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プロフィール

◆社外からはZ会出版編集部,社内では学参開発課といわれる部署に所属。
◆理科書籍の編集担当。
◆書籍編集の過程や理科に関する情報を発信できれば,と思っています。

プロフィール

略歴

レアメタル

[2008年11月10日(月) ]

金属には,レアメタルと呼ばれるものがあります。
要するに,希少な金属のことなのですが,そのレアメタルを,微生物を利用して回収する方法が,確立されつつあるようです。

微生物の工業への利用といえば,以前,微生物を利用して石油を作る方法に関する記事,を見たことがあります。
微生物の利用は,いろいろな可能性を秘めているようです。
おそらくこれからも,微生物を利用したさまざまな技術に関するニュースを目にすることになると思います。
これはこれで非常に楽しみです。

レアメタルについては,身近なところで,レアメタルが使われている機器に,携帯電話があります。
たとえば,アンテナにはGa(ガリウム),液晶画面にはIn(インジウム),基盤にはPd(パラジウム),Au(金),電池にはCo(コバルト)が使われています。
この他にも,様々な機器に,レアメタルは使われているようです。
このため,最近は,「都市の中にこそレアメタルがある」のような意味として,「都市鉱山」という言葉ができたほどです。

普段の生活の中では,あまり意識することのないレアメタルですが,できれば,その恩恵にあずかっていることを,意識したいものです。
そのためには,やはり,理科(この場合は化学)の学習が非常に有効だと思います。
このニュースをきっかけに,周期表を見直してみる,というのもいいかもしれません。

ダイヤモンドゲーム

[2008年11月09日(日) ]

我が家では、ダイヤモンドゲームがブームになっています。

我が家でダイヤモンドゲームがブームになったのは、夏に帰省した際に、妻の実家にあったものをもらってきたのがきっかけです。
初めは、妻と娘の2人でゲームをしていたようなのですが、ダイヤモンドゲームは3人用のゲームということもあり、必然的に僕も巻き込まれてしまいました。
最初は、あまり乗り気ではなかった僕ですが、先月あたりから、すっかりはまってしまい、現在は、夕飯の後に家族3人でダイヤモンドゲームをするのが日課になっています。

初めのうちは、子どもの頃からダイヤモンドゲームに馴染んでいる妻の連戦連勝だったのですが、僕もここにきて、ようやくコツが少しわかり始めてきたので、ときどきではありますが、勝てるようになってきました。
また、娘も、着々と力をつけており、勝つ回数が増えてきました。

3人の力が拮抗してきたこともあり、以前に比べてゲームが白熱してきたので、このブームはしばらく続きそうです。

頭の体操にもなりますし、家族団欒の場ともなり得るので、みなさんにもオススメします。

[2008年11月08日(土) ]

今日11月8日は,語呂合わせで,「いい歯の日」だそうです。

ただし,虫歯予防デーとは異なり,歯そのものの大切さを考えるというよりは,むしろ歯並びや噛み合わせの大切さを考える日,という意味合いの方が強いようです。

歯並び・噛み合わせといえば,以前,『噛み合わせの驚異』という本を読んだことがあります。

その本の中には,「歯並びのよさと噛み合わせのよさの相関は,意外に低い」と書かれていました。
そして「歯並びが悪いからといって矯正が必要なわけではない」とも書かれていました。
「とくに,大人になってからは,噛み合わせが悪いわけでもないのに,審美的な理由で,歯の矯正をするのはやめた方がよい」と書かれていました。
大人になってからの歯の矯正は,見た目は綺麗になったとしても,噛み合わせが悪くなったり,歯周病の原因になることがあるらしいのです。

もし,歯の矯正をするのならば,なるべく若いときにやっておいた方がよいようです。
そして,大人になってからは,歯並びを気にするよりも,噛み合わせや,歯そのものをいい状態に保つことを心がけた方がよいようです。

歯の健康は,体の健康につながりますので,いつまでも,健康な歯でいたいものです。

海里

[2008年11月07日(金) ]

長さ(距離)の単位に「海里(かいり)」というものがあります。

「海里」は,「排他的経済水域」の「200海里」や,「領海」の「12海里」などで使われている長さの単位です。

実は,「海里」には何種類かあり,現在使われている「海里」は,厳密には「国際海里」と呼ばれるもので,1海里=1852mと決められています。

なぜ,1海里=1852mになったかというと,赤道から極までの距離の1/(90×60)の距離(両極を通る円の1/(360×60)の距離。緯度でいうと1/60度(=1分)に当たる距離)として,「海里」が定義されたからです。

