Z会の自己啓発支援制度のメニューに、図書カードの支給がある。
図書カードで購入した図書は会社に報告しなければならない。
そのリストを作りながら思った。
「新書ばかり読んでいるなあ」
21冊中、単行本2冊、選書1冊、文庫4冊、あとはすべて新書である。
新書は600、700円代と安価で、かさばらず、2時間で読めるという手軽さがいい。
そして、専門家が初心者のためにわかりやすく書いてくれるのがうれしい。
いろんな出版社が新書を出し始め、扱われるテーマも多様になった。
ただ、粗製濫造も危惧されるところだが……。
高校生の皆さんも、大学でこんなことを勉強したい、
という「こんなこと」を新書でのぞいてみてはどうだろう。
どんな新書があるか調べるためには新書マップが便利だ。
http://kaze.shinshomap.info/
たとえば、サブプライムローンというキーワードで検索してみる。
そうすると、アメリカの経済、金融システム、住宅・都市問題といった関連テーマが表示される。
(エレキギターとかアニメーションといったテーマが出てくるのは不思議だ。)
アメリカの経済をクリックすると、
中尾武彦著「アメリカの経済政策」(中公新書)
春山昇華著「サブプライム問題とは何か」(宝島社新書)
広瀬隆著「アメリカの経済支配者たち」(集英社新書)
などが表示される。
金融システムをクリックすると、
倉戸康行著「金融vs国家」(ちくま新書)
本山美彦著「金融権力」(岩波新書)
若林秀樹著「ヘッジファンドの真実」(洋泉社新書y)
などが表示される。
私が読んだのは本山美彦著「金融権力」(岩波新書)だ。
低所得者向けローンを集め分散してもリスクが減るはずもないのに、
格付け会社が高く評価したために多くの金融機関が債権を購入し、被害が拡大した。
そのあらましを詳しく知ることができた。