008年05月26日(月) ]

一般に首都圏では、公立高校よりも名門中高一貫私立の方が東大など有名国立大への合格率が高い、と思われています。実際、数値を見てもそうでしょう。おそらく東大で石を投げれば必ず開成や桜蔭といった有名私立校の出身者に当たるはずです。
 では、公立高生は既にその時点から不利なのでしょうか? 私はNOと考えます。
 大学受験は結局は個人戦です。高校でどんな授業が行なわれてきたのかとか、どんな友人たちと一緒に勉強してきたのかとか、そんなことは一切関係ありません。入試本番で取った点数こそがすべてなのです。
 たとえ進度が速くて中学生の時点で高校の内容がすべて終わっていようが、それが身について大学受験レベルまで活用できるようになり、実際の入試本番で使えるかどうかは本人次第です。かえってじっくり一段階ずつ習ってきた方が、復習に余計な時間をかけずに、すんなり理解できて無駄がないかもしれません。「難しいことをやらされている」という変な心理的プレッシャーも感じずに済みます。
それから、皆さんが高校受験の際に必死で勉強し合格を勝ち得たというプロセスは、遥か小学生の時にそれを経験した人たちよりも、ずっと身にしみて誇りとして感じられるはずです。ほら、もう一度同じことを、簡単にやれる気がしませんか?
 要は皆さんがこの高校三年間で、いかに受験を見据えて努力し、それを花開かせることができるか。それはまったく個々人に委ねられており、合格率の高い学校に籍を置いているからといって、自動的に合格ができたり、少しでも合格に有利、などということはないのです。

テスト勉強って言うけど8
[2008年05月24日(土) ]

これまでテスト勉強について、主に時間の使い方を中心にお話してきました。ズバリ「テスト勉強って何をすればいいの?」という一番革新的な質問には、個々で事情が異なることもあって、的確にお答えできないのが辛いところですが……。
 しかしこれだけは断言しましょう、一番効果的な勉強法、それは敵を知ること。
正確に範囲を知る、これは当たり前ですが、さらにあなたに素敵な人脈があるなら、その先生の過去問をゲットしてみてください。その問題そのものは出なくても、その先生が重視していることや、出題傾向がうっすら語りかけてきますし、出題形式に慣れることも大切です。
 もしあなたが先生だったとして、毎年テストの形式を大きく変えるなんてのは面倒くさくてしょうがありませんね。絶対にテンプレート的なものがあって(たとえば一問目で漢字、二問目で簡単な読解、等々……)そこに当てはめる形で問題を作っていくはずです。市販の問題集を切り貼りするだけの先生までいます。その先生がどの問題集を使っているのかわかってしまえば勉強し放題です。
 同じ論理で、この世はギブアンドテイク。あなたが受けたテストの問題は大事に大事に保管して、後世に役立ててください。売りつけるなんてことはしないように(笑)。人のためだけでなく、自分のためにもなります。なぜなら次の学期もその先生がテストを作るのですから、今回は過去問をゲットできなかった人も、次からは前回のテストを参考にして、どんな問題が出るか予想すればいいのです。
 テスト問題を回収する、というセコイ先生がいますが、そういう場合は、なるべくテストを受けてすぐ、思い出せる限りの問題をメモしておくことです。

テスト勉強って言うけど7
[2008年05月23日(金) ]

トイレについては前に「トイレ活用法」でお話しましたので、今回はお風呂の中を。
 水に漬けても破れない参考書とか売ってますけど、それよりはバッと入ってバッと出た方が勉強になると私は思います(笑)。でもお風呂に長く浸かっていることが好きで、お風呂で勉強するのも新鮮で楽しそう、という人なら色々試してみてもいいかもしれません。
 私の友人はノートをビニールで包んで持ち込んでたそうです。色々リスクが高そうですが、まあ合う人には合うだろうなと思います。
私はお風呂ラジオでNHKの高校講座を聞いてました……関係ない教科が流れてきたり、BGMがやたらうるさかったりするのがネックですけど、なかなか楽しいです。あんまり勉強にはなってない気がしましたが、まあ要は気分です。つまんない番組になったら、米軍向けの放送を聞いてリスニング練習、とか言ってみたり。これもあまり長くやっているのはバカらしいので普通にお風呂に入って、普通に出る時間くらいで切り上げます。ぶっちゃけ頭洗ってる時間とかは何言ってるのかさっぱり聞こえません。水音で。
 ある程度のところで終りがあるものだったら、それを唱えてから出る、という方式は使えます。皆さんも小学校のとき九九などでやったのではないでしょうか? たとえば日本史の「〜時代」というのを唱えてもいいし、もっとハイレベルなのがよければ歴代首相、さらにハイレベルになると歴代天皇……。これはやりすぎな感もありますが、もっと身近なレベルでは化学式、とかですかね。
 私は最近フランス語を習い始めたのですが、フランス語の数の数え方が大変ややこしいので、今度100まで数えてから出ようと思います。たぶん当分無理です。まずは10、20と始めるつもりです。

