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[2008年07月05日(土)
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現代日本の教育界の風潮では、「自国のことを知らない奴は国際人になれない」ということで、日本史をプッシュする向きが多いように感じましたが(まぁ確かにそうです)、私は真に必要となってくるのは世界史だと思っています。「世界史」といってもヨーロッパ中心の世界史観からイマイチ抜け出し切れていないきらいはありますが、裏を返せばこの世界史がヨーロッパ社会では「常識」として捉えられているということです。「常識」を知らないのでは話になりません。
そういう意味で、現在世界史は高校では必修科目になっているわけですが、必修逃れだのなんだの、とんでもないニュースが少し前には飛び交っていましたね。
大切なのは「大学に入ること」ではなく、その後、いかに教養ある大人になるか、だと思います。少なくとも「大学を出た人間」に、専門はなんであれ、世間はそれを期待します。そして大学側も当然、たとえ受験科目として課してはいなくとも、高校の必修の内容くらいは普通に勉強してきているものとして皆さんを見ています。
すぐ目の前の大学受験ばかりを気にする視野の狭い高校生活を送るのではなく、将来どんな大人になりたいか、「最低限これくらいの知識は持っていたい」という理想や義務感が皆さんの中にもあるはずです。そういうものも大切にして、高校時代を大切に生きていただきたいと思います。
特に三年生になってしまうと余裕がなくなってしまいますから、今のうちにしっかりと、文系だとか理系だとか、私立志望だとか国立志望だとか関係なく、広い世界を見つめてください。大学で専門の勉強ばかりするようになると、ますます見えにくくなってしまいます。
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