2018.04.14 20:13

この春、我が家の長女は高校2年生になりました。
娘が通っている高校では、理科については、1年生で、物理基礎と生物基礎を履修し、2年生で、化学基礎を履修するカリキュラムになっています。
 
先日、初めて化学(化学基礎)の授業があった日、長女に「水は純物質?」と聞かれました。
水は、水素と酸素の「化合物」であるため、「純物質ではないのでは?」と考えた、とのこと。
 
確かに娘のいうとおり、水は、水素と酸素の化合物です。
が、水を、水素と酸素にバラバラにしてしまうと、もはや水としての性質はもちません。
バラバラにした水素と酸素が混ざった状態は、水ではなく、水素と酸素の混合物に過ぎません。
このことから、水は純物質、といえるのです。
 
といった話を長女にしたところ、納得してくれました。
 
ところが、現実に存在する水については、不純物をゼロにはできないので、厳密な意味において、純物質としての水は存在しません。
水を純物質と考えることができるのは、あくまでも理想の世界だけであって、現実の水は、微量ながらも、多様な物質の混ざった混合物なのです。
 
しかしながら、そんな話を、純物質を習ったばっかりの長女にしても、混乱するだけなので、「現実の水は厳密には混合物である」という話はしていません。
が、いつかはそういう話もしたいな、とは思っています。
Tags :
高校生
Z会スタッフの日常
化学
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