テスト勉強って言うけど6
[2008年05月22日(木) ]

 一日中暇、という状況に置かれるとかえって無駄なことをしてしまって思ったように勉強に時間を割けない、という悩みが生じがちなので、そういうときの心構えについてお話しましたが、もちろん、土日も用事が入っていて忙しい、という人にも、勉強時間を確保するのは頭の痛い悩みです。そういう人は、これまた少し努力して、隙間時間を有効活用しましょう。
 電車に乗る人なら電車の中、トイレ・お風呂の中、ちょっとした休憩時間を有効活用するだけで、ずいぶん勉強ははかどるものです。
 まず、「電車の中って言ったって、単語帳見るとか教科書読むくらいだろ」と思っているアナタ、まずその意識改革から始めましょう。電車の中でも数学の問題集くらい解けるんです。座っていればもちろんですが、立っていてもよほど混んでいない限りイケます。半分に折ったルーズリーフとシャーペン、問題集を持って、巧みにバランスを取りながら、15分乗っていれば2問は解けます。字が汚いとかそんなのは気にしなくていいんです。解いた問題は永久保存するためにあるわけではないのですから。あなたの中に解き方が経験として蓄積されていけばそれでいいわけです。電車を待っている時間も合わせれば、3問くらい解けるかもしれません。それが往復になれば、その日は忙しくて何もできなかったはずが、6問も問題集を解き進めている、という結果になるわけです。
 忙しい忙しいと不平を言っていても、時間がないものはないんですから、自分でムリヤリ作るしかありません。電車の中でくらい何も考えずリラックスしたいかもしれませんが、テスト前などやるべきことがある時くらいは少し辛くても頑張ってみてください!

テスト勉強って言うけど5
[2008年05月21日(水) ]

 夕食時も、ダラダラ家族と喋ったりテレビを見たりしたい気持ちはわかるのですけれど、食べるだけ食べたら早く席を立って勉強に戻りましょう。いかに自分に厳しくなれるかがカギです。
もうお風呂に入れるなら、できるだけ早めに入ってしまった方がいいです。そうすればあとは寝るだけ! で夜までフルに勉強できますから。
 お風呂タイムも有効活用して勉強する、という手もあるのですが、これは忙しい人がやればいいのであって、一日中暇だった人は別にそこまでやる必要はないのではないかと思います。ゆっくりリラックスして、肩のコリや目の疲れなどをほぐして下さい。
 夜は遅くても12時には寝るようにしましょう。一日8時間睡眠時間を取るのが理想ですが、8時まで寝ていられる人は多くないと思うので、実際はもっと早く寝た方がいいのですが、家族の生活スタイルとの兼ね合いもあるでしょうから、現実的なラインはこれくらいかな……と。寝ないで勉強する、というのはテスト前日くらいでしたら有効なこともあるのですけれど、「夜しか集中できない」という体質になってしまうと後々困ることも発生するので、できる限り昼型生活を心がけて下さい。
 夕食を取ったりお風呂に入ったりで8時くらいから11時まで勉強することにします。ここでもまた3セットですね。
 これでおわかりのように、「一日中暇」というと膨大な勉強時間が確保されているように見えますが、今回ご紹介したような生活スタイルでは、一日の勉強時間は50分1セットが8セット前後、もっとダラダラしたりハプニングが発生するとさらに少なくなります。
 これを頭に入れて、「何を勉強するか」という計画をしっかり立ててください。


| 次へ