先日,宇宙ごみを漁網で一網打尽という記事を見つけました。
宇宙ごみ(スペースデブリ)については,以前,こんな記事を書いたことがあります。
その中で
「デブリの回収には,
人工的なデブリが有効かもしれません。
つまり,不要なデブリとの衝突(と合体)を
前提とした人工デブリを使えば,
デブリが回収できるのではないでしょうか。」
と書きましたが,今回の記事の技術は,まさにそのような技術ですね。
とはいえ,その記事を書いた当時,網を使う方法については,まったく考えが及びませんでしたが…。
イカロスのソーラーセールといい,今回の網(金属で編んだ長さ数キロの「導電性テザー」と呼ばれる細長い網)といい,コンパクトな状態で運ぶことができるものをつくる技術について,日本は世界のトップを走っていると思います。
そういう意味でも,今回の網は,非常に日本らしい優れた技術だと思います。
しかも,ごみの回収方法も,省エネ,かつ,シンプルで,非常に優れていると思います。
さらには,老舗企業が取り組んでいるところも,日本の技術力の高さを物語っていると思います。
実用化には,もう少し時間がかかりそうですが,成功の可能性は高いと思います。
宇宙開発への新たな貢献方法でもありますし,今後の応用を期待しています。