中学から高校にかけて日記をつけていた。
誰にも見せないつもりだから、正直な気持ちを書こう。
そう思っても、正直な気持ちを言葉にするとウソ臭くなる。
正直な気持ちというのは、言語に整理する前の混沌をいうのだろう。
揺れ動く気持ちを言葉にするのは難しいと知った。
中学のとき、女の子と文通をした。
必ず返事をくれる男の子。
そう見込まれて紹介されたのだ。
少し気取った手紙を書いた。
少し気取った返事が届いた。
共通の話題は少なく、お互い自分のことばかり書いていた。
一度も会ったことのない相手だったから、
いつか会おうねと約束して、ついに会うことはなかった。
高校のころ、よく投稿をした。
新聞、雑誌の読者欄に数百字の文章を投稿すると、
掲載のお知らせと謝礼が送られてくる。
音信が途絶えていた友人から「見たよ」という連絡がうれしかった。
掲載されるコツがわかるとつまらなくなった。
コツは、
最初にとがったいい方をすること
具体例(実体験)を少し誇張して書くこと
少しひねった結びを用意すること。
今、ブログを書いている。
読んでくれる人のことを考えたり考えなかったりしながら、
問わず語りに綴っていこうと思うのだが、
それでいいのだろうか?