この「海里」という長さの単位の特徴は,「球面に沿って測った長さ」であること,といえると思います。
通常,長さというと,長さを測りたい部分の両端を直線で結び,その長さをもって,「長さ」といいます。
たとえば,身長は,このようにして測った「長さ」ですよね。
しかし,「海里」は,直線で結んだ2点間の距離を測る単位ではなく,地球という球面に沿った2点間の距離を測る単位なのです。

そして,「海里」を単位として使うのは,主に海上における距離を測る場合です。
海面というのは,地球規模で見ると十分になめらかで丸いので,地球という曲面,しかも,それに最も近い形状を示す海面に沿って距離を測るときに,「海里」を使うわけです。
逆にいえば,「海里」という単位を使って距離を測っている時点で,「地球という球面(海面)に沿って測った距離ですよ」と宣言しているわけです。

このため,「排他的経済水域は200海里」のように表すんですね。

ちなみに,「排他的経済水域」の「200海里」という距離は,海岸線から大陸棚の端までの距離をもとに決められた値のようです。

マイケル・クライトン

[2008年11月06日(木) ]

小説『ジュラシック・パーク』の著者として有名な,マイケル・クライトン氏が亡くなりました

このブログでも,「ジュラシック・パーク」は何度が出てきましたが,いずれも映画の方を想定していました。
しかし,実は,小説の方も,映画を観て興味を持ったので,読んだことがあります。

映画「ジュラシック・パーク」は,子供から大人まで楽しむことができるような内容にしているため,難しい内容や細かい設定が省かれています。
しかし,小説『ジュラシック・パーク』は,設定が細かく,当時の最先端に近い科学知識が盛り込まれた,緻密な小説です。
とくに前半は,小説の設定の説明のために,専門用語がたくさん並んでいて,当時,科学的な知識が乏しかった僕は(20代前半だったと思います),かなり苦労しながら読んだ記憶があります。
今読み返してみると,間違った知見(その後,間違っていることがわかったもの)もなくはないのですが,それを補って余りある小説だと思います。

また,『ジュラシック・パーク』は,物理学科の学生だった僕が,生物学に対しても興味を持つようになったきっかけでもあります。
『ジュラシック・パーク』に出会わなかったら,科学に対する僕の知識・興味・関心は,今よりももっと少なく・狭く・偏ったものになっていたのではないかと思っています。

そんな『ジュラシック・パーク』をこの世に送り出してくれたマイケル・クライトン氏に対して,改めて感謝します。
そして,この場を借りまして,マイケル・クライトン氏のご冥福をお祈り申し上げます。

セシウム

[2008年11月05日(水) ]

昨日の国語力検定の中に,セシウムに関する記述があったので,今日は,セシウムCsに関する話から始めたいと思います。

国語力検定の内容からも類推できるように,セシウムは,ウランUの核分裂によって生じることがあります。
通常,核分裂(原子力発電や原子爆弾)に使われるウランは,質量数が235のものです。
そして,ウラン235は,核分裂により,質量数が70〜160程度の2つの原子核に分裂します。
分裂によって生じる2つの原子核の組合せには,いろいろなものがあるのですが,セシウムと対になるのは,ルビジウムRbです。

一般に,核分裂によって生じる原子核は放射能をもちます。
核分裂によって生じたセシウム(質量数は137や140などのものがあります)も,放射能をもちます。
このため,国語力検定に書かれていた,ワインに含まれるセシウムは,放射能をもつと考えられます。
が,その量はごくわずかなので,ワインに含まれるセシウムの放射能による健康被害は,無視できると思います。


こう書いてくると,「セシウムは放射能をもつから危険」という印象をもつかもしれませんが,すべてのセシウムが放射能をもつわけではありません。

たとえば,天然に存在するセシウムは,質量数が133で,安定な元素であり,放射能をもちません。
しかも,セシウム133は,我々の日常の生活を支えている元素でもあります。
実は,時間の長さは,セシウム133の振る舞いを基準として決められているのです
時間の長さを決めることができることからも,セシウム133は安定な物質であることが理解できると思います。


見慣れない・聞き慣れない元素名を見かけたり,聞いたりすると,「危険」と思いがちですが,必ずしもそうではありません。
また,同じ元素であっても,セシウムのように,質量数の違いによって,安定(放射能をもたない)であったり,不安定(放射能をもつ)だったりします。
すべての元素について,安定・不安定を覚えるのは容易なことではありませんが,せめて,何を見れば,安定(安全)か不安定(危険)かがわかるのかは,知っておきたいものです。
たとえば,理科年表が1冊あれば,この判断が可能です。
そろそろ来年度版の理科年表が発刊される時期ですし,これを機に1冊購入してみてはいかがしょうか。

