高校1・2年次は部活に明け暮れ、夏休みの宿題で手一杯であった長女。
今年の夏休みこそ、悔いが残らないようきちんとした学習計画を立てたいという。
そこで、アドバイス。
まず、学習の目標を決めなさい。
直近の模擬試験の成績データが材料である。
第一志望の判定はなかなか厳しい。
どうすれば合格ラインに届くかを考えれば、やるべきことが見えてくる。
英語はまずまずの点が取れている。
毎日一定のペースで問題をときつづけるとよい。
他教科とのバランスも考えながら、強みを磨いてほしい。
国語は得点のわりに偏差値がいい。
つまり、そう高得点が望める教科ではないということだ。
国語は、古文・漢文でできるだけ点を稼ぎたい。
文法・語彙の確認が第一。古文・漢文の常識を身に付けると思わぬ失点が防げる。
問題集を解くばかりではつまらないというなら、
原文・現代語訳対照の作品を読書のつもりで読むのもよいだろう。
現国は小説に比べ評論文の失点が大きい。
どこに何が書いてあるかを図式化するつもりで新聞の文化面を読んだらどうだろうか。
一番得点力を高める余地があるのは日本史である。
模試の得点状況を確認してみると、古代と近世、それに文化史が十分でないことがわかる。
(直近の模試は近現代が範囲外であった。)
まず、教科書の古代・近世を読み直せ。
本文だけでは足りない。欄外の註や図表こそ出題のねらい目なのである。
重要語句は書いて覚えよう。一問一答式の問題集で知識の定着を確認する。
(長女の場合、志望大学の出題傾向への対策よりまず基礎固めをさせたい。)
どうしても覚えにくいものは目立つところに貼っておくとよい。
文化史は教科書を読んだだけでは頭に入らない。
建物・絵画・彫刻は写真を確認しておこう。
著作物もタイトルだけ覚えてもしょうがない。
歴史的に評価されるどんな特徴のある作品か用語集などで調べておきたい。
ひと手間かけることで、かえって覚えやすくなるように思う。
近現代史はちょうどZ会のカリキュラムの7・8月に当たっている。
活用すればよい。
学習計画は時間割を作ることではない。
確認した目標を達成するためにやらなければならないことを書き出してみなさい。
その一つ一つをいつまでに終わらせるかがスケジュールになる。
毎週末にチェックして、無理そうな部分を修正していってもよい。
夏休みの終わりには、やるべきことのどれだけができたか、自分で確認できるようにしておきなさい。
いつになく神妙にアドバイスを聞いていた長女。
成果やいかに。