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今につながる歴史 2
[2008年07月04日(金) ]

 ところで、ニュースなどでご覧になった方、米軍基地の近くにお住まいの方、はご存じかもしれません。今日はアメリカ合衆国の独立記念日です。
 この日にスパッと独立したわけではなくて、1776年7月4日、「独立宣言」が大陸会議で可決された日だというだけです。実際にアメリカ独立戦争が終結し、パリ条約でその独立が認められたのは1783年のことですから、ずいぶんなタイムラグがありますが、まぁこの日が独立記念日ということになっています。
 今ではあんなに大きなアメリカも、昔はイギリスの植民地としてスタートしました。その国家としての歴史はわずか二百年と少し。なんだか不思議な感じです。何せ日本史を思い返せば、二百年前は江戸時代です。その前にも安土桃山だの室町だの鎌倉だの平安だの、覚えきれない時代の名前が続いてましたよね。日本は島国で、しかも一応ずっと天皇制でやってきていますから、他の国の歴史も「縄文時代、弥生時代と始まって、やがて朝廷みたいなのができて、国が統一されて……」とこんなものだろう、と無意識に思い込んでいる節がありますが、ざっと世界の国々に目を向ければ、その生い立ちが日本と似ている国はほとんどありません。
「この国はこういう歴史を歩んできたんだ、いつ、どこから独立して今の形になったんだ」、そういうことを知らないと、将来国際社会に生きる大人として、相手の国の人に大変失礼なことを言ってしまう恐れがありますし、失礼なだけでなく、視野の狭い、教養のない奴、だと思われてしまうかもしれません。
 現在世界で起きている様々な外交上の問題も、ほとんどは過去から来るものです。それを何も知らない奴が新聞を読んだだけで偉そうなことを言っても、白い目で見られるだけです。