復元

[2008年11月04日(火) ]

マンモス復元プロジェクトをご存知でしょうか。

このプロジェクトでは,まずは,永久凍土で凍死したマンモスの精子と,現代のゾウの卵子を用いて,50%雑種を誕生させます。
50%雑種のメスが生まれたら,今度は,そのメスの卵子と,凍死したマンモスの精子を用いて,75%マンモス(25%ゾウ)の雑種を誕生させます。
75%マンモスの雑種のメスが生まれたら,今度は,そのメスの卵子と,凍死したマンモスの精子を用いて,87.5%マンモス(12.5%ゾウ)の雑種を誕生させます。

この操作を繰り返していくと,理論上は,限りなくマンモスに近い動物を誕生させることができます。
これが,マンモス復元プロジェクトの目指すところです。

この実現に一歩近づいたとされるニュースを,今日,目にしました。
   凍結死体マウスからクローン誕生

ことの是非はともかく,ジュラシック・パークの世界が近づきつつあることを感じる,今日この頃です。

ジャグリング

[2008年11月03日(月) ]

昨日,大道芸ワールドカップin静岡に行ってきました。
僕自身は,大道芸に詳しいわけでもなく,しかも,あまり時間がとれず,さらには,初めての見学で,見方がわからなかったこともあり,残念ながら,多くを見ることはできませんでした。

しかし,その中で,印象に残ったのは,桔梗ブラザーズジャグリングです。
ボールを使ったジャグリング,ピン(クラブ)を使ったジャグリングがメインだったのですが,とくにピンを使ったジャグリングについては,2人で11本のピンをパスしながらジャグリングをするという,非常に高度な技で,観客を魅了していました。
兄弟ならではの,息のピッタリと合った技は,見応え十分。
世界的な大会で上位入賞の経験があるのも納得です。


今回,桔梗ブラザーズのジャグリングを見て,改めてジャグリングについて調べてみたところ,日本ジャグリング協会があることを知りました。
同協会の理事長の中嶋潤一郎さんは,1991年に,国際数学オリンピック日本代表に選ばれた際,数学者で大道芸人のピーター・フランクルと出会ったことがきっかけで,ジャグリングを始めたそうです。

以前のブログに書いたように,僕自身は,ジャグリングは物理だと思っています。
しかも,物理の基礎になるのが数学であることを考えると,物理・数学とジャグリングの間には,いろいろと共通点があるのかもしれません。

衣替え

[2008年11月01日(土) ]

僕が住んでいる辺りでは,10月1日(と6月1日)が衣替えの時期なのですが,僕は,他の人に比べると,寒さに鈍感(暑さに敏感?)らしく,10月1日(や6月1日)に衣替えをすると,自分の寒暖の感覚にしっくりきません。

そんなわけで,秋の衣替えは,1ヵ月遅れの11月1日頃,春(夏)の衣替えは,1ヵ月早い5月1日頃に行っています。

ちなみに,ウィキペディアの衣替えの項目によると,南西諸島では,5月1日と11月1日に,衣替えが行われているそうです。
つまり,僕は,本州に住んでいながら,南西諸島に住んでいる気分(気温?)を味わっている体質といえそうです。

こんな僕ですが,昔から,衣替えが1ヵ月ずれていたわけではありません。
少なくとも大学に入るまでは,半月程度のずれだったと記憶しています。

この半月のずれが,僕の体質の変化によって生じたとは考えにくいので,もしかすると,いわゆる「地球温暖化」の影響かもしれません。
あるいは,単に,住む場所が変わっただけかもしれませんが…。

10月

[2008年10月31日(金) ]

10月の最終日ということで,10月(と9月)にアクセス数の多かった僕のブログについて,振り返ってみたいと思います。

この期間,アクセス数が多かった僕のブログは,上位から順に,次の9つのようです。
#実際には,トップページへのアクセス数が最も多いです。
#それを除いた9つが以下のものです。

   宝くじ
   走り幅跳び
   コーヒー
   重力加速度
   カブトガニ
   創立記念イベント
   日没
   状態方程式
   石灰


この他にも,これまでの経過を見る限り,山形東高校は,9番目の石灰と,アクセス数がそれほど変わらないと思います。

それから,9月にも書いたのですが,「コーヒー」は,6月のブログであることを考えると,かなり根強い人気があるといえそうです。

今月のブログは,これで最後です。
今月もお付き合いいただき,ありがとうございました。

来月も,よろしくお願いします。

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