![]()
![]() |
![]()
![]() |
![]()
![]()
|
![]()
![]()
|
[2008年02月29日(金) ]
高2の娘が日本史の一問一答式問題集を持ってきた。
定期テスト対策をして欲しいというのだ。
Z会のものではない。学校指定の他社製である。
問題集を使わず、教科書を見ながら問題を出すこともできる。
そのほうが、歴史の流れを再確認させられると思うのだが、
「お父さんが問題を出すと、時間がかかり過ぎてテスト範囲が終わらない」と却下。
「それなら一人でやれば」と思う。
しかし、娘の気持ちを察すればむげにできない。
ここのところ、高校受験を控えた次女の勉強をみてやっている。
それを長女がうらやましく思っているのだろう。
まあ、グルーミングみたいなものだ。
範囲は安土桃山から享保の改革の前まで。
一通り、学習はできているようだが、ちょっと変だ。
「なかやまみち」「ひしがきかいせん」などという。
中山道に菱垣廻船のことだ。
角倉了以にいたっては「漢字かけるんだけど、なんて読むの?」
授業を聞いていないで、教科書読んで覚えたというのがばれてしまった。
[2008年02月28日(木) ]
今日は午前10時から午後5時過ぎまで採用面接。
Z会側4人、学生3人の集団面接である。
学生はすでに書類選考を受けているので、ほぼ粒ぞろいである。
しかし、教科試験と面接でさらに絞りこまなければならない。
事前に配布されたエントリーシートのコピーを丹念に読み、
何を聞こうか考えてから面接会場に臨む。
まず、人事担当が型どおり「志望動機」を聞く。
大学受験時にZ会を経験し、今度は提供する側にまわりたい、
教員をめざし、教育実習に行ったが学校のあり方に疑問をもった、
塾講師・家庭教師を経験し、教育にやりがいを感じた、
数学の楽しさを伝えたい、
それぞれに熱のこもった志望動機が語られる。
ここからがわれわれの役目。
どれだけ教育について真剣に考えているか、
「教えたい」気持ちに見合う「教える」能力と適性はあるか、
組織の中で働くためのコミュニケーション能力はどうか、
状況に応じた対応ができそうか、
大学での専攻、サークル活動、アルバト経験などに関して
いろいろな質問をぶつける。
抽象的な答より具体例のほうがよくわかる。
一つの質問に多くの言葉を費やして回答されるより
簡潔な回答のほうが、質問を重ねやすくなり理解が深まる。
回答ばかりを評価するのではない。
表情も、視線も、声調も、しぐさも、
その人の感情、価値観、性格を知る材料になる。
しかし、われわれが学生を評価し選別しているのと同時に
われわれも学生から評価され選別されている。
だから、20人もの学生を面接するのは結構疲れる。
人事担当はこれを連日繰り返すのだから大変である。
[2008年02月27日(水) ]
昨日は雨降る暗がりを帰った。
それなのに、「雪未だ降りやまず」というフレーズを頭から拭い去れなかった。
ニ・ニ六事件を想起していたからである。
「雪未だ降りやまず」とは、青年将校に率いられた兵士たちの証言集、
サブタイトルに「続ニ・二六事件と郷土兵」とある。
埼玉県史編纂の一環として刊行されたのは、もう20年以上も前だ。
読んだときの戦慄を今も忘れない。
ニ・ニ六事件、その評価をしようとは思わない。
ただ痛ましいと思うばかりだ。
青年将校に率いられた兵士のことである。
初年兵、20歳そこそこという若さでクーデターに荷担した。
上官である青年将校の命じるままに。
クーデターは失敗、
青年将校は自決、あるいは処刑された。
兵士については原隊復帰すれば咎めずと告知された。
しかし、その結果はどうであったか。
過酷な転戦を強いられ多くが戦死した。
生還した兵士たちの証言は歳月を経て生々しい。
固有名詞を凝縮した教科書の記述からは伺い知れない歴史がある。
[2008年02月26日(火) ]
[2008年02月26日(火) ]
今日の朝日新聞の記事、「草思社支援に書店の輪」を読んだ。
私にとっても草思社は思い入れのある出版社である。
最初に読んだのはブライアン・グリーン著「エレガントな宇宙」だったろうか。
リチャード・フォーティー著「生命40億年全史」だったろうか。
どちらも堂々たるハードカバーで読み応えがあった。
といっても、「エレガントな宇宙」を読み通して、
「超ひも理論」の何がわかったのか心もとない。
そもそも11次元なんてイメージのしようがない。
でも、科学のフロンティアに触れている感じがして楽しかった。
「生命40億年全史」はエディアカラ動物群の化石発見のエピソード
などわくわくして読んだ。比較的読みやすい本だったと思う。
マーク・ブキャナン著「複雑な社会、単純な法則」は非常に明快に
スモール・ワールドを説明している。
知人の知人を6回たどれば、
世界中のどんな人ともつながるのだという。
私の知人がどうつながってジョン・マケイン候補にたどりつくのだろう。
アンドリュー・パーカー著「眼の誕生」は面白く読み始めたが、
途中で止まっている。
草思社はそそられるテーマをそそられるタイトルの本に仕立てる。
上手に本をつくる会社だと感心していた。
その草思社が行き詰まってしまう。
出版界の現実のなんという厳しさ!
