土日は家族で私の故郷を訪れた。
父母が眠る墓に花と線香を手向け、
次女の高校進学を報告。
父母に二人の将来を見守ってくれるよう祈る。
過去碑には祖父母、曽祖父母の名も見える。
(祖母は存命であるため朱で名が刻まれている。)
そこはわが一族の墓地である。
比較的珍しい姓のはずだが、同姓の墓碑が並んでいる。
古い墓碑銘は判読しずらいが、丹念に見ていけば
祖先の名をさらに数代遡って知ることができるだろう。
六地蔵には寛政の年号がある。
墓地ができたころのものかも知れない。
103歳の祖母を病院に見舞い、近くの温泉に一泊。
帰りに「ライオンキング」を観た。
小学生でも十分楽しめる内容の劇だが、無論、大人の鑑賞にも堪える。
動物の動きの表現がすばらしい。
ただ、疑問がない訳ではない。
ライオンの王の子が
王位を簒奪した叔父を倒して王国を継承する
という物語。
直系による正しい王権、それが王国を幸福にし、
傍系による邪な王権、それが王国を不幸にする、
そんなイデオロギーが透けて見える。
娘達にどう思うと問うてみたが、回答はなし。
私は系図上、分家の分家に生まれた末弟である。
それでも祖先から連綿と続く繋がりの中にいると自覚している。