理科や科学においては,「思考」や「試行」が大切。
そこで,日々の仕事や出来事の中での「思考」や「試行」のうち,役立ちそうなことを,
理科担当としての「指向」性にもとづいて書いていく予定です。
とはいいながら,単に自分の「嗜好」に走っているだけかもしれませんが…。
[2009年07月04日(土) ]
今日,家族で買い物に行った際に,アイス(氷菓)を買ったので,ドライアイスをもらいました。
しかも,アイスとドライアイスを同じナイロン袋に入れてくれたので,「これは,昇華を娘に見せる絶好のチャンス」と思い,ナイロン袋の口の部分を握り,娘の目の前で持っていました。
すると,時間の経過とともに,ナイロン袋が膨らんできます。
やがて,割れそうなまでに膨らんだ袋を見た娘は,「破裂しそうで怖い」と言い出しましたが,袋の口は,単に握ってあるだけなので,適当に膨らんだ状態を見計らって,中の空気(大部分は二酸化炭素)を抜き,今度は,娘に,袋の口を握らせてみました。
もちろん,娘が握っても,ナイロン袋はだんだん膨らんできます。
娘は楽しそうに,その様子を見ていました。
今回,娘に見せた現象は,「昇華」だけでなく,「固体と気体の体積の違い」を目にできる現象でもあります。
こういう現象を予め経験しておくと,それらについて学ぶ際の障壁が低くなると思っているので,可能な限り,娘に見せるようにしています。
ただし,今日,見た現象に関していえば,「昇華」について勉強するのは中学理科,「固体と気体の体積の違い」について勉強するのは高校理科なので,小学2年生の娘にとっては,まだまだ先の話です。
さすがに,それまで覚えておくのは無理かもしれないので,これからも,ドライアイスを手に入れることができたら,娘の前で,いろいろ試してみる予定です。
[2009年07月03日(金) ]
7月1日のブログでも少し触れましたが,今月22日に,日食を見るため,鹿児島まで行きます。
できれば皆既日食を見たいと思っていたのですが,チケットがとれなかったので,皆既日食は諦めました。
その代わり,九州本土内で,できるだけ南に行き,できるだけ細い太陽を見たいと思っています。
そんなことを考えながらasahi.comを眺めていると,日食が見られる地域を,気球を用いて空から撮影するという記事が目に入りました。
その記事によると,「日食の当日は、志布志(しぶし)、鹿屋(かのや)、鹿児島各市などのいずれかから気球を上げる」とあります。
和歌山大学の学生さんたちが取り組むそうなのですが,運がよければ,その様子を見ることができるかもしれません。
皆既日食が見れないことが決まり,日食を見るに当たってのモチベーションが少し下がっていたのですが,この記事を見て,再び,モチベーションが上がりました。
当日は,太陽の様子を見るだけでなく,気球も探しながら,鹿児島の地をドライブしたいと思います。
[2009年07月02日(木) ]
浅瀬で身動きがとれなくなったクジラという記事を見つけました。
この記事を見て思い出したことを書いておきます。
水中でのみ生活する生物は,陸上で生活する生物ほど,体を支える機能,すなわち骨を必要としません。
水中では,浮力が働くため,体を支える必要がないからです。
一方,陸上で生活する生物については,体の体積が大きければ大きいほど,体の体積に占める骨の割合が大きいことが知られています。
たとえば,ネズミは,体の体積に占める骨の割合が小さいですが,ゾウは,骨の割合が,かなり大きい動物です。
つまり,陸上生物は,骨の割合という制限があるため,あまり大きくなることができません。
さて,今回のクジラですが,当然のことながら,水中で生活する生物なので,体を支える機能を担う骨の量は,多くありません。
しかし,体は巨大です。
写真を見る限り,体のかなりの部分が水の外に出ているので,骨には,すでにかなりの負担がかかっていると思います。
折れた骨も,かなりあることでしょう。
そして,よほど運が良くない限り,このまま息絶えてしまうと思います。
かわいそうではありますが,人間がクジラの体を支えるのは,ほぼ不可能です。
それは,クジラの骨に,支えられるだけの強度がないと考えられるからです。
ときどき,陸に打ち上げられたクジラの話を聞きますが,おそらく,ほとんどの場合は,死んでいると思います。
そういったニュースを見るたびに,それぞれの生物には,生存に適した環境があることを思い知らされます。
[2009年07月01日(水) ]
今日になって初めて気が付いたのですが,先月(6月)は,このブログを書き始めてから,初めて1ヵ月間毎日ブログを書いた月でした。
国立科学博物館に行ったことで,いろんなネタを仕入れることができたのが,1ヵ月毎日書きつづけられた要因だと思います。
やはり,情報収集(ネタ集め)は大切です。
また,1ヵ月間のアクセス数でも,6月は,過去最高を記録しました。
読者の皆さま,ありがとうございました。
アクセス数は,ブログを書きつづける上で,大きな励みになっています。
これからも,より多くの方に読んでいただけるものを書いていきたいと思っていますので,どうぞよろしくお願いします。
念のために書いておきますと,自分の中での更新頻度の目標は,1週間に6日です。
休日,とくに日曜日は,家族と過ごす時間が長いため,ブログ更新に充てる時間が取れない可能性があります。
それから,7月は,日食を見に行く予定(残念ながら,皆既日食は見れそうにありませんが,できるだけ南に行って,欠けている部分が極力大きな日食を見る予定です)や,家族で旅行に行く予定があり,その間は,インターネットを使用できないと思いますので,更新できない日が何日かあると思います。