[2008年02月25日(月) ]
国公立前期試験が始まった。
今年も京大に折田先生像は現れたのだろうか。
折田彦市先生は、第三高等学校の初代校長で、
京大の自由な学風を築いた人だという。
折田先生を讃えるため構内に銅像が建てられたが、
度々いたずらされ、いたんだため撤去された。
その後、折田先生像と称したオブジェが毎年、京大の入試にあわせて
現れる。
ちなみに2007年はポコちゃんだった。
今年はどんな折田先生像だったのか知りたい。
<折田先生を讃える会>
http://freedomorita.web.fc2.com/
[2008年02月22日(金) ]
いよいよ国立大の前期試験が始まる。
ここまでくれば、自分を信じ入試本番に集中できるよう
気持ちを高めるしかない。
さて、先輩を案じる2年生にとっても、
今は進路を考える重要な時期である。
私の娘も進路に悩み始めている。
「東洋哲学って、何をやるのかな?」
「インド哲学といえば、ウパニシャド、そこから仏教やヒンドゥー教が発展する。中国哲学といえば、諸子百家だが、儒教・道教が代表だね。」
「それって、おもしろい?」
「うーん、お父さんは専門に勉強したわけではないけど、仏教関係の本は興味深く読んだ。唯識論というのだけど、世の中は『空』、つまり実態はない。感じるという識があるだけだという考えだよ。」
「難しそうだね。」
「そう、何冊か本を読んだけど、本当はよく分かっていない。でも、なんで急に東洋哲学に関心をもったの?」
「漢文が得意だから、東洋哲学かなあって。」
「漢文のどんなところがおもしろい?」
「項羽と劉邦の話。おもしろかったので司馬遼太郎の本も読んだ。」
「原典は司馬遷の『史記』だね。『史記』の研究なら哲学ではなくて歴史学か文学だろうね。」
次の日の娘の質問。
「司会者って、何学部でてるのかな?」
悩みの幅がもう少し狭ければ、アドバイスのしようもあるのだが‥‥
[2008年02月21日(木) ]
前日下見をしていないので不安だったが、
バスを降りたらすぐ試験会場の建物が見つかったのでホッとした。
なにしろ、大学の構内は広い。
そして、無秩序にいろんな建物が並んでいる。
私立大を受けたときは、構内に入ってから
目指す号館がなかなか見つからなくて焦った。
試験時間はあっという間に過ぎたように思う。
英語も国語も書かせる問題が多かったが、
日本史は「400字で説明せよ」などという問題がいくつも
並んでいて、ともかく腕が疲れた。
試験終了後、「英語は簡単だったね」などと声高に話すもの
がいたが、すぐにその場を逃れ、多くを聞かないようにした。
試験が終わった後、できたという自信はなかったが達成感はあった。
[2008年02月20日(水) ]
私にも受験の思い出がある。
もう30年も昔の話だ。
共通一次の導入と同時に一期校と二期校の区別がなくなった。
共通一次5教科7科目を受け、自己採点をする。
なかなかいい点数が取れたと思ったのも束の間、
新聞報道で予想以上に平均点が高いことを知った。
予備校などに自己採点結果を送って志望大学の合格可能性を探るが、
何しろ大きな入試改革の初年度であるので、
予備校のデータがあてになるのかどうか、おおいに疑わしかった。
本命の国立大を受ける前日にようやく私大の合格を確認し、少しホッとしたが、
それから、さがしあてた宿は、出入りするところを見られたくない
と思うような、いかがわしさ漂う旅館だった。
それでも、同じ大学を受ける同宿者が3人いた。
受験前夜、会話がはずむわけもなく、早めに床についた。
さて、第一志望の大学にめでたく合格し、登校したその日、
「よう!」と声がかかった。
同宿者の一人である。
その晩、二人で語り合った。
次いつ会うとも決めずにわかれ、
大学で会う度に「今日、暇か?」「じゃあ、いこか」
という感じで呑み友達になった。
専攻は違ったが、いろいろ話せるいい奴だった。
[2008年02月19日(火) ]
受験生の移動がさかんな時期である。
新幹線に乗れば受験生らしき若者を見かける。
Z会の教材を広げていたりするのを見ると、思わず声をかけたくなる。
でも、ぐっとこらえる。集中を乱してはいけない。
「Z会のものです。受験生ですね。ぜひ、がんばってください。」
と見ず知らずのおじさんから声をかけられたら、
受験生としてはうれしいだろうか。やはり、不審に思うだろうか。
前期試験まであとわずか。
添削管理担当部署は届いた答案をできるだけ前期試験までに
お返しできるよう必死だ。
教材作成部署はもう新年度の教材編集にとりかかっているが、
入試問題の傾向が変われば即座に対応しなければならないので
次々に届く入試問題に気を奪われている。
広告宣伝の担当、お客様センターも業務のピークだ。
教室も受講者の直前指導と新しい受講者の受け入れ準備に忙しい。
受験生があわただしいころ、Z会もあわただしい。