理科や科学においては,「思考」や「試行」が大切。
そこで,日々の仕事や出来事の中での「思考」や「試行」のうち,役立ちそうなことを,
理科担当としての「指向」性にもとづいて書いていく予定です。
とはいいながら,単に自分の「嗜好」に走っているだけかもしれませんが…。
[2008年07月09日(水) ]
先日,理科年表を見ていたら,CO2(2は下付きの文字。以下同様)カーペットというものが掲載されているのを見つけた。
また,理科年表には,CH4(4は下付きの文字。以下同様)カーペットや,COカーペットも掲載されていた。
これら3つの気体(二酸化炭素CO2,メタンCH4,一酸化炭素CO)は,地球温暖化への寄与が大きいとされている物質である。
しかし,温室効果への寄与が最も大きいのは水蒸気である。
その割合は90%以上という説もある。
にもかかわらず,地球温暖化の防止策として,水蒸気の排出の規制という話は聞かない。
これは,大気中の水蒸気の量は,コントロールが難しいからである。
そのため,2番目に温室効果に寄与しているCO2の排出を規制することで,地球温暖化を食い止めようという話が出ているわけである。
ちなみに,CO2の温室効果への寄与は,水蒸気の寄与を除いたものの大部分に当たるようである。
ところで,「大気中のCO2の濃度の増加」と「気温の上昇」の関係については,大きく分けて,「大気中のCO2の濃度が増加した結果,気温が上昇した」という説と,「何らかの原因で気温が上昇した結果,大気中のCO2の濃度が増加した」という説がある。
この2つの説は,地球温暖化に対する見方が一方的にならないようにするためにも,押さえておきたい。
また,この2つの説において,後者の説が正しい場合は一安心,といきたいところだが,CO2の濃度が増加してしまうと,程度の差こそあれ,結果として,地球温暖化を促進してしまうようである。
このことも,合わせて押さえておいた方がよいだろう。
そんなわけで,CO2と地球温暖化の関係には,今後も注目する必要がありそうである。
そのための予備知識を身に付けたい人は,このサイトを見てみるとよいと思う。
「地球温暖化の元凶は二酸化炭素」と決め付けている節があり,ちょっと見方が偏っている気もするが,予備知識を蓄える上では役に立つと思う。
おまけ
今日のタイトルである「カーペット」でググってみたところ,「CO2カーペット」や「CH4カーペット」が表示される様子はなく,この番組関係のサイトがたくさん表示された。
地球温暖化の問題は,日本では依然として他人事なのかもしれない。
現在,洞爺湖で行われているサミットを機に,事態が改善するといいのだが。