ご了承ください。
[2009年06月30日(火) ]
昨日もヨーグルトというタイトルのブログでしたが,今日もヨーグルトというタイトルで書きたいと思います。
我が家では,10年ほど前,(倹約のため)ヨーグルトを作っていました。
といっても,市販のヨーグルトと牛乳を使って作っていただけですが。
作り方はいたって簡単です。
まずは,保温用のポットを用意し,熱湯で殺菌します。
その後,ポットを冷まします。
※一旦,冷まさないと,ヨーグルトの菌まで死んでしまうので。
そして,40℃程度に温めた牛乳をポットに入れます。
続いて,ヨーグルトの種として,市販のプレーンヨーグルトを50g程度入れ,一晩待ちます。
すると,ヨーグルトができ上がります。
でき上がったヨーグルトは,市販のものに比べると,水分がやや多く,味も若干薄めでしたが,家庭で食べるには十分な代物でした。
ちなみに,でき上がったヨーグルトを種にして,再びヨーグルトを作ると,何度試しても,さらに水分が多く,味が薄いものができてしまうので,ヨーグルトの再生産は止めることにしました。
自宅でのヨーグルト作りは,数ヵ月続いたのですが,その後,比較的安くヨーグルトを購入できる店を発見したため,終了しました。
が,娘にもヨーグルト作りを経験させてあげたいので,再びヨーグルト作りに挑戦してみようかな,と思っています。
娘が夏休みに入ったら,一度やってみたいと思います。
[2009年06月29日(月) ]
我が家では,毎朝,プレーンヨーグルトを食べています。
各社から出ているプレーンヨーグルトを試した結果,森永乳業のビヒダスが気に入ったので,それを食べ続けています。
ところで,少し前に,明治乳業のブルガリアヨーグルトが,値段は据え置きで,内容量が500gから450gに減りました。
それを横目で見ながら,「ビヒダスは500gのままだなぁ」と思っていたのですが,ビヒダスも,つい最近,値段は据え置きで,内容量が450gに減りました。
しかし,それを見た僕は,「これはブログのネタに使える」と思ったので,少しニヤッとしてしまいました。
そこで,問題です。
「今回,ビヒダスは,値段据え置きで,
内容量が500gから450gに減りました。
これは,100g当たりで考えると,
何%の値上げになるでしょうか?」
[2009年06月28日(日) ]
先週の日曜日から1週間にわたって、「国立科学博物館シリーズ(仮)」ということで、ブログを書いてきました。
ブログを書きながら、改めて強く感じたことは、「国立科学博物館は、本物を見てもらうための努力をしている」ということです。
大恐竜展でちょっと物足りないと思ったのも、スケルトンになったエスカレーターがあるのも、温度がちょっぴりしか上がらないジュールの実験が再現されているのも、様々な角度から日本列島を表しているのも、可能な限りの元素を集めているのも、色つき・大きさつきのHR図を展示しているのも、実物大のクジラの像があるのも、すべて「本物を見てもらいたい」がゆえの展示だと思うのです。
もちろん、本物を展示できない場合や、完全な再現が難しいものもあります。
そういう場合は、精巧な模型を用意したり、可能な限り新しい知見を示す、といったフォローがなされていました。
そのため、たとえ本物を見ることができなくても、見る側がワクワクできるようになっています。
だから、また行きたくなるんですよね。
実は、今回は、いろいろと事情があり、一人で行ったのですが、次回は、ワクワクを共感できる人と一緒に行きたいと思っています。
その方が、国立科学博物館をもっと楽しめますので。
[2009年06月27日(土) ]
僕の実家がある岡山県玉野市には、市立玉野海洋博物館という水族館のような施設があります。
僕が最後に行ったのは、小学生のときなので、細かいことはほとんど覚えていないのですが、クジラの全身骨格が展示されていたことだけはハッキリと覚えています。
おそらく、全長10m程度のクジラの骨格なので、クジラの中ではとりたてて大きいものではないと思うのですが、自分自身が小さかったこともあり、その大きさには驚きました。
「実家に帰ったら、今でも展示されているかどうか確かめよう」と思ってはいるのですが、時間が取れないまま、現在に至っています。
そして、今週ずっと話題にしてきた国立科学博物館には、出口のすぐ外に、実物大のシロナガスクジラの像があります。
[2009年06月26日(金) ]
地学では,ヘルツシュプルング・ラッセル図(HR図)という図の読み取り方を習います。
HR図は,恒星に関する図で、横軸に表面温度,縦軸に明るさ(絶対等級)をとったグラフです。
横軸の温度は,右にいくほど低く,縦軸の明るさは,上にいくほど明るくなるようにとります。
HR図上に,多数の恒星の状態をプロットしていくと,左上から右下に向かう帯状の分布が現れます。
これを主系列(主系列に含まれる恒星を主系列星)と言います。
また,主系列の右上には,巨星(赤色巨星)と呼ばれる恒星が分布し,主系列の左下には,白色矮星と呼ばれる恒星が分布します。
国立科学博物館にも,HR図があります。
しかもカラーです。
さらには,恒星の大きさ(直径)の比がわかるようになっています。
※通常,HR図上では,恒星を「点」で表すため,
※色や半径を判断するのは、なかなか難しいのです。
[2009年06月25日(木) ]
昨年の8月23日のブログでも書いたように,国立科学博物館には,実物の元素を展示した周期